ファントムグリード課金要素は手抜き。リアル時間拘束で社会人にはつらいゲーム。

【良い点】
お世辞にも良いとまでは言えないけれど、グラフィックは及第点。
カードの絵柄もばらつきは有るものの悪くないし、やけにポップな感じのナビキャラも今までDMMではあんまり見なかった新鮮な感じで悪くないと思う。

【悪い点】
プレイヤーは何らかのギルドっぽいものに必ず所属し、1日2回、30分間特定の時間固定で開催されるバトルに参加するアリーナというものがあって、これがメインコンテンツ。
これは同DMMで提供されているゲーム「ドラゴンプロヴィデンス」に似てる。

合う人には合うのかもしれないけれど、時間に1分でも遅れるとこのアリーナには一切参加が許されない。リアルの時間固定でべったり張り付かなきゃいけないゲームというのはスケジュールの都合がつけづらい社会人には正直苦痛と言わざるを得ない。

続いてカード。
メインの課金要素である筈なのだが、グラフィックに騙されてはいけない。
これは実はただの「絵が付いた装備品」である。
他のDMMゲームにはカード毎にイベント等が用意されていて、キャラクター性を掘り下げるための何らかのストーリーがあるものだが、このゲームには基本的にそれが無い。
唯一超低確率（2％）で排出するSSRにのみ例外的に用意されているが、そんなのが拝めるのは一部の重課金者のみである。

悪い点は以上。

【総評】
別に戦闘が楽しくないわけでは決してない。
グラフィックも及第点レベルで特にダメなわけではない。

しかし最重要コンテンツのカード課金が擁護のしようがない手抜き。
メインコンテンツの戦闘も時間の都合がつかない人には参加すら許さないというもの。

先日早くもサービス終了が告知されたが、まあ当然の結末だと思われる。