機動戦士ガンダムオンライン Pay to Win＝悪質な課金スキームの実験場

【良い点】
・ガンダムシリーズの正規作品である
・原作のグラフィック、BGMでプレイ出来る
・多種多様なMSに触れることが出来る

【悪い点】
・悪質なガチャ＝課金スキームの筆頭格
・ガチャ前提のゲームバランス
・チート、暴言等の取り締まりは皆無に近い
・試合の質が低下し、復旧不可能

【総評】
悪質な課金スキームを長期間敷いたらどうなるのか、
ユーザは安定的に確保できるのか、ゲームバランスは崩壊するのか
ガンダムを使って、そういった一連の実験を行う場です。
一部では、このゲームタイトルのプレイヤーが
口論の結果、包丁で相手を刺した噂も囁かれています。

ゲームの前提にあるのが「ガチャ」
様々なゲームタイトルで問題視されていますが、
このタイトルでも同様です。

ガチャの問題点は以下の通りです。
　1.当たり（レアユニット）が存在する
　2.レアユニットが超火力で他のMSを蹂躙する
　3.蹂躙されたプレイヤーは不平不満を述べる
　4.調整が入り、以前の当たりMSは産廃となる
　5.新しい当たりMSが実装され、1～4が永久に繰り返される

一連のぶっ壊れ⇒産廃の不毛ループにより
射幸心を煽られた結果、正常な判断力を失い、
課金ガチャに大金を注ぎ込んだプレイヤーが
ソーラレイザクや、コロニーレーザーガンダムに跨って、他プレイヤーを圧倒する。

当然ながら、正常な判断力を持つ一般ユーザは早期に離脱します。
残ったユーザに難があるのは当然の帰結です。

ゲーム運営企業の立場からすると
短期間で爆発的な利益を上げられるので、
会社としては非常に良いことになりますが、
日本のゲーム市場として見た時に、
それは果たして文化として呼べるのか、疑問が残ります。

評価

機動戦士ガンダムオンラインサービス終了

本レビューは2017年3月22日に投稿、2018年8月25日に更新され、現状と異なる場合があります。また、ユーザーの投稿をそのまま表示しているため誤った情報が掲載されている場合があります。ご自身の責任においてご利用下さい。