はじめに
■モンスタードラゴンとは
TCGとRTSを合わせたブラウザゲーム。
基本的に戦争で得た報酬でガチャを回してカードを集めて自戦力を強化していくことになる。
OBT中なので有料ガチャは未開放。
■基本的なルール
10分毎に開催される戦争では4国各25名の計100人で戦う。
所属国は毎回勝手にランダムに振り分けられる。
30分の間にマップ上に配置されたクリスタル鉱床を撃破してクリスタルを確保し
最終的にクリスタルを一番多く持っていた国が勝ち。
■基本的な戦略
まず最初にマップ上に散らばる鉱床を落とし、
クリスタルを多く確保した者はそれを死守する。
鉱床が枯渇したら敵軍の大量保持者を狙っていく。
■観戦モード
戦争に参加せず、100ギルを賭けて一位の国を当てれば200ギルになるモード。
二位でも100ギルは戻ってくるので、負けが込むことはそうそうないかもしれない。
悪い点
■勝敗は味方次第
いくら強力なデッキを編成しても、単騎で暴れられるようなバランスにはなっていない。
その為自軍の味方と協力して動いていかなければ勝利はありえない。
そしてお察しの通り、このゲームで敗北に繋がる最大の要因は味方である。
以下はありがちな「残念な味方」の例。
・殆ど枯れて撃破するメリットの薄い鉱床をいつまでも叩き続ける
・明らかに囮の、クリスタルを持たない突出した敵に我先にと群がり手札と行動機会を浪費する
・クリスタルを大量に確保しているのに前線に出て奪われる
・ろくに動かない。戦場エントリーだけして放置している可能性あり
・周囲にトドメ狙いの敵軍が居るにもかかわらず、鉱床を弱らせてトドメを持って行かれる
などなど挙げ出せばキリが無い。
25名という限られた戦力でそんなプレイヤーが多ければ勝敗がどうなるかは明らかだ。
■その原因
内政パートやシングルモード等が無いので、
ルールや勝ち方を理解したプレイヤーと始めて十数分の初心者が同じ戦場に立つ事になる。
だからと言って初心者に指示を飛ばしても理解されるか不明であるし、
下手をすれば軍師様(笑)だの指示厨だのと叩かれるのが日本のお国柄である。
チュートリアルもあるが基本的な操作の説明だけで何の役にも立っていない。
■予想される将来
スムーズな連携が出来なければお話にならないので、ギルドで固まる排他的な身内プレーが主流になる。
課金が始まれば課金者の必死度が上がり、初心者や下手なプレイヤーを許容出来なくなる。
結果的に気楽・手軽がウリのブラゲとはかけ離れた殺伐としたゲームが完成するだろう。
まとめ
戦略ゲームとしても、カードゲームとしても、ブラウザゲームとしても破綻している。
ブラゲの分を弁えず色々やろうとして滑り倒している印象。
とりあえず時間を潰せればそれでいいという人向け。
評価
総合評価 | 3.17 |
---|---|
システム | 2.00 |
グラフィック | 4.00 |
サウンド | 4.00 |
イベント | 3.00 |
料金 | 3.00 |
運営管理 | 3.00 |
投稿者情報
投稿者 | omame(10) |
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プレイ期間 | 1ヶ月未満 |
状態 | 活動 |
投稿日 | 2011年12月6日 |
更新日 | 2011年12月6日 |
モンスタードラゴンサービス終了
本レビューは2011年12月6日に投稿、2011年12月6日に更新され、現状と異なる場合があります。また、ユーザーの投稿をそのまま表示しているため誤った情報が掲載されている場合があります。ご自身の責任においてご利用下さい。