【良い点】
艦艇の細かいグラフィックやディテール等、細部までリアルな艦艇を眺め、操作出来る現状唯一のゲーム。
艦砲射撃や魚雷発射のロマンを味わうには最高と言っていい。
以上、良い点はこれだけ
【悪い点】
民度の話は何処のオンラインゲームに行っても根本は変わらないため割愛する。
悪い点を書き出すと筆が止まらなくなるぐらいこのゲームと運営には課題が多い。
・ゲームバランス
WoTと同じく各国家による艦艇が存在しているのだが、国家ごとの艦艇性能に雲梯の差が有り、性能バランスはbeta時代から何も学んでおらず、「バトルを忠実に再現」などと謳い文句があるがTierすら下の艦艇にダメージ値が負け、データ上での装甲強化により対国家によっては同じTierで同じ場所に命中してもダメージすら出せない。
国家を上げれば日本とドイツが現状最弱国家、アメリカが現状最強国家になり、主に空母と戦艦には顕著に現れている。
そこそこの艦艇性能差であればプレイヤースキルでカバー出来る場合もある、しかしこのゲームはTierが上がる程カバーしきれない程性能差をつけているためまともな戦闘が起こる事がほぼ稀な戦場が殆どである。
・マッチング
酷いの一言に尽きる、先日改善アップデートが来たが先ず根本的に前述の圧倒的な艦艇性能差による理不尽な戦闘を強いられていてかつ更に格上過ぎる艦艇と戦わされるのがこのゲームのマッチングである。
マッチングシステムそもそもが欠如しており、マッチング範囲はTier+か-2という大きく差が開いており、高Tierに行こうものなら8でマッチング待機しているとTier10の戦場に入れられ、的にされて帰ってくるオチが待っている。
しかもこのマッチング、酷い時にはTier7艦艇とTier5艦艇しかおらず間のTier6艦艇が居ない戦場もザラにある。
そもそもの性能差をつけるのであれば、マッチングを良くしなければ成り立たない、それすらも改善せず一国家のみ強化と弱体化しかしなかった運営にはほとほと愛想が尽きたプレイヤーも多い。
・勝利しても敗北しても赤字になるクレジットシステム
Tier8~10の艦艇に乗った事があるプレイヤーなら分かると思うがこの頃になると戦闘毎クレジットが赤字になる回数が増え、ついにはクレジットが尽き、出撃すら出来なくなる。
特に戦艦や空母乗りのプレイヤーは殆どの場合赤字になり、高Tierの艦艇で気軽に戦闘に参加するという事が出来ない、また撃沈されれば法外なクレジット請求が飛んでくるため消極的なプレイヤーをシステムが作り出している点も否定出来ない、唯でさえ艦艇購入でも法外なクレジット額を要求されるのに貯まらないため進展もままならない。
【総評】
以上の事からいち国家が全く戦えず、一強を強いられるゲームバランス、好きな艦艇を活躍させることが出来ない理不尽な戦場がこのゲームの特徴である。
第一次と第二次世界大戦の艦艇を眺めるには最適なアプリケーションであり対戦ゲームではない。
【余談】
事実、beta時代にはプレイヤー人口はアジアサーバーでも3万~4万人程、ピーク時には5万人を超える程居たが現在アジアサーバーでのアクティブプレイヤー人工は1万人にも満たなくなり始めている。
評価
総合評価 | 2.33 |
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システム | 1.00 |
グラフィック | 4.00 |
サウンド | 4.00 |
イベント | 2.00 |
料金 | 2.00 |
運営管理 | 1.00 |
投稿者情報
投稿者 | keys(2) |
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プレイ期間 | 25ヶ月以上 |
状態 | 引退 |
投稿日 | 2018年5月7日 |
更新日 | 2018年5月7日 |
本レビューは2018年5月7日に投稿、2018年5月7日に更新され、現状と異なる場合があります。また、ユーザーの投稿をそのまま表示しているため誤った情報が掲載されている場合があります。ご自身の責任においてご利用下さい。