「テイルズウィーバー」今年もクイズ大会は大盛り上がり!「灰と幻想のグリムガル」とのタイアップやアップデート情報も公開された「オルランヌ公国祭2016」をレポート

ネクソンが運営するMMORPG「テイルズウィーバー」。本日5月14日に東京・ビッグサイトTFTホール500にて、12周年ファン感謝祭「オルランヌ公国祭2016」が開催された。

今年で12周年を迎える「テイルズウィーバー」。本日開催されたイベントでは、次期アップデート情報の先行公開はもちろん、会場に集まったユーザーによるサーバー対抗のクイズ大会、スペシャルライブ、そして声優陣による朗読劇などが行われた。

会場では、オリジナルグッズが販売されていたほか、等身大ポップやイラストの展示、ユーザー同士が自由に書き込めるボードなどが設置。さらに、登場キャラクターに扮したコスプレをしての参加者も数多く見かけた。

新システム「極限」の実装でさらにキャラクターを強化!

この夏に新システムとして、“極限”の実装が予定されている。このシステムは、イメージ的には覚醒の上位版と考えると分かりやすいという。「極限」を行うことにより、今までは上限値が決まっていた攻撃力やHPMPなどのステータスの上限が解除される。

上限値は設定されておらず無限となっているので、例えばクロエのスキル「マナウォール」を使用中は、MPで肩代わりできるダメージ軽減率を増加させることもできるようになる。もちろん、ダメージ上限も「極限」をすることで無限に。覚醒効果にも影響するので、より爽快感の増した攻撃が繰り出せそうだ。

また、「極限」を行うことでキャラクターの強さが大きく変わることから、極限キャラクターのバランシング調整も実施される。全キャラクターのスキルを対象に調整が行われる予定とのことだ。

あわせて「極限」後のキャラクターに特性が出るように、個別のバランシング調整も予定されているという。戦闘スタイルが確立しているキャラクターについては個別バランシングを実施しない可能性もあるとのことだが、まずはクロエから実施し、ほかのキャラクターについても順次対応していくとのこと。

気になる極限システムの解放条件だが、こちらはチャプター外伝5をクリアすることで解放することができる。こちらはクエスト方式なので、まだ2次覚醒を済ませていない人でも、外伝5をクリアすることで「極限」することは可能になる。

外伝5の開始条件はLv285以上。“以上”という言葉通り、次期アップデートではレベルキャップが290まで解放される。極限を行うにはまずレベルを上限近くまで上げなければならないので注意しよう。

オルランヌ地域が拡張!北部地方に新マップが登場

今回のチャプター外伝5は、新しいマップが舞台に。オルランヌの北部地方に広がる、水辺にも恵まれた神秘的で幻想的な森には秘密の種族「ニヌ」という者たちが暮らしている。美しい森だが、奥に進むにつれてマナの汚染により、さまざまな問題が発生しているという。

森の最深部はマナ汚染の影響が最もひどい地帯となっており、ここにはダンジョンが用意されている。本ダンジョンは外伝5クリア後にも入場が可能、入場条件はLv285以上で、最大1チーム4名までとなっている。入場時は難易度がノーマルとハードの2種類から選択できるようになる予定で、ダンジョン内はミニゲーム要素もあり、上位防具や新規アビリティーを獲得することが可能ということだ。

さらに、極限システムの実装や新マップ、ダンジョンの追加に合わせてさまざまな緩和も行われる。

武器作成については、必要なネニャフルポイントの減少、ルベ武器もネニャフルポイントで獲得可能になるほか、合成が必要だった個所をクエスト方式に変更。防具についても、1日1回レベル帯にあった装備がモンスタードロップするようになるほか、各防具のステータス値の強化上限を設定したものにリニューアルされる。このほかにも、経験値テーブルの変更やナルビクの再分配クエストの条件、覚醒難易度も緩和される。

次期アップデートでは、システム面についてもさまざまな調整が施される。キャラクター情報ウィンドウ内に戦闘情報タブが実装され、MAXダメージや移動速度などの数値も一目で見て分かるように。任意のステータスの合計値も表示できるようになるので、ステータスの振り分けに大いに役立ちそうだ。

このほかエフェクト切り替え機能の追加、戦闘時のグラフィック変更、そしてアバターをルーン倉庫にいれ、同じルーン内のキャラクターに移動できるアイテムも実装される。こちらのアイテムについては、まだ入手方法が未定となっているため、アバター好きの人は続報に期待しよう。

続く開発秘話を紹介するコーナーでは、今後のコンテンツとは別に、過去に企画として進行したものの残念ながら実装できなかった内容が紹介された。

ソウルリンクスキル「ガーディアンブレス」の発動時に、キャラクターの姿を変えられるといったものから、ソウルリンクスキルの使用時に画面にカットインイラストを入れるというもの、一部のキャラクタードット一新にペットの擬人化など、さまざまな企画が考えられてきたようだ。

特に、一部キャラクタードットの変更については、会場からも大きな反響を呼んだ。新規グラフィックに歓喜する人からは拍手も起こったが、キャラクターに愛着のある人からは残念そうな声もちらほら…。中には「切り替えられるようにして!」という生の意見も飛び出し、会場は終始にぎやかな雰囲気に包まれていた。

「灰と幻想のグリムガル」とのタイアップが発表!

本イベントにて、TVアニメ「灰と幻想のグリムガル」とのタイアップが発表された。本タイアップイベントでは、作品の雰囲気をそのままに、テイルズウィーバーのタイアップイベントでは初となるストーリークエストが実装される。ハルヒロやユメといったおなじみのキャラクターが登場し、原作にちなんだ物語が展開されるという。

また、今回も変身マントを実装。ハルヒロ、ユメ、ホシル、ランタ、メリイの5種類が実装予定だ。さらに変身マントにくわえて、作品中に登場する物もアバターなどのアイテムとして用意される。気になるイベント開始日は5月25日となっているので、タイアップ実施まで今しばらく待とう。

“必滅の地”主題歌「Dear my dear」が生歌唱されたスペシャルライブ!

パク・ジフン氏
パク・ジフン氏

スペシャルライブでは、サウンド開発チームよりパク・ジフン氏が登壇。シンセサイザーによるゲーム内BGMが生演奏された。

さらに、ライブの途中でサプライズゲストとして中恵光城さんが登場。大型アップデート「必滅の地」の主題歌にもなっている「Dear my dear」を見事に歌い上げ、会場から大きな喝采を呼んだ。

中恵光城さん

ここでさらに、ゲストとしてボイスドラマ「ネニャフル魔法学院七不思議」に出演した声優・すぃるさん(ティチエル・ジュスピアン役)、杉山里穂さん(ルシアン・カルツ役)、白浜海未さん(アナベル役)が登場し、中恵さんと司会者の村井理沙子さんの5人による生ボイスドラマ「インスピレーションが花咲く春」が上演された。

村井理沙子さん 左)すぃるさん、杉山里穂さん、白浜海未さん

本ショートドラマでは、詩や小説、さまざまな芸術を楽しむ4人の日常が切り取られている。広場で詩の創作をするルシアンに、手書きの小説を朗々と読み聞かせるティチエルなど、芽吹き始めた花のような、幼き才人たちの実力が垣間見える内容となっていた。

今年は初戦から大波乱!?恒例のクイズ大会

最後に、今年も毎回恒例となったクイズ大会が開催。最初はウォーミングアップも兼ねて○×クイズが実施された。

「イスピンの身長は168センチである」「このモンスターの名前はこれで合っているか」「このNPCの職業は?」など、多彩な問題が出題。○×とはいえかなりハイレベルな問題が多く、全滅サーバーが続出する波乱の幕開けとなった。

また去年に引き続き、参加者が壇上に上がり空欄の文字を埋める5文字クイズも実施。去年からレギュレーションも一部変更され、かなり遊びやすくなった様子。サーバーごとに協力してクイズに臨むとあって、どのクイズでも会場一丸となった大きな盛り上がりを見せていた。

数々の難問・珍問との戦いの末、序盤から堅実にポイントを稼いできたエルフィンタサーバーが見事1位に。2位のミストラルも最初からエルフィンタの後ろについていたものの追い抜かすことができず、わずか30ポイントの差で敗北してしまった。

クイズ大会のあとはハンドタオルやグラス、フィギュアやサイン色紙がプレゼントされたプレミアム抽選会が実施。最後までステージはもちろん、客席からも笑いと歓声が絶えないイベントとなった。

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