蒼天次世代MMOに慣れるには格好の素材ですね

一見、MOの類に見えますがれっきとしたMMOです。
見た目や世界観は某シリーズに酷似してますが一線を引ける作品ではありますね。
また、次回作である蒼天2の情報が既に発表されてますが蒼天2は何故かクリック型MMOに戻っています。次世代として遊ぶなら2よりもこの作品ですね。

操作性

操作がこれまでの作品とは違い、マウス控えめのキーボード主体となるため操作性が180度変ってくる次世代MMOの操作に慣れるのには良い作品だと思います。
これから続々と登場する次世代MMO、例を挙げますとマビノギ英雄伝、C9、TERA、Blade＆Soulなどの作品はこの蒼天よりも複雑な操作を必要とします。
キーボード操作に慣れるという点ではうってつけの作品だと思います。
パッド操作も可能なのですが、パッドの種類によっては設定があべこべになり若干混乱するかもしれませんね。カメラ視点の変更に戸惑いがちです。

システム

キャラクター作成のレバートリーが少なく、性別も固定されており、今後増えるそうですが現時点では少なめのパーツなどで個性が非常に出にくいのが残念ですね。
一通りゲーム内を見てまわりましたが、個性を出す課金形態になると思います。
戦闘では某シリーズを経験しているならば入りやすい仕様となっていますが、ジャンプが殆ど機能しておらず、その必要性も殆どありません。
また、基本行動をスキルで増やす形式なので基本操作に関しても最初から全て揃っているわけではありません。
この蒼天はMMOであるため、各MAPの英雄(ボス)の沸き待ち張り付き行為や、PKMAPでの入り口での張り付き行為などが今後増える可能性があります。
クエストアイテムのドロップ率も現仕様では恐ろしく低確率がためにオープンβ以降修正が無ければクエスト対象の取り合いも発生するでしょう。このために一部の収集クエストが一向に終わらない方も大勢いるのではないでしょうか。
徒党(PT)を組んだとしてもドロップは共有ではないことが拍車をかけていますね。

操作性、現仕様に慣れることができて初めてこの作品を楽しむことができると思います。
基本的に蒼天は面白みを秘めており、奥も深く、プレイすればするほどその世界に惹きこまれることでしょう。
現在はクローズドβの段階なので今後充分に期待できる作品だと思います。

クエスト

○○を○体倒せなどのお馴染みのものから、メインクエストまでこれまでの作品と同様のものが多いですね。謎解きなど、頭を使うクエストは今のところは発見できていません。
メインクエストは最初に自分で選んだ三国（魏呉蜀）の武将と共に攻略をするものであり、歴史に残るあの戦を体験できるものです。
共に戦う武将のAIが比較的高く、自キャラよりも活躍してしまうことも多々ありますが、それはそれで面白いと思います。

声優

各キャラの声は気になりませんが、プレイしていてNPCの声に違和感を覚えました。
それもそのはず、ナレーションを含め、ある声優が1人20人役をされているとのことです。
いくらその道のプロであっても少し無理があるのではないでしょうか。
設定ではNPCの音声をoffにできません。20人も役をこなした声優様には申し訳ありませんが、何かしらの対応が必要になってくると思います。