覚者に立ちはだかる新たな脅威―「ドラゴンズドグマ オンライン」“骸の将”や懐かしの“イービルアイ”が登場するシーズン3.1アップデート先行体験会レポート

カプコンがPS4/PS3/PC向けにサービス中の「ドラゴンズドグマ オンライン」。メインストーリーの追加と共に、新たな敵やコンテンツを追加する大型アップデート「シーズン3.1」が12月14日に実装されることに合わせて、メディア向けの先行体験会が実施された。

アッカーシェランに巣くう脅威の一つ「魔軍四将軍」。その一柱である“獣の将”を打ち倒し、大陸奪還への光明を見出した覚者たち。大型アップデート「シーズン3.1」では、さらなるメインストーリーの進展に合わせて次なる脅威“骸の将”が登場するほか、「ドラゴンズドグマ」に登場した強敵・イービルアイが本作に蘇る。

本体験会では、この2大注目モンスターとの戦闘を先行して体験することができた。“獣の将”とはまた異なるバトルが楽しめる“骸の将”、そしてあの頃よりもさらに凶悪になったイービルアイについて、戦ってみた所感や注意すべきポイントなどをお伝えしていこう。

多彩な魔術と怪力を駆使して覚者を翻弄する“骸の将”

シーズン3.0で戦った“獣の将”は、その名の通りさまざまな魔獣を従え、戦闘中でも多様な獣を呼び寄せて覚者を苦しめた難敵だった。今回相対することになる“骸の将”もまた、二つ名が示す通りの特徴を備えた強敵だ。

魔軍を率いる四将軍の一人にして、死せる骸を操る“骸の将”は、意外にも四将軍中一番の怪力を誇る。人間のことを魔獣の餌程度にしか考えていなかった残忍な性格の“獣の将”とはまた異なる苛烈な性格で、手にした大槌で力任せに相手を叩き潰すことを好む。また死骸に対して強烈な執着心を示しており、戦闘中の会話からは異邦人であるガルドリンらの“骸”を蒐集しようとしている様子が伺えた。

大槌による攻撃は攻撃力も高く非常に強力ではあるものの、モゴックや“獣の将”等々、これまでにもさまざまなオークたちと渡り合ってきた覚者なら別段苦労することはないはず。注意すべきは、やはり“獣の将”の魔獣同様、骸を用いた多彩な攻撃だろう。

“骸の将”は、背に吊るした魔女の生首を恐怖によって支配しており、戦闘中では魔女の生首に命じてさまざまな魔法攻撃を放ってくる。特に警戒しておきたいのは、地面に黒い霧のようなものが見えた時だ。この霧に足を踏み入れると骸の手に捕らわれてしまい、一定時間身動きが取れなくなってしまう。

これ自体のダメージはそれほど高くないが、身動きが封じられている間に“骸の将”に襲われればひとたまりもない。最悪、そのまま戦闘不能にされてしまうこともあるので、周囲の状況をしっかりと把握しておこう。

これ以外にも、戦闘中は“骸の将”が頻繁に骸を呼び寄せて覚者を襲わせる。人型の骸はファイタータイプとソーサラータイプが出現するが、どちらも脆いため倒すのに苦労することはないだろう。魔獣タイプの骸は人型に比べるとややタフで、動作も俊敏なため見かけたら真っ先に処理しておくことをオススメする。

また、これらの骸を一定時間以内に殲滅し損ねると、残った骸の数に応じて“骸の将”が強化されてしまう。逆に、殲滅できれば“骸の将”を弱体化させることができる。なので、“骸の将”のヘイトを取っているタンク役以外は、なるべく迅速に骸たちの処理に向かうのがベストだろう。

石化をいかにフォローするかがポイント!蘇る脅威“イービルアイ”

イービルアイといえば、「ドラゴンズドグマ」におけるやり込み要素的なダンジョン「エヴァーフォール」にて、苦渋を舐めさせられた覚者も多くいるだろう。一部の人にはトラウマを植え付けたかもしれないこのモンスターが、いよいよ本作に登場する。

イービルアイは、巨大な目玉に無数の触手が生えた、「ドラゴンズドグマ」の中でもひと際異様な姿をした大型のモンスターだ。触手による噛み付きや本体の突進といった物理攻撃のほか、氷と炎の魔法攻撃や毒液の噴出、石化を付与する怪光線など、とにかく攻撃手段の多彩さが特徴。また、戦闘中は本体のみならず、周囲の地面からも触手が生えて魔法攻撃を行ってくる。イービルアイ本体は当然のことながら、地面から生える触手も非常にタフなので、パーティやポーンと協力して一つひとつ確実に処理していきたい。

イービルアイ本体の触手は、一定量のダメージを与えることで破壊(切断)することができる。触手を切断することでイービルアイの手数を抑えられるほか、怒り時はスタミナゲージを大きく減らすことができるので、まずは邪魔な触手をすべて取り払ってしまうことをオススメする。

なお、触手をすべて切断するとイービルアイがダウンし、地面に落下する。この時が最大の攻撃チャンスなので、遠慮なく無防備になった“目玉”をえぐってやろう。しばらくするとイービルアイが起き上がり、すべての触手が再生する。これの繰り返しが、イービルアイ戦の基本的なルーティーンになるだろう。

ただ、イービルアイは大型かつ常時宙に浮いているモンスターのため、近接攻撃がかなり当てづらい。本体下部の触手は問題ないものの、上部から生える触手に攻撃するためにはよじ登る必要があるため、遠隔攻撃が可能なジョブをパーティに編成しておくとぐっと攻略が楽になるはずだ。

ダウン状態のイービルアイ。ちょっとかわいい。

後半になると、イービルアイの攻撃はより苛烈さを増していく。特筆すべきは、イービルアイの真骨頂ともいうべき石化を付与する光線攻撃だ。これには2つのパターンがあり、1つのはイービルアイが浮上した後、本体の目玉から対象者に向かって広範囲の光を浴びせるというもの。こちらはしっかりとイービルアイの動きを見ていればまず当たることはないだろう。

問題は2つ目のパターンだ。こちらでは、イービルアイが浮上するのは同様だが、その視線は真下を向き、そのまま本体が移動することもない。これだけだったら何てことはないのだが……なんと、対象となった3名の頭上にイービルアイの眼球が出現し、そのまま石化光線の照射を始めるのだ。しかも厄介なことに、この眼球は一定時間対象者を追尾し続ける。その上移動速度がかなり速く、ダッシュし続けなければほぼ確実に石化させられてしまう。対象になった人は一旦攻撃の手を休め、回避に専念することが吉だろう。

追われている人は、もう、それどころじゃない。

大型アップデート「シーズン3.1」では、ここで紹介したさらなる強敵の出現のほかに、全ジョブ分のカスタムスキルEXも追加される。さらにエリアミッションでのイービルアイとの戦闘では、霧を放出して姿を隠す特殊なシチュエーションが用意されているという。明日のアップデートを、今から楽しみにしておこう。

ドラゴンズドグマ オンラインサービス終了

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