ディヴァイン・グリモワールありがとう　ディヴァイン・グリモワール

長い期間楽しませてもらった感謝を込めて

ディヴァイングリモワール（以下「DG」）を黎明期から2年以上ガッツリ遊んだ者です
このゲームは手持ちのカードで指定枚数のデッキを作り　ダンジョンや対プレイヤー戦を楽しむゲームです

カードは豊富で思うデッキを工夫できる本当に楽しいゲームです
評価では「課金万歳」系の発言がありますが　案外そうではありません
「こういうカードがあるならこういうデッキも成立するのでは？」という遊びがあります
『とにかく強いカードを沢山』というデッキが作りたいとなると新参者には厳しいですが　工夫次第で上位に駆け上がれます
トリッキーなデッキを持ったレベルがいくつも下の人になんと苦しめられたことか…
また「イベント」ではその場でランダムに与えられたパックでデッキを構成する大会があります
これは本当に古参でもダメな時はダメでした

「無課金」でもいわゆる『天下一武道会（EX戦）』（ランキングが32位以内の人が出られる凄い大会）に出た人を知っています

とてもバランスが良く（課金もすればいいというわけではない　ガチャなので出るときは出るし出ないときは出ない）壁が低いゲームです

でもこれは始まって1年くらいまでです
それを超えると人数の減少が始まります
運営の立場として「初心者を集めたい」→「古参を超えるために一発逆転のカードを売る」→「それに殺到し手に入らなかった人が引退」
という負のスパイラルに落ちます
このあたりから「○○が課金しても手に入らなかったので引退します」というフレンドさんを見るようになりました
『必殺のカード』が次々とラインナップされていきます
（DGをプレイした方ならわかると思いますが　DSを2000k消費してカードの出現率を試したことがありますが　運営さんのアナウンスにほぼ同じでした）

悲しいかなDGにも過疎の波が来ると小手先（に見えますプレイする者としては）の新しいカード販売のみでダンジョン（期間限定の遊び場）も開設しなくなりました
こうなると　インをするのはただ辛いだけになってしまいます
本当にシステムやカード運びは楽しかった
上位のランキングにならなくたって楽しかった
でも「もうこれにはついていけない」と思ってしまったのが　引退理由です
「必殺カード」を入手できたか　それに払うだけの金額をもっているか　そしてそれを手に持って「自分より弱い人を狩っても心が痛まないか」ということを試されてしまっている気がします

対プレイヤーゲームなので　新規の方は厳しいと思います

出来ることなら
出来ることなら　また
黎明期のDGを　仲間とともに駆け抜けたい
グラフィックもシステムもそのままで構わない
アルカナパックや魔鏡なんかが出る前のDGで遊びたい

もう一度　初期のDGが出来るのなら
連絡がつくだけの仲間を呼び集め
自分はそこにまた睡眠時間を削ってインするでしょう

ありがとうDG
とっても楽しい2年オーバーでした

［のすたるじっくガールズに続く→］