ペーパーマンのレビュー・評価あまり深くは考えない。ちょっとやって楽しかったらそれでOK

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「FPSというジャンルは残酷描写があるから」という理由でFPSを敬遠してる一がいるのなら、まず何を勧めるかと言われればこのペーパーマンだろう。
甲高い銃撃の合間に聞こえる敵や自分に銃弾が当たった音は「ペシッ」、だって紙だもん。
勿論相手の紙(敵)が横を向いてたら弾なんて殆ど当たらない。だって紙だもん。
グレネードに当たったらダメージは少ないけど空に飛んでしまった!だって紙だもん。
世界観もそうだがゲーム中の戦闘音からして見事に殺伐とした戦場とは思えない爽やかな雰囲気がかもし出されている。
着せ替え要素もありその装備によって多少性能が向上したりもするが、強豪と競り合うような戦いをしてもその違いは殆ど感じない為純粋にお洒落を楽しんでもいいだろう。
ゲームをプレイする上でチャンネルも初級、中級、一般と設けられてそれぞれ自分のキルレート(自分が倒された回数と倒した回数の内訳)にあわせて入れる部屋が限られてくるので、なれない初心者ならば初級チャンネルに行ってのんびりと撃ち合いに興じるのもいいだろう。
ただ一般チャンネルともなると他のチャンネルには制限で入れないような"猛者"が集まっている為、少々覚悟が必要だ。そういった状況で和気藹々と撃ち合いに興じるのも悪くはないが。

ちなみに銃器の性能が十月のアップデートによりかなりテコ入れが入りK7という高連射、高威力、高精度、低反動という異常だった武器が少なくともちゃんと反動がついて撃ちっぱなしではまともに当たらないようになる等全体的にゲームバランスが見直されたようだ。
K7については大分前からユーザーの間での議論もあってかようやく運営も重い腰を上げたか、といった所だろう。ただこの銃器の全体的な修正が入った時もユーザーには殆ど説明が無く、違和感を感じたユーザー達が過去のデータから検証をしてようやく判明した事だった為反発の声が上がっているのも事実ではある。
運営がサイカンからゲームポットに変わったりゲームのシステムや銃器性能が変わったりと目まぐるしい動きを見せたペーパーマン。だが紙を相手に撃ち合うのは思いの他楽しく、純粋に弾を当てた時の音が爽快だったり自分のキャラクターに様々なアバターでお洒落を施して楽しむといった要素もあり、殺伐としがちなFPSを実に楽しく出来る点は相変わらずである。

重厚なグラフィックな訳でも綿密なゲームバランスに裏づけされた訳でもない。ただ純粋に紙同士で撃ち合って弾が当たった時の音やキャラクターの声を楽しむ事が出来たならあなたは十分このゲームを楽しめているだろう。
あとはまぁ、長続きするかしないかの差だけだと思う。
10/28追記
肝心の武器や装備購入システムは一言で言えば安い。武器だけ見ても一度買えばその後は1~2回の戦闘で稼げる程度のゲーム内マネーを使えば修理出来る上かなり長い間使い続けられるので、やればやるだけ武器や装備は買い溜めていけて、後は維持に必要な期間制のグレネードだけ考えれば簡単に維持が可能だ。一部オシャレ装備やキャラクターボイス変更アイテムは有料だが武器の種類も他ゲームと比べて非常に多い分有料のお洒落が必要なければ無料でも十分楽しめるだろう。

評価

総合評価 3.33
システム 4.00
グラフィック 3.00
サウンド 3.00
イベント 3.00
料金 4.00
運営管理 3.00

投稿者情報

投稿者 tibiru(19)
プレイ期間 4~12ヶ月
状態 引退
投稿日 2009年10月27日
更新日 2011年12月29日

ペーパーマンサービス終了

本レビューは2009年10月27日に投稿、2011年12月29日に更新され、現状と異なる場合があります。また、ユーザーの投稿をそのまま表示しているため誤った情報が掲載されている場合があります。ご自身の責任においてご利用下さい。

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