【E3 2011】アクション要素をしっかりと作り込み、こだわりの作品に!「マビノギ英雄伝」開発者インタビュー

2011年6月7日~9日の期間、アメリカ・ロサンゼルスにて開催された「E3 2011」会場、ネクソンブースにおいて、「マビノギ英雄伝」開発者インタビューを実施した。

2011年6月7日~9日の期間、アメリカ・ロサンゼルスにて開催されていた「E3 2011」内ネクソンブースにおいて、日本でのサービス開始が年内に決定した「マビノギ英雄伝」について、開発者インタビューが実施されたのでお伝えしよう。

しっかりと作られたアクションが楽しみ!

アクションプレミアムをモットーとしている「マビノギ英雄伝」は、すでに日本でもサービス中のRPG「マビノギ」と舞台となる世界が同一だが、「マビノギ」より遥か昔の時代に活躍する英雄達の物語になっている。

製作期間に約4年を要し、世界で初めてSourceエンジンを用いて製作されたオンラインアクションRPGで、最高レベルのアクション性と美麗なビジュアルを兼ね備えており、つい先日、日本でのサービス開始が年内に決定したことがニュースリリースとして発表されたばかりだ。

2011年6月7日~9日、アメリカ・ロサンゼルスにて開催されていた「E3 2011」内ネクソンブースで、ネクソンコリアの開発チームにお話しを聞くことができたのでお伝えしよう。

開発チーム紹介

ネクソンコリア「マビノギ英雄伝」ディレクター「ハン・ジェホ」氏
ネクソンコリア「マビノギ英雄伝」韓国内ライブサービス総括チーム長「ジョン・スンウ」氏
ネクソンコリア「マビノギ英雄伝」企画パート長「イ・ギュドン」氏

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開発チームにインタビュー

Q:「マビノギ英雄伝」開発の経緯を教えてください。

本格的に開発を始めたのは2007年です。結構長かったですね。特に戦闘の部分をより強調して開発したいと当時は思いました。開発をはじめたときはもっと簡単なプロジェクトとして、スピード重視でリリースする予定でした。ですがだんだんと開発側のコンセプトも変わってきて「完成度」を高くしてリリースしようと決定しました。

Q:「マビノギ英雄伝」ではかなりリアルな描写のゲームになっていますね。

最初は「マビノギ」に近い、もう少しかわいいデザインだったんですが、開発しながら方向性も変わり、もっと新しく、完成度も高いものを追求いていったらこのゲームデザインになりました。「マビノギ」と「マビノギ英雄伝」は世界観は同一の設定ですが、全く違うタイトルになりましたね。

Q:開発でこだわったところ、苦労した点は?

「マビノギ英雄伝」の目標はとにかく「アクション」の要素をしっかり作り込むということでした。「Sourceエンジン」を使って開発しているということもあり、他のアクションゲームとは一線を画したかったんです。敵の攻撃を受けてアーマーが壊れる演出など、とにかくこだわっています。

グラフィックについては本当に力を注ぎ、顔の造形は西洋・東洋さまざまな国の人が好きになってもらえるようなキャラクター作りを心がけました。5人目となるキャラクターは「弓」を使う遠距離が得意なキャラクターで、韓国で2011年冬に実装する予定です。

Q:韓国での「マビノギ英雄伝」に反響は?

韓国で「マビノギ英雄伝」を正式サービスを迎えた時は、同時接続者数を5万人を超え、2010年12月に開催された「大韓民国ゲーム大賞」アワードでは、大賞を含めて6つの賞をもらいました。

Q:キャラクター開発時にボツになった企画は?

完全にボツとなったキャラクターはいないです。速度型戦士「Lethita」の武器に関して現在バランスの調整をしているところです。魔術師「Evy」は開発側では初心者向けのキャラクターとしてリリースしたのですが、ちょっと扱うのが難しいとの声を受けて、こちらも現在バランス調整をしています。

Q:開発チームでいま流行っているゲームはありますか?

PCゲームだと「Minecraft」です。コンソールのゲームでは「ストリートファイター」のトーナメントを社内で開催しました。特にアクションゲームが人気ですね。

Q:今後の日本での展開に向けて準備しているコンテンツは?

実はまだ決まってません。中国・北米のサービスなどさまざまな国での展開の内容もふまえながら、正式サービス後にもしっかりとコンテンツを投入していくので安心してください。

Q:アクションが苦手な初心者におススメの遊び方は?

「マビノギ英雄伝」は最初のリリース時には初心者には少し難しいゲームだったんですが、調整を重ねながら遊びやすさを追求しており、バランスやコンテンツも簡単に遊べるようなアップデートも実施していきます。

Q:「E3 2011」で印象的なことはありましたか?

ゲームが好きな人はその世界でも共通だなということを感じて嬉しかったです。やはり格闘ゲームなどは日本で人気のあったタイトルがこちらでも人気ですね。アメリカの人たちは日本のゲームメーカーのタイトルを自然に楽しんでしたのが印象的でした。

Q:韓国でニンテンドーDSやPSPなどは流行っていますか?

はい、日本よりは少ないかもしれませんが、小学生もみんな遊んでいます。でも韓国ではやはりオンラインゲームが一番遊ばれていますね。

Q:まさか続編「マビノギ2」も??

今はまだ言えませんが、日本サービスが成功すれば何か企画できると思います。楽しみに待っていてください。

Q:「マビノギ英雄伝」のアピールポイントは?

魔術師「Evy」について、韓国で大人気だったのできっと日本のユーザーにも気に入ってもらえると思います。セクシーですよ!ちなみに韓国で一番使用されているキャラクターは「Evy」です(笑)。また、「マビノギ英雄伝」の開発チームでは特にアクション、やPvP、レイド戦などの調整を特に重視しています。

Q:ジャイアント型戦士「Kalok」の韓国での人気は?

「Kalok」のイメージキャラクターとなった「ボブ・サップ」選手は韓国でもともと人気があったので、「Kalok」もそれにあやかったのか、とても人気がありました。

Q:「マビノギ英雄伝」を待っている日本のユーザーに向けて

オンライン好きな人、コンソールゲームが好きな人、両方のユーザーが楽しめるように開発されたアクションゲームがこの「マビノギ英雄伝」です。今までのオンラインゲームとは一味違ったコンテンツなども準備しているので楽しみに待っていてください。

ありがとうございました。

2011年6月13日に、日本での年内サービスついて正式に発表され、現実味をおびてきた話題作「マビノギ英雄伝」。編集部は「E3 2011」会場で実際にプレイをしてきたが、しっかりと作られたアクションの気持ちよさと操作性はコンソールゲームに近い印象を受けた。またグラフィックや演出の仕方は「マビノギ」とは少しイメージは異なるが、さすがの出来栄え。今後、日本でのサービスに向けてブラッシュアップや独自のコンテンツも準備するということなので、ぜひ楽しみにまっていよう!

マビノギ英雄伝サービス終了

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