【FFXIVファンフェスティバル2016】拡張版は2017年6月20日に発売予定!新ジョブ“赤魔道士”の発表や新たなレイドダンジョンについても明かされた基調講演をレポート

スクウェア・エニックスがPS4/PS3/PC向けにサービス中の「ファイナルファンタジーXIV」。本日12月24日に東京ビッグサイトにて開催された「ファイナルファンタジーXIV ファンフェスティバル2016」の、基調講演ステージの様子を紹介する。

「ファイナルファンタジーXIV」のユーザー向けオフラインイベントとして、毎年世界各地で多くの光の戦士たちが一同に会する本イベント。会場では、オリジナルグッズなどの販売はもちろん、蛮神討伐ルーレットや24人によるスペシャルレイド「プロトアルテマ戦」など、さまざまなアクティビティが催されていた。

今回の基調講演では、2017年初夏にリリースが予定されている拡張パッケージ「紅蓮の解放者」に関する新情報が公開された。新ジョブやレイドダンジョン、そしてアラミゴの地を舞台としたストーリーなど、気になる情報が満載となっているのでぜひチェックしてほしい。

新ジョブは赤魔道士!刺剣と魔法のクリスタルを扱いながら戦う遠隔魔法DPS

吉田直樹氏
吉田直樹氏

基調講演では、本作のプロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏が登壇。最初の発表では、ついに新ジョブの詳細が明らかになった。

新たに複数実装される新ジョブうち、今回“赤魔道士”の実装が確定した。ロールは遠隔魔法DPS。武器はレイピアと魔法を扱う触媒を片方ずつ持ち、対応クラスはないという。さらに初期レベルは50となっており、ジョブクエストについても新生エリアに設置される計画なので、4.0から赤魔道士でストーリーを進めることができる。

戦闘スタイルは、魔法攻撃による遠隔攻撃が基本。白魔法と黒魔法から生まれた赤魔法を扱うほか、レイピアによる近接攻撃も可能になっている。そのため、敵との間を素早く移動する技も多数持っているようだ。また、連続魔という固有のアクションがあり、魔力を高めることでより強力な魔法を繰り出すことができるという。ここが赤魔道士の肝になると吉田氏は語り、赤魔道士というDPSの面白さの根幹にもなっているようだ。

続いて、これまで発表された「紅蓮の解放者」の情報のおさらいが行われることに。拡張パッケージでは、RPG一本分のボリュームを提供するために、今回もかなりのフィールドやダンジョンが追加されるようだ。これに伴いダンジョンも追加されるほか、所持品容量の大幅な増加も決定されている。また、バトルシステムについても大幅な改修が行われる。既存のアディショナルシステムもジョブ専用アクションとして統括されるほか、UIについても大きな変更が加えられる。

ここで、新情報として新たなゲーム体験“水中アクション”が実装されることが明らかになった。多数の水着装備が実装されている本作だが、今回ついに泳いだり潜ったりするアクションが追加されるようだ。

水中アクションについては、当然泳げる場所とそうでない場所があり、通常は平泳ぎ、スプリント時はクロールになるという。泳ぐのに特別なアクションは必要なく、泳げる場所に入ると自動的に遊泳を開始するという。潜水についても同様で、ローディングなどを挟まずシームレスに潜水状態に移行することができる。さらに、既存のフライングマウントはすべて潜水することができるようだ。

なお、遊泳中にバトルは発生しないものの、継続ダメージなどを受けたまま水中に入り、かつ死亡してしまうと、水中専用の死亡モーションが用意されているという。

グナース族やバヌバヌ族に続く新たな蛮族として、アナンタ族も発表。アナンタ族はアラミゴ周辺の辺境に住んでおり、女性のみで構成されている種族。魔法を扱い、美しい装飾品を作る民としても知られているそうだ。アラグ帝国時代よりも以前から存在している歴史ある種族だが、現在はアラミゴ帝国によって苛烈な迫害を受けているという。彼女たちが信奉する蛮神は、美神ラクシュミ。美しい女性型の蛮神だが、果たして光の戦士たちと刃を交えることになるのか。その詳細については今回は明かされなかったので、続報に注目しておこう。

「大迷宮バハムート」「機工城アレキサンダー」に続く新たなレイドダンジョンとして、「次元の狭間 オメガ」が発表された。オメガといえば、新生時代から「蛮神を捕えし者」としてその名前が出現していたが、今回ついにその全容が明かされるようだ。新たなテイストのレイドになるとのことで、メインストーリーにも深く関わるオメガがどのようにレイドダンジョンとして登場するのか注目だ。

さらに、「クリスタルタワー」シリーズや「シャドウ・オブ・マハ」シリーズに続く新たなアライアンスレイドダンジョンの制作に、松野泰己氏と雨宮慶太氏が参加することが明らかになった。松野氏は新たなアライアンスレイドダンジョンのシナリオ・脚本をすべて担当し、雨宮氏はそのシナリオに登場するボスのキャラクターデザインを担当するという。

松野泰己氏 写真右)雨宮慶太氏

注目の新アライアンスレイドダンジョンのタイトルは「RETURN TO IVALICE」。「ファイナルファンタジータクティクス」の舞台である“イヴァリース”の名を冠するダンジョンだけあり、今後の情報について過去作品のファンはもちろん、FFXIVユーザーも注目しておこう。

続いて、拡張パッケージ「紅蓮の解放者」のコレクターズエディションの内容が発表された。こちらには、天野喜孝氏による描き下ろしイラストを使用した豪華特捜パッケージ、ガレマール帝国軍第XIII軍団長「ゼノス」のフィギュア、「紅蓮の解放者」ビジュアル・アートブック、布製エオルゼア全図、「紅蓮の解放者」ステッカーがリアルグッズとして付属。さらに、インゲームアイテムには「マウント:シルドラ」「ミニオンバッツ」「赤魔道士武器:チキンナイフ」が付くとのことだ。

最後に、なんとスクウェア・エニックスの代表取締役社長・松田洋祐氏がサプライズとして登壇。吉田氏もたじろぐ中、拡張パッケージ「紅蓮の解放者」の発売が2017年6月20日に予定されていることが松田氏の口から明かされ、予約受付開始日についても2017年1月24日から開始されることが発表された。

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