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○FEZとは
1.10年続いたPVPゲームである
　FEZは10年以上もサービスが継続している国内でも数少ないPVPゲーム。
　そのためPVPゲームとしては一定のクオリティを保っている。
　ただし、長期に渡りサービスが継続している他の
　オンラインゲームの類にもれず『ベテラン（古参）』プレイヤーや
　精通しているユーザーがほとんどであることと
　PVPゲームという仕様上、新規ユーザーへの敷居は極めて高い。
2.黄金期を過ぎた下降するだけのゲーム
　直近でサービス以来初とはるレベルキャップの開放が行われたが
　レベルキャップ開放は気にならないレベルなので意味はない。
　また、過去には7つ近くあったサーバーも現在は
　1つに統合されていることからユーザーの減少度合いは明らかである。
　新規スキルの追加や既存スキルの削除、修正などが行われたがどれも
　『ゲームの魅力』を上げる方向へは
　作用しておらず空振りに終わっている。
○ゲーム性としても問題
1.基本戦術は味方を餌にスコアを出す
　今のFEZは20/20で睨み合っている場合、20人同士がぶつかるのではなく
　20のうちから1人を釣り上げて袋叩きにするゲームである。
　そして1人を釣られた側はその味方を助ける振りをして群がってきた
　敵に攻撃を当てる戦いである。
　初心者は釣られて袋叩きに遭う餌な場合が多い。
2.建築回復スキル削除によるネズミ戦術の横行
　歩兵同士で戦うのではなく建築物（オベリスク）設置し領域を
　確保することが定石なのだが、アップデートで建築を
　回復するスキルが削除されたため、敵陣奥地に建てられた
　オベリスクに召喚獣『ナイト』（ゲーム中最高の機動性）で
　接近し、召喚解除をし建築物を攻撃する行為を繰り返し
　破壊をすることが有効戦術となっている。
　建築回復スキルも賛否両論があったが、少なくとも
　敵オベリスク領域無いでは召喚（あるいはナイト）を解除出来ない
　ようにするなどの対応をとれなかったのかが不思議でしょうがない。
　前線で戦っているプレイヤーはこのネズミ行為の繰り返しに
　より徒労に終わる。
　（奥側のオベリスクは破壊されると被ダメージが大きいため）
3.一部テクニック
　公式では紹介されていないテクが多々あり
　それを使えるかどうかで劇的に変わってくる。
　特に顕著なのは『持ち替えステップ』でありこのテクニックは
　使える側は100％得をして使えない側は100％損をする
　テクニックである。細かい仕様に関しては割愛するが
　武器持ち替えマクロを利用し、適切なタイミングでステップを
　行うことで武器の持ち替え動作をキャンセルすることが出来る。
　これを利用すれば敵をスタンさせてから高火力のスキルを
　叩き込むという連携を一人で行うことが出来る。
　（本来は片手武器と両手武器という線引がされている）
　使えるのであれば使って絶対に損はないテクで
　一人で足止めも追撃も出来るのであれば
　片手武器のみ、両手武器のみのプレイヤーではなく
　持ち替えできるプレイヤーがいればいい。
　
4.都合のいいラグを発生させるユーザー達
　過去には半歩という任意に位置ズレを行うユーザーで溢れ
　問題となったが、対策をされてこれは減少した。
　結果ただのラグアーマーにとって変わった。
　最近ではどんどん姑息になっており
　回避行動（ステップ）の着地の瞬間のみラグを発生させて
　無敵になるユーザーが多い。
　FEZの基本はステップの着地に攻撃を当てる『ステップ狩り』な
　ため、このラグを利用するユーザーはそれだけで強い。
　もっとあからさまなのはスタンした瞬間にラグらせて無敵となり
　数秒後に動き出すなどがいるが、さすがにバレるので
　こちらを行うユーザーは稀である。