ヘルゲート、正式サービス開始に先駆けて「メディア合同カンファレンス」を実施、課金形態は基本プレイ無料・コース課金&コンテンツ課金

ハンビットユビキタスエンターテインメントは、「ヘルゲート」において、2010年12月10日に正式サービスを控え、東京・秋葉原「アイ・カフェ AKIBA PLACE店」にて、「メディア合同カンファレンス」を実施した。

本カンファレンスでは、正式サービスに関して、現在実施している「オープンβテストの現状」ご報告、今後予定されている「課金形態」「新規実装コンテンツ」の紹介もなされた。司会進行を務めるのは、おなじみハンビットユビキタスエンターテインメント HELLGATE日本運営プロデューサー「中尾 圭吾」氏と 広報「村松 直也」氏だ。

OBTを通しての運営所感

11月26日にスタートしたオープンβテストを通して、運営側が所感を発表した。最大同時接続数は11月30日の時点で1万人を突破しており、一定数以上のユーザーの確保に成功し、以降も順調に増加傾向にあり、一応の成功を見たと思われる。HUEとしても広告の出稿を続けていくということだ。

また、ユーザー同士での本作に対するコミュニティーも形成され始めており、特徴的なシステムを持つ本作に対してコアなユーザーも集まりつつあるようだ。口コミでの広がりも期待できそうだ。

クラス別の作成数に関しては、「マークスマン」が23%とトップに挙がっているが、「ブレードマスター」も21%と極端な偏りはなく、その他のキャラクターもまんべんなく作成されている。ちなみに「マークスマン」は視点をFPSタイプに変更できるキャラクターで、本作では特殊な職業に位置する。

時間別の接続推移のデータでは、昼過ぎから接続が徐々にあがり、22時~24時にピークタイムを迎え、24時から接続が減り朝方4時頃に大幅に接続が減少している。思ったより深夜の接続数が落ちないのは、ガッツリ遊んでいるユーザーが多いと言える。社会人のユーザーは睡眠を取らなくても大丈夫かと、運営側が心配していた。

最後にOBTでのユーザーの意見も抜粋して公開され、不具合の報告や、マップに変化がない、高難易度の敵が強すぎる、などしっかりプレイを楽しんだユーザーから意見・要望も寄せられているので、正式サービス以降での反映が期待できるだろう。

正式サービス開始日程は2010年12月10日に決定

正式サービスについて、日程を2010年12月10日に決定と発表、OBTで作成したキャラクターデータは引き継がれ、さらに新規コンテンツも実装される予定となっている。

また、正式サービス時に実装されるコンテンツとして、新エリア:最古の地獄「Abyss」が実装、このエリアは「ロンドン」Act1~5とにた形式でパーティーでもソロでも遊びやすい調整がなされているらしい。バックグランドの設定としては「遥か昔に古代の魔王たちが集まり、光の力に対抗するため1つの集合体と化した世界」となっている。

さらに実装されるシステムとして「ランクシステム」が登場。この新システムではステータス値とキャラクターの能力を上昇させる「パッシブスキル」を取得できる。ゲーム内のキャラクターレベルの上限は50となり、その後はこのスキルで成長することが可能となる。ランクポイントという独立したポイントにてパッシブスキルを入手し、キャラクタービルドに利用する。ランクポイントは通常の戦闘にて取得できるようだ。

課金形態

本作では課金形態が特殊になっており、少し複雑となるので細かく紹介しよう。

当初検討した2つの課金モデル

  • 基本プレイ無料&アイテム課金
  • 月額課金

基本プレイ無料の場合、本作は圧倒的なパラメーター数から派生するゲーム性が魅力となり、イジるのが怖い、との結果となり、月額課金に関しては、新規・休眠ユーザーともにサービスイン後のユーザー獲得に不安が大きく、少額(無料)でもプレイを望むユーザーの獲得が難しい、という判断結果となった。

課金概要とポリシー

そして、最終的に決定した課金モデルが「基本プレイ無料・コース課金&コンテンツ課金」となり、コンセプトは「性能を持ったアイテム」の直接販売を行わないと発表した。

コースは数種類用意され、「機能コンテンツの30日利用権利」や「アイテムと交換できるポイント支給」などが準備され、コンテンツの課金は有料ダンジョンに限り、「本編ストーリーの進行に絡めない」「最高ランクの装備品は出さない」というポリシーも公開した。

コースは、バリュー・スタンダード・プレミアムという3つが存在し、金額はバリュー・500ハンビットコイン、スタンダード・2000ハンビットコイン、プレミアムは現時点では非公開となる。各コースを選択すると「アイテムと交換できるポイントが支給」され、消耗系のアイテムと交換することができる。有料ダンジョンは「ストーンヘンジ」で決定ということで、Lv20から入場できる。

メリットとデメリット

今回発表された課金形態では、ユーザー視点のメリットとして、安価で多数の特典が得られる、基本プレイは無料など、多彩なメリットが期待できる。またデメリットとしては、欲しい部分だけを購入することができない状態が発生してしまう。

運営視点のメリットは、安定した収益を確保でき、基本プレイ無料によりユーザー獲得の活動がロンチング以降にも実施しやすくなる。反対にデメリットとしてはアイテム課金よりも顧客単価が安くなるのが少し痛いところか。

今後のアップデート計画

  • 1月:高レベル向けサイクルコンテンツ
  • 2月:無限ダンジョンVer.2
  • 3月:新規PvPシステム

カンファレンスにて最後に公開されたのが、今後のアップデートについての情報だ。毎月新しいコンテンツを拡充する予定となっており、期待して待っていよう!

質疑応答

Q:30日利用権利は途中で止められる?

できません。アイテムを使用してから30日経つと効果が切れます。

Q:バリューコースで付いてくる特典は?

共有倉庫・インベントリの拡張(小)・倉庫の拡張などですね。おそらくこのコースで基本的な快適なプレイができます。コースはアイテムとして供給し、ユーザーのタイミングで利用することができます。

Q:1月実装のサイクルコンテンツは?

もちろん無課金です。ぜひ楽しんでください。

Q:以前発表されたアバターコスチュームなどは?

プレミアムコースの購入特典としてプレゼントします。トレードは可能です。コスチュームは毎月変わります。

Q:アバターコスチュームなどの種類は?

かなりさまざまなデザインが用意されています。ステータスには関係ないので近未来やストリートスタイルなどいろいろ企画しています。性別によって変わるかはまだ決定していません。

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