ドラゴンネストRのレビュー・評価次世代型、第一号ですね。

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前々から注視してきた次世代型オンラインゲームが遂に日本上陸しましたね。
ドラゴンネストはMO寄りになりますが、その出来は良く、奥も深い仕様となっています。
特にプレイヤースキルに大きく左右されるゲームバランスは一見の価値があります。
日本では現在クローズドβテスト中です。残念ながら面白くなる15レベル以上には進めなくなっていますが、どのようなゲームなのか掴むには充分でしょう。
テスターの皆様には今後に良い結果が残せるよう、テスターとして頑張っていただきたいですね。

システム

最近では珍しくありませんが職ごとに性別固定です。これは賛否両論分かれるでしょうが、これからは一部を除き、この形が定番になります。
職は初期は4種類、それぞれに装備可能な武器があります。武器の種類もいくつかあり、同じ職業でも武器によって通常攻撃の方法が変わってきます。
これまでのオンラインゲームでは攻撃のモーションが変化するだけの仕様ですが、ドラゴンネストではその高い物理演算処理により、モーションが違うだけで戦い方も変わってきます。
例えば敵を強く飛ばすと壁や地面に跳ね返り、ダウン状態になっても攻撃を加える手段がいくつか用意されているため、慣れてくると反撃の機会を与えず倒す事も可能です。
集団戦が基本となるため、コンボを繋げるためにはプレイヤースキルが必要となってきます。
PTでは仲間とコンボを繋げる事もでき、そのバリエーションは非常に豊富です。
また、簡単な操作で動かせるのでアクション初心者でも段々と慣れてくるバランスは良いですね。
私の場合、ウォリアーでハンマーを愛用してます。自己最高記録は54コンボです。これを超えられるよう頑張ってみてください。

PVP

ドラゴンネストの醍醐味、それはPVPです。
専用のチャンネルに移動し、広大な戦闘MAPの中で1VS1、複数VS複数などが楽しめます。
1VS1では全体的に見ると操作が比較的簡単で強力なウォリアーが勝率が高いですが、結局のところはプレイヤースキルが命運を分けます。
職にはそれぞれ有利な戦況というものがあります。

・アーチャーならば相手を足止めしつつ間合いを離し、強力な遠距離攻撃を。
・ウォリアーならば相手に隙を与えず接近戦を。
・クレリックならば相手の隙をつき、近接から中距離まで。
・ソ-サレスならば詠唱時間や状態異常などを考慮した戦闘を。
といった具合ですね。また、複数戦闘の方が得意な職もあり、苦手な職もあります。

如何に自分が有利になる戦況を作れるかの駆け引きが面白いですね。
クローズドβではまだ遊べないようですね。残念なところです。

グラフィック

キャラクターの頭身がやや特徴がありますが、背景からモンスターまで滑らかな作りになっています。モンスターひとつとってもモーションがきめ細かく、家庭用ゲームに負けないほどの作りですね。キャラクターはモーションキャプチャーを施しているだけあり、ぬるぬると動きます。
ここまでシステムやグラフィックが凝っているものになってますが、ゲーム自体はそこまでハイスペックが必要というわけではなく、中スペックでも設定次第ではサクサクと動くでしょう。

BGM

完成度は高いですね。
王道ファンタジー的な作りになっており、特筆すべきこともありませんが、手抜き感は見当たりません。

総評

日本では5月オープンβ開始ですね。
MOなので好き嫌いが分かれると思いますが、合う人にはこれまでにない最高のゲームになるでしょう。
しかしこれから先、続々と次世代型が日本に上陸してきます。
比例してハイスペックなマシンも必要になるというリスクこそありますが、そのどれしもがドラゴンネストに匹敵する、或いは…といった出来なので運営手腕が問われますね。
また、国産でも有名な作品が次世代型という形で控えていますね。
しかしそれらを含めてもドラゴンネストは最高峰の出来なので機会があれば遊んでみてください。

評価

総合評価 2.83
システム 4.00
グラフィック 4.00
サウンド 3.00
イベント 3.00
料金 2.00
運営管理 1.00

投稿者情報

投稿者 kasasagi(41)
プレイ期間 1ヶ月未満
状態 休止
投稿日 2010年5月2日
更新日 2010年12月12日

ドラゴンネストR公式サイト

本レビューは2010年5月2日に投稿、2010年12月12日に更新され、現状と異なる場合があります。また、ユーザーの投稿をそのまま表示しているため誤った情報が掲載されている場合があります。ご自身の責任においてご利用下さい。

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