セカンドライフのレビュー・評価ゲームには違いないのだが

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【良い点】
非常に自由度が高い。 ゲーム内の全てのものを自分で制作することが可能で、それを販売して得たゲーム内通貨は換金出来る。
欲しいと思った物は大抵どのような物でも存在するというくらいアイテムが豊富。
アバター(キャラクター)に自分だけの個性を持たせることが出来る。
世界中の人々とコミュニケーションを楽しむことが出来る。
サウンドはそれぞれの土地のオーナーがネットラジオを使って流すか、好みの曲をオーナーのPCから配信したりなど自由に選曲できて良い。 ただしユーザーが自分でwinampなどを使えば同じという見方もある。

【悪い点】
最初に何をして良いか戸惑う、と言うよりは何もすることがない。 自分で楽しみを見つけられない場合はいつまで経っても退屈。
ある程度の英語が判らなければ戸惑う場合が多々ある。
何でも作ることが出来るというのが一つの売りとなっているのだが簡単ではない。
PCのスペック要求は高め。 低スペックPCでも動くが最低のグラフィック設定だと極端に質感を失うので味気ない。
同じ場所にログインユーザーが集中しているとパフォーマンスが異常に下がって全く身動きが出来なくなることがある。

【総評】
ゲームというよりはコミュニティである。 2007年頃はTVでも話題になっていたが宣伝されたほど素晴らしい世界ではない。 今現在の運営開発のCEO(最高経営責任者)がElectronic Arts社の副社長を務めたRod Humble氏で、セカンドライフをゲームプラットフォームとして開発することを宣言したせいか、以前よりはゲーム色が強くなってはいるが、所謂ゲームを期待してログインすると失望する。

グラフィックについては、SIM(個人が所有する土地)の制作者によって同じ世界とは思えないほど見栄えが変わる。 センスの良い熟練した作者の手にかかったSIMなら他のゲームと比較しても決して見劣りするわけではない。
また、ファッションを楽しむという点では飽和状態とも言えるほどアイテムが豊富で数について言えばこれを凌ぐゲームはない。 そのせいか一般のMMOなどと比べると女性ユーザーが多い。

日本人のいる場所も少なくないので、そこから出なければ英語が出来なくとも困ることはないが、そこから離れた場合、大抵は英語で話すことになるので判らない人は戸惑う。考え方を変えれば、積極的に会話に応じると英語力が身に付くし他の外国語の学習も出来る。

他のゲームに疲れたら、ちょっとログインしてコミュニケーションを取るのに良い。
ただし、年齢層が高いわりには全体的にユーザーの程度が高いわけではないし、会話内容は他のMMOのチャットと大した変わらず不相応に子供っぽかったり素行の悪いユーザーもいる。 もちろん有意義な会話を出来る人もいるので、そういう人と出会うことが出来れば面白く感じるかもしれない。
あまり一般的ではないために私は御薦めはしない。

評価

総合評価 3.33
システム 3.00
グラフィック 4.00
サウンド 4.00
イベント 3.00
料金 3.00
運営管理 3.00

投稿者情報

投稿者 umi24(1)
プレイ期間 25ヶ月以上
状態 活動
投稿日 2012年3月19日
更新日 2012年3月19日

セカンドライフ公式サイト

本レビューは2012年3月19日に投稿、2012年3月19日に更新され、現状と異なる場合があります。また、ユーザーの投稿をそのまま表示しているため誤った情報が掲載されている場合があります。ご自身の責任においてご利用下さい。

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