トミーウォーカーが運営するプレイ・バイ・ウェブ「エンドブレイカー」について、ゲーム内容や序盤のプレイ体験をレポートとして紹介する。
本レポートでは、プレイ・バイ・ウェブのゲームシステムの細かな紹介と、実際に編集部でゲームの序盤を体験したので公開する。
「こんな熱血漢の主人公じゃなくて、クールな美少年が主人公のゲームだったらよかったのに…」
「どうして鍵が無いと屋敷に入れない！？ 扉ぐらい蹴破ればいいじゃないか！」
「俺ならヒロインを1人でなんか行かせない！悪党に攫われるのなんか、分かりきってるじゃないか！」
「えーい、もどかしい。さっさと告白しやがれっ！ すれ違いはもう沢山だ！」
…TVゲームで遊んでいたり、映画を見たりしている時、誰でも一度は、こんな風にやきもきして、ゲームや映画の登場人物にツッコミを入れた経験があるのではないだろうか？
プレイ・バイ・ウェブ（PBW）とは、そんなキミにぴったりなゲーム。キミは、キミの思い描いた登場人物を、自分の演じる「キャラクター」として登録するのだ。
そして、そのキャラクターに「キミが自分で考えたオリジナルの行動」を「文章で」指示する事ができるのである。
「モンスターに襲われている女の子を見つけた」
こんな時、普通のゲームでは、キャラクターが自動的に行動し、ストーリーも自動的に進んでいく。キミは、自動的に進んでいくストーリーを、ただ「見る」ことしかできないのだ。だがPBWは違う！
「俺は女の子とモンスターの間に割り込んで、敵の攻撃から彼女を守るぜ！」
「女の子の手を引いて、すぐ近くの横穴に飛び込むわ。汚れなんて気にしてる場合じゃないわ！」
「重そうに見えるモンスターだから、崖の先に誘き寄せてみよう。服を脱いで踊ってみようかな♪」
「魔法でモンスターをマヒさせて、まずは女の子の怪我の手当てをしてあげるよ」
PBWでは、こんな風に「キミがしたいと思った行動」を、自由に行うことが可能。そして、その活躍はプロの作家陣の手によって「小説形式の文章」となって発表されるのだ。キミが望んだ通りに行動できる。そして、キミの行動によって、ストーリーが変わっていく。それが「PBW」というゲームなのだ。キミの「想像力」こそが、キャラクターに「無限の可能性」を与える…！
つまりPBWとは、キミの好きなキャラクターと一緒に、世界を自由に冒険できるゲームなのだ。そして、その冒険への扉は、今キミの目の前に開かれている。キミも早速、「自分だけのキャラクター」を登録して、冒険に出かけよう！
トミーウォーカーのゲームは、とても簡単に始めることができる。キミも早速、トミーウォーカーのゲームで遊んでみよう！ゲームに参加する為に必要なものは、
- インターネットに接続できるパソコン
- E-mailアドレス
たったの、これだけ！この2つさえあれば、誰でも今すぐにゲームに参加することができるのだ。パソコンを持っていない人でも、ネットカフェや学校のパソコンから遊べるのも嬉しい！
トミーウォーカーのゲームでは、キャラクターになりきって、冒険に出かけることができる。冒険では、自分のキャラクターがどんな行動をしたいかを、「文章」で伝える。すると、プロの作家陣（マスター）が、キミの活躍を「小説」にしてくれるのだ！
「世界の平和を脅かす敵と戦う！」
「困っている女の子を助けてあげる！」
「謎に満ちた事件の真実を解き明かす！」
ゲームの世界では、毎日沢山の冒険が発表されている。さぁ、キミも今すぐ冒険の旅に出発しよう！
さらにさらに、完成した小説は数万人の参加者全員に公開され、みんながキミの活躍を目にする。時には、キミの行動がゲームの世界全体に大きな影響を与える事も？「参加者全員と世界を共有する一体感」や「みんなの行動次第で世界が変わる感動」は、PBWならではの醍醐味となっている。
キャラクターになりきって「交流」しよう！
トミーウォーカーのゲームには、キミ以外にも、とても大勢の人が参加し、冒険の日々を送っている。そして、他の参加者と交流できる「キャラクター掲示板」は、参加者が無料で自由に作成可能。現在活動中の掲示板は、なんと2000個以上！しかもその掲示板ひとつひとつが、何百もの「スレッド」に分かれているから、交流の世界はとんでもなく広いのだ！
掲示板では、自分のキャラクターに「なりきり」ながら、たくさんの人達と交流できる。掲示板には、「思わず交流が楽しくなる仕組み」が満載！誰かの掲示板に参加するのも良し、自分で新しく作っちゃうのも良し。掲示板を利用して、新しい出会いと交流の日々を楽しもう。
キャラクターが「イラスト」になる！
トミーウォーカーのゲームでは、自分のキャラクターに素敵なイラストを作ることが可能！「イラストマスター」と呼ばれるプロの作家陣に、
- ステータス画面上に表示させるイラスト「バストアップ」
- 掲示板などの発言に使える「アイコン」
- キャラクターの冒険しているシーンを描いた「ピンナップ」
などなど、様々な種類のイラストを作成して貰えるのだ！登録イラストマスターは、なんと1000人以上！キミのキャラクターにピッタリなイラストマスターを選んで、素敵なイラストをゲットしよう！
| [11m] | [12m] | [14m] | [16m] |
ダンジョン探索「ウェブゲーム！」
無数の敵と強大なアイテムが眠る、深き迷宮…。トミーウォーカーのゲームでは、そんな迷宮（ダンジョン）を探索するブラウザゲームも楽しめる。
魔物に占拠された都市国家「ギガンティア」。人ならざる者共が徘徊する、無人の廃墟「ゴーストタウン」。
沢山のダンジョンが、キミの探索を待っている！ウェブゲームでは、他のキャラクターを誘って一緒に探索に出かけることも可能。
これ以外にも、最強のキャラクターを決定する武闘大会に参加したり、自分だけのオリジナルのアイテムを作成したり、作成したアイテムを強化するなど、ゲームの楽しみ方はたくさん。さあ、キミも早速、トミーウォーカーのゲームで遊んでみよう！
シナリオへの参加方法
旅人の酒場には、シリアスなものやコミカルなものまで、たくさんのシナリオが揃っている。その中から、気になる依頼をクリックしてみよう。
クリック後のページには、シナリオの詳しい内容が記載されており、これが「オープニング」となる。気に入ったオープニングのシナリオが参加を受け付けていたら、すぐに参加してみよう。課金ページで★の用意を忘れずに！
「予約」してみよう
どうしても参加したいシナリオは、事前に「予約」することも可能。「予約受付中」と記載されているシナリオは、★0.5個を多く支払って、参加の予約ができる。予約希望者が多い為に参加できなかった場合や、途中で予約をキャンセルした場合、支払った★は全額返金されるので安心だ。
予約優先度
予約希望者が多い場合に、当選者を決める為に「予約優先度」というパラメータが用いられることがある。予約優先度は1日に1ずつ増加し、最大で50まで蓄積される。そして、予約に「予約優先度」の必要なシナリオに入ると、0まで減るのだ。
一度に参加できるシナリオ数には制限がある
通常、シナリオに参加しているキャラクターは、現在参加しているシナリオの「冒険出発日」が過ぎてから数時間経過するまで、次のシナリオに参加することはできない。
ただし、「サポート参加」や「イベントシナリオ」など、一度にいくつでも参加できる例外もあるのでよく確認しよう。
編集部ではこのPBWの世界の入り口を少しだけ紹介しよう。まずはキャラクター。本作のメイキングはジョブはもちろんのこと、年齢・性別からルーツなど細かな設定ができる。また、外見の詳細では身長・スタイルや瞳・肌の色まで好みを反映させることが可能だ。
筆者は「リョウ・クサナギ」とどこかで聞いたような？クールな名前にしたぞ。ジョブはスカイランナー、「エアシューズのスカイランナー」の誕生である。また、冒険に出る前に「初めての方」という、「エンドブレイカー」の世界を知ることができる詳細ページがあるので全ページを熟読してから始めるとなお、この世界に没頭できるのでおススメだ！
キャラクターが決まったらさっそく街角で情報収集をしよう。まずこの世界に何が起こっているのかを確かめに行くんだ！
「戦神海峡アクスヘイム」に行くと「アイスレイピアの魔法剣士・ダリア」に会う。アクスヘイムの領主達が、互いに協力して「ジャグランツ討伐隊」を編成したという話を聞いた。ダリアはジャグランツの中に混ざってるマスカレイドを倒すために討伐隊に志願するというのだ。一緒に行かないかと誘われたので「旅人の酒場」に行ってみることにした。
「旅人の酒場」にいくと「トンファーの群竜士・リー」が話しかけてきた。この場所は旅人達が訪れる場所になっていて、気に入った情報が見つかったら冒険に出発しろと言われる。このページ内には「旅人の酒場」の詳しい利用方法が見れるページに行くこともできるので迷ったらそちらを参考にしよう。
「旅人の酒場」ではユーザーがさまざまなクエストのような「冒険の依頼」を掲示している。シナリオ一覧から気になるシナリオを選ぶと内容の確認ができる。
筆者は「旅人の酒場」で見つけたシナリオ「紅と紫の花霞」を選択。各シナリオには担当マスターがおり、オープニングの文章を作成しているユーザーだ。もうすでにたくさんに冒険者が参加しているようで盛り上がっている。★を消費して参加すると、登録したメールアドレスにもシナリオ参加のメールが来るので確認しよう。また、ひとりのエンドブレイカーは、一度にひとつの依頼しか受けることができないので注意しよう。
まず参加した後にやることは、自分のキャラクターが「シナリオを成功させる為にどのような行動をするのか」という「プレイング」の文章を作成することだ。もちろん書き方がわからない人用にも説明ページがあるので参考にしよう。
参加者全員のプレイング内容によって、冒険の結果が決まるので、オープニングを良く読み、時には「酒場のテーブル」で他の参加者と相談しながら、プレイングの内容を考えよう。冒険の開始日も決まっているので遅れないように注意しよう。もしかしたらPBWの一番楽しい時間かもしれないぞ。そしてプレイングは、シナリオ完成後1週間、全ての人に公開されるので納得のいくまで書き直してもいいかも…！
また、冒険で使用するアビリティや非戦闘アビリティの設定もでき、もし残念ながらこのシナリオに参加するのをやめる場合もこのページから実行することができる。
筆者は悩みながらプレイングを作成して送信した。オープニングの話を参考にしながら自由に自分の物語を描いていくのは想像していたよりずっと楽しい！この状況だったらこうだろう、とかこの場面ではこう考えるんだろうとか…妄想しているものを実際に文章にするのは多少難しいが、とにかく自由に想像をふくらまして書いてみるのがいいだろう。
自分のプレイングを送信してから一定期間経つと冒険が終了し、その冒険の結果が「リプレイ」として公開される。これは「マスター」がそれぞれのプレイヤーのプレイングから物語を紡いでくれる。まさに自分自身が「小説」の中に登場することができるのだ。
筆者のキャラクター「リョウ・クサナギ」はもちろんちゃんと物語に登場していたぞ。完成した物語はここでは記載しないので、自分のキャラクターで冒険に出てみて実際にこのPBWの醍醐味を味わってほしい！
また、通常のRPGのように冒険の結果もちゃんと発表される。全参加者の人数や、バトルが発生した場合、生死の有無や獲得EXP、獲得アイテムなどもしっかり入手できる。レベルが上がれば装備できるものも増えるのでそちらも楽しみのひとつとなるだろう。
PBW「エンドブレイカー」は、わかりやすいファンタジーの世界観なので、RPGが好きな人や、ファンタジー小説や漫画を見たり描いたりすることが好きな人、さらにコンピュータゲーム内のシステムや戦闘などが苦手な人でも、幅広く楽しめ、しかも自分が冒険の主人公となれる素敵なゲームだ。むずかしい操作も、専門的な知識もまったくなくても楽しみ方は無限大に広がるPBW、ぜひ体験してみてはいかがだろうか？
copyright(C) 2010 TommyWalker Co. All Rights Reserved.
