丁度カードゲームをやりたい時に見つけたので少しやっています。
ブラウザ上で10枚1組のデッキを組み立て、対戦するカードゲームです。
ルールは単純で敵クリーチャーを全滅させる、
または対戦プレイヤーのライフを0にさせた方が勝ちとなっています。
上位のクラスになるとデッキ枚数が20枚、30枚と使える枚数が増えていきます。
良い点
- 戦闘はすべて自動で行われる
- 携帯サイトと連動しているので手軽
- プロモーションカードの豊富な種類
悪い点
- デッキのカード投入枚数に制限がない
- 他プレイヤーとのコミニュケーションを取る機会が皆無
- カードの値段は割高な気も
戦闘はすべて自動で進む
戦闘は自分で組み立てたデッキを大会に登録して決まった時間に試合が自動で行われます。
ターン制で交互に進めて経過ターンでクリーチャーを召喚したり、マジックカードの効果が発動します。
勝敗だけは携帯電話のサイトでも確認することもでき、どこでも状況がわかるのは手軽でいいと思いました。
ただTCG独特の思考する部分がないので、自動で進むのが良くないと言う人もいます。
リアルカードとレンタルカード
ネットカードダスという事でリアルカードとレンタルカードの2種類が存在します。
リアルカード:ブースター、カードダス、ウエハースで手元に残る本物のカード
レンタルカード:ゲーム内通貨で上記と同じものを購入できるデータのカード
リアルカードは説明の必要もないですが本物の紙カードです。
レンタルカードはゲーム内通貨でカードダスなどを引いてデータカードが購入できます。
ただし大会の1シーズンが終わると自動的に消去されてしまう期間制のカードです。
始めたばかりであれば運にもよりますが、レンタルカードで十分遊べると思います。
20枚のデッキになるとレンタルのみでは厳しいですが、プロモーションカードを利用するといいでしょう。
プロモーションカードは主に雑誌などのコラボレーションカードなんですが、
一部を除きコードが共通でリアルカードと同じで扱いなので消去されません、興味のある方は探してみてください。
所属勢力専用のカード
このゲームでは4つの勢力が存在していて、特定のカードは所属勢力でないと使用ができません。
ブースターやカードダスで手に入るリアルカードについても同様です、違う勢力の専用カードが出ると結構ヘコみますw
ただ一定期間で所属する勢力を変えることも出来るので違う勢力のカードが出ても使う機会はあります。
現状で優遇されている強い専用カードがある勢力は「青」と「紫」です、
試しにやりたい方はここに所属すると出たときに使えるので楽かもしれません。
バランスは典型的なレア依存ゲーム
デッキを組み立てする際にどのカードゲームでも同じカードはだいたい3枚か4枚までだと思います、
しかしこのゲームではカードの枚数に制限はないので、やろうとすれば同じカードで1デッキ組むことも可能です。
裏を返せばすべて強力なレアカードで固めてしまえば同様のレアデッキ以外の勝負はまず負けません。
カードゲームで出した金額分だけ強くなるのは必然ですが、こうも露骨であると眉をひそめてしまいます。
ネタデッキの幅も狭めてしまいますが枚数制限は必要だと思います、今のままでは戦闘が大味な印象です。
総評
まだ第1弾しか出ていないので見切りを付けるには難しいですが正直微妙な出来です。
手軽に遊べますが、自動戦闘のためいざ腰をすえてやれる程のものではないです。
現状のバランスですと特定の勢力を単色で勝率を上げるには、レアカード複数登録するしかないのも理解しています。
しかしこれでは札束で殴り合っているのと大して変わらないでしょう。
カードゲームをプレイした人であれば、シナジーやコンボが上手くいった時の快感はご存知だと思います。
贅沢かもしれませんが、少なくとも今のサイバーワンにはそれが足りません。
第2弾でどう調整入れてくるか楽しみに思いつつ、現状では本格TCGとは名乗れる出来じゃないなと思いました。
評価
総合評価 | 2.67 |
---|---|
システム | 2.00 |
グラフィック | 3.00 |
サウンド | 3.00 |
イベント | 3.00 |
料金 | 2.00 |
運営管理 | 3.00 |
投稿者情報
投稿者 | ts2010(5) |
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プレイ期間 | 2~3ヶ月 |
状態 | 引退 |
投稿日 | 2011年11月2日 |
更新日 | 2013年8月1日 |
サイバーワンサービス終了
本レビューは2011年11月2日に投稿、2013年8月1日に更新され、現状と異なる場合があります。また、ユーザーの投稿をそのまま表示しているため誤った情報が掲載されている場合があります。ご自身の責任においてご利用下さい。