ジャンプアクションができる「穿龍棍」を一足早く体験!「進撃の巨人」とのコラボも発表された「モンスターハンター フロンティアGG」先行体験会をレポート

カプコンは本日3月21日、ベルサール秋葉原にて、「モンスターハンター フロンティアGG」に新たに実装される武器種「穿龍棍」や、新モンスター「フォロクルル」などの先行体験会を開催した。

会場では、新武器種である「穿龍棍」がいち早く体験できたほか、「MHF-GG」で追加される新フィールドを舞台に新モンスターの狩猟も行われた。さらに、プロデューサーの杉浦一徳氏と、ディレクターの木本龍己氏からさまざまな新情報が発表されるとあって、会場には多くのファンが駆けつけていた。

本稿では、2部構成で行われた杉浦氏、木本氏のプレゼンテーションの模様と、新要素を存分に楽しめた体験会の模様をお伝えしていこう。

これまでとはまったく違ったアクションが満載の「穿龍棍」

プレゼンテーションの第1部では杉浦氏と木本氏が、新武器種「穿龍棍」の特徴と、各アクションの説明を行った。「穿龍棍」はガード可能な打撃属性武器となっており、最大の特徴は空中回避、空中での連続攻撃を可能とするジャンプアクションにある。

杉浦一徳氏 木本龍己氏

これはRBボタンを押しながらAボタンで行えるアクションで、モンスターの頭上まで一気に上昇し、そこから攻撃を繰り出せるというもの。杉浦氏いわく、「慣れれば1回のジャンプで相当なコンボ数を稼げる」とのこと。

また、「穿龍棍」には龍気という要素も盛り込まれている。これはモンスターを攻撃すると頭・胴・尻尾といった各部位に龍気が蓄積し、蓄積量に応じて各部位が緑色、黄色、赤色へと変化していく。

そして赤色、つまり龍気が最大まで溜まった状態で「龍気穿撃」を発動すると、大ダメージを与えるとともに、「龍気穿撃」の効果が発動した部位に応じて専用の状態異常も発動する。

そのほか、リーチの長短を自由に切り替えることも可能で、リーチが短いときは手数の多い攻撃ができ、リーチが長いときはスタンが狙いやすくなる。さらに、左スティックを2回連続で入力することで「抜刀ダッシュ」も可能になる。攻撃後やステップ後にも即座にダッシュができるので、より素早い立ち回りが実現する。

続いてはユーザーからの質問に登壇者が応える一問一答のコーナー。まず「穿龍棍」の実装本数は?という質問について木本氏は、4月23日のアップデート時点で30本以上を予定していると答えた。パッケージ特典をはじめ、G級モンスターの狩猟で生産可能になるものや、キャンペーンやイベントで入手可能になるものもあるとのこと。また杉浦氏からは「年内には40~50種類にまで増やしたい」との発言も。

そして「穿龍棍」は、アップデートの段階では地ノ型のみとなるが、天ノ型、嵐ノ型も今後実装予定。さらに秘伝防具はGG大型アップデートで実装される予定とのこと。

秘伝書はSR1からとなるので、まずは武器の操作に慣れつつ、SR100を目指して、補正を解除するのが最初の目的になると木本氏は語る。しかしマイミッションによってはSR500空ではなく、SR1から開放される。

「穿龍棍」でリオレイアに挑戦

以上の発表を踏まえて、早速「穿龍棍」の体験プレイがスタート。今回の体験会で相手となったのはリオレイアで、新大闘技場での戦いとなった。実際に使用してみると、操作にクセはあるものの非常に細かく、そして素早く動かせる印象。抜刀ダッシュをはじめとした新アクションのおかげもあって、相手の懐へ瞬時に飛び込める点が大きな魅力となっている。

ジャンプアクションも軽快の一言。今まで見ることのなかった角度からモンスターを攻撃できるため、見た目にも派手な、新鮮な感触があった。なかなか破壊できなかった部位を攻撃する際にも役立つかもしれない。

また、空中で攻撃を受けても、その場で体勢を立て直し、続けて反撃することが可能。そのためストレスなく連続攻撃ができるのだが、気がついたら体力が大幅に減っていた、というケースもあったので、その点は注意したいところ。

ユーザーのプレイ風景を見てみると、新武器にもかかわらず早くも使いこなしている人が多く驚かされた、中でも龍気を意識している人が多かったようで、モンスターを気絶状態にしたりと、さまざまな状態異常で追い詰めている様子だった。今回は全プレイヤーが「穿龍棍」だったため、龍気がより溜めやすい環境だったのだと思う。

花畑に出現する新モンスター「フォロクルル」

プレゼンテーション第2部では、4月23日のアップデートから狩猟解禁になる新モンスターのフォロクルルや、秘伝防具GXシリーズ、「進撃の巨人」とのコラボレーションなどの情報が公開された。

第2部では杉浦氏、木本氏ともにアイルーのコスチュームを着て登場。

フォロクルルは色鮮やかな鳥竜種で、同じく4月23日から実装されるフィールド「花畑」に登場するモンスター。狩猟可能HRは剛種/G級となっている。そして戦いの場となる新フィールド・花畑は、色とりどりの花々が生い茂る、これまでの本作ではなかなか見られなかったロケーションが広がっている。

そして、第1部に続いて一問一答のコーナーがスタート。まず「ギルド優先依頼のG級版を実装してほしい」「ギルド貢献ポイントの入手手段を増やしてほしい」といった要望に関しては、どちらも応えるとのこと。

また、「GG」実装の段階でGRは599まで解放されることも明らかになったほか、アイテムボックスに関しても、GR500になることで3ページ追加されるという。

最後に、「進撃の巨人」とのコラボレーションも発表に。今回のコラボレーションでは、4月24日より調査兵団服、超硬質ブレードを収録した「進撃の巨人キット」が販売されるほか、ゲーム内イベントも計画しているという。

コラボ武具は兵団所属の兵士が着用する制服を再現したもので、全身に張り巡らされたベルトが特徴的な防具となっている。腰部位には立体機動装置が取り付けられているが、残念ながらゲーム内でその機動性を活かした動きまでは表現していないとのこと。しかしながら、防具としての性能は極めて高く、初心者からベテランまですべてのハンターにオススメだ。

動きはオーソドックスながら状態異常を駆使してくるフォロクルル

ここからは、新モンスター・フォロクルルと戦えた、2回目の体験会をレポート。上述の通りフォロクルルとは花畑で戦うことになるのだが、ここで注意しておきたいのが、フィールド上に点在する毒の状態異常を持った花だ。この花を踏むと、それだけで毒状態になってしまい、フォロクルルと戦うときには体力が半分に低下していることも。これを見越した装備、アイテムの確保が重要になりそうだ。

いざフォロクルルと戦ってみると、動き自体はオーソドックスで、穿龍棍に使い慣れていない筆者でも充分に渡り合うことができた。また、穿龍棍であれば相手が飛行中でもジャンプアクションで攻撃できた。このことから、上空を飛ぶモンスターと戦う際にも、穿龍棍はかなりの威力を発揮することが分かる。

一方で、時折毒や視界悪化攻撃もしてくるので、突然ペースが乱されることもあった。視界悪化攻撃を受けるとプレイヤーキャラクター以外がほとんど見られなくなってしまうので、一気に形勢が不利になってしまう。

また、花畑には「ウルキー」という新獣人種も登場し、プレイヤーを助けてくれる。ウルキーはひとつのフィールドに2匹ほど出現し、モンスターを攻撃してくれるので、囮としても非常に役立つ存在だ。実際にプレイする際は、ウルキーがモンスターをひきつけている間に回復などを済ませると、その後の戦いが非常に楽になるだろう。

モンスターハンター フロンティアZサービス終了

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