HUE、2011年タイトル展開をプレス向けに公開、新作として街中を疾走するフリーランニング・アクションゲーム「フリージャック」を発表

ハンビットユビキタスエンターテインメントは、2月15日に報道関係者向けのカンファレンスを実施、新作タイトル「フリージャック」を発表した。

今回は、報道関係者向けにHUE2010・2011年のタイトル展開を実施、HUE代表取締役「キム・ユラ」氏が直接進行するとてもアットホームな発表会となった。本記事はインタビュー形式で語ったキム・ユラ氏の言葉をそのままお伝えしよう。

HUEタイトルラインナップについて

キム・ユラ氏

「ちょいトレ英会話」や「エクスビート」のようなカジュアルゲームは、以前は日本のオンラインゲームにはなかったもので、すごく大変な部分もありました。ですが当時は大きな運営会社が扱わないようなタイトルに挑戦してきました。2010年にサービスを開始したものには満足するもの、しないもの両方ありましたが、オンラインゲームでは「続けていくこと」が大事だと思っています。それに関しては私自身、そしてHUE全体でもあきらめないようにと考えています。また、聞いたことのないようなタイトルにも積極的に挑戦していきます。

トピックス

2010年のトピックスとして、「グラナド・エスパダ」タイトルリニューアル、「ヘルゲート」正式サービス、そしてHUE初の単独イベントとなった「Hanbit Station2010」開催について、キム・ユラ氏が語ってくれた。

キム・ユラ氏

次期オフラインイベント「Hanbit Station」はあまり暑くない時期にやりたいと思います。会場は秋葉原でもなく、コンベンションセンターでもない、面白い場所を企画しています。新作発表も含めてユーザー様にお届けする予定です。また、なぜ「Hanbit Station2010」を実施したのかと言うと、オンラインゲームのネガティブなイメージを払拭し、オンラインゲームを知らない人も、イベント会場でいつもとは違うコミュニティを築いて欲しいと思って開催しました。また、現場で頑張って働いているスタッフたちもぜひ見てもらいたいですね。「Hanbit Station2010」の最後ではとにかくとても感動したことを覚えています。

「グラナド・エスパダ」については、リニューアルにおいて韓国でも盛り上がっていて、前時代のゲームというイメージがなくなり、休眠ユーザーも遊び始めたということが嬉しいです。また、とにかくキム・ハッキュ氏が「グラナド・エスパダ」に愛情を持っているのでこれからもどんどん遊んでほしいですね。

HUE・T3 Entertainmentの展開・近況

キム・ユラ氏

「GRANDMER」については韓国で2011年2月8日にOBTを迎え、さらにネットで販売された専用コントローラも売り切れが続出しており、またスマートフォンでコントロールするアプリもリリース予定です。「三国之天」では、韓国では盛り上がっていて、2011年2月22日にOBTを予定しており、クライアント先行ダウンロードも開始しています。「Auditon2」は、スペックもエンジンも改善し、現在はさまざまな音楽会社に楽曲の提供の交渉をしているところですね。そして「MYTHOS」については、日本でのサービスは決定しているタイトルで、ようやく先月ロシア・ドイツでCBTを開催しました。「ディアブロ」好きなら絶対にハマります！

新作「フリージャック」について

HUEが放つカジュアルゲームの新作はフリーランニング・アクションゲーム「フリージャック」だ。街中を疾走し、障害物を乗り越え競争相手を蹴落とす、ダイナミックなアクションを楽しむことができる。キム・ユラ氏は、イメージを膨らませる動画を公開してタイトルの紹介をしてくれた。

本作では、グラフィックにトゥーンシェイディングを利用して描画され、仮想の都市「New Jack City」を疾走しながら進んでいくフリーランニング・アクションゲーム。多彩なキャラクターや衣装も用意される予定で、実際に動画を見たのだが、かなりスピーディーでさまざまなアクションが繰り広げられ、壁や街中の施設などを利用して進んでいく爽快感が魅力的だった。1人プレイはもちろんチームプレイも可能なようだ。