リネージュ思い出深いMMORPG

プレイしていたのは6年以上前です。
はじめてMMORPGなるものに触れた思い出深いタイトルです。

後の韓国産クリックゲーといわれる分野の礎を築いた1タイトルでもあると思います。
そして同時に、BOTやマクロ、チート、RMT、廃人化等、
MMORPGがその特性上抱えざるを得ない、様々な問題も同時に示唆しました。

楽しかった思い出が沢山詰まったゲームである人は多いと思います。
そしてそれと同時に、このゲームにはまってしまい、少なからずリアルが疎かになった人もまた多いはず。
かく言う私もその1人で、当時、廃人プレイをしていました。
（8SOM＋ARと言えばわかる人にはわかると思います）
引退した今振り返って、当時何故あんなにムキになっていたのか、と深く反省しています。（こう考えられるようになるまでに半年位かかりました）
しかし、このゲームのおかげで、この手の廃人向け要素が強いゲームは、
敏感に察知して回避出来るようになったので、
早い内に痛い目をみておくという意味ではよかったのかもしれません。

【システム】
プレイ当時なら5をつけていました。
引退して冷静になった今わかったことは、
「楽しい」という事と、「中毒」という事は、似て非なるものだということです。
リネージュは後者でした。
従って1です。

【グラフィック・サウンド】
2Dにしてはいいんじゃないでしょうか。
但し、今の3Dでぐりぐり動くMMOに慣れたプレイヤーにとっては、
ゲームにInした瞬間、即アンインストールではないかと思います。

【イベント】
今は違っているみたいですが、私がプレイしていた当時はほとんどありませんでした。
でも、大量MOB沸きイベントで、プレイヤーが瞬殺してしまい、
「ぜんぜん物足りない～」が全体チャットで吹き荒れ、
GMがぶち切れて？死人が出るほど大量に沸かせてくれたイベントは楽しかったです。

【運営】
レビューを見ると今は違ってきているみたいですが、
私のプレイ当時はユーザー完全放置でした。
また、本国の廃人向けのバランスをそのまま日本にもってくるため、
常に何かに追い立てられている強迫観念がありました。
当時はNBというエルフの全体回復魔法が、Wizの存在意義を大きく脅かし、
また中華とよばれる（た？）RMT目的のプレイヤーが多くの狩場を圧迫していました。

私を含めた多くのプレイヤーが、メールで改善要望を送ったと思いますが、
当時はまだ人がいたためか、運営は完全無視でした。
人が減って危うくならないと働かないというのは、サービス業として如何なものかと思いますが、どこもそんな感じなのかもしれません。
この時の悪いイメージが強いため、私はここの会社が運営するゲームには、金輪際手を出さないことに決めています。