RJC2011優勝チームは「Greensleeves」!「ガンホーフェスティバル2011」&「RJC2011」が開催

ガンホー・オンライン・エンターテイメントは、6月4日、ディファ有明において、「ガンホーフェスティバル2011」を開催した。

当日は、ガンホーの各タイトルならびに協賛企業のブースを展開、さらに「Ragnarok Online Japan Championship2011(以下、RJC2011)」をはじめとしたステージイベントやコスプレコンテストなど、1日に渡ってさまざまなイベントが催された。

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開会式では、開催に先立ち「RJC2011」の公開抽選会が行われ、また、ガンホー・オンライン・エンターテイメント代表取締役社長 CEO「森下 一喜」氏が登壇し、開会の挨拶を行った。

森下氏は、震災の影響で延期となり、今回の開催についても悩んだとの胸中を明かし、その上でも開催に至った理由として、ゲームから日本を元気にしていきたいという考えを述べた。

次に、中村氏により、RJC2011のルール、出場チームなど、試合を楽しむための見どころなどが紹介された。

続いて、「トイ・ウォーズ」「ラグナロクオンライン モバイル」カンファレンスおよび、中野腐女シスターズによるLIVEが行われ、特にLIVEは盛り上がりを見せていた。

RJC2011の全試合をお届け!

そして、いよいよRJC1回戦が開始。ここからは、ラグナロクオンラインの運営を担当している佐久間氏と山本氏の実況により行われた各試合の内容をお伝えしよう。

RJC1回戦

1回戦は、像を挟んでの戦闘がセオリーとなる「クロス」のマップで行われた。なお、2ラウンドを先取したほうの勝利となる。

第1試合 Jumpin’Now(Cブロック代表) VS. +Nirvana+(Dブロック代表)

強豪を下し、Nornワールド初の決勝トーナメント出場となった「Jumpin’Now」と、激戦区の中で勝ち進み、連続出場を果たした「+Nirvana+」という組み合わせで行われた大会の初戦。

第1ラウンドでは、まず、Jumpin’Nowの中にいたスナイパーやチェイサーについて、実況の2人にとっては想定の範囲外だと発言。決勝トーナメントで出てくるのは、異例のことだそうだ。

そしていよいよ試合開始。まず「Jumpin’Now」が陣地に罠を設置。一方の「+Nirvana+」は、相手陣地に攻め込み激突。「+Nirvana+」は罠をものともせず、一気に撃破。7対0の一方的な結末となった。

続いての第2ラウンドでも、同様の展開に。しかし、今回は「Jumpin’Now」が応酬。4対3でこう着状態に。しかし、ここで「Jumpin’Now」のハイプリーストが自滅し、3対3になってしまう・・・。

今度は、「Jumpin’Now」が「+Nirvana+」に攻め込むが、互いに攻めきれず、試合の状況は動かず。そのまま時間切れ・・・と思いきや、最後にJのジプシーが罠を踏んでしまい、戦闘不能に。第2ラウンドも「+Nirvana+」がとり、準決勝進出となった。

第2試合 Greensleeves(Eブロック代表) VS. anomie(Aブロック代表)

第2試合は、速攻が売りの強豪中の強豪である「Greensleeves」と、対人戦のプロフェッショナルとして強豪を下し、Urdrワールドからの出場となった「anomie」の対戦。プレイヤーからの下馬評の1位と2位という、初戦から期待の高まる組み合わせとなった。

アサシンクロス同士の戦いが注目された第1ラウンドでは、中央を挟んでのけん制により、試合は一進一退の攻防が展開された。しかし、阿修羅覇凰拳を打ち込んだ「Greensleeves」の猛攻により、一気に試合は動き、「Greensleeves」が4対0で勝利した。

続く第2ラウンドでも、像を挟んで対峙し、互いに射線をとりながらも均衡した試合展開。1分を経過してもなお7対7の状況は変わらず。ここで、「Greensleeves」のアサシンクロスが的確に相手を撃破し、状況は「Greensleeves」有利に。

「anomie」はパラディンのみとなってしまうが、防御の要だけあって4対1の状況であっても粘り続ける。最後まで生き残るも、生存人数の多かった「Greensleeves」が準決勝に進出した。

また、第3試合の前にはコスプレステージが実施され、多くの人が壇上で自身の衣装をアピールしていた。

第3試合 それはないける(Gブロック代表) VS. くまー将軍(Fブロック代表)

第3試合は、試合数は少ないもののLisaワールド初の進出となった「それはないける」と実績に恥じない安定した実力を持つ「くまー将軍」の対戦。どちらも速攻系のチームということで、展開の早い試合展開となった。

第1ラウンドでは、像を挟んでけん制しあう展開。しかし、「それはないける」が後ろに下がると、ここぞとばかりに「くまー将軍」が攻め込む。「それはないける」側のクラウンを撃破すると、「くまー将軍」はそのまま押し込み、7対0の圧勝となった。

続く第2ラウンドでは、「くまー将軍」が下側に展開、そのまま攻め込み、一気に攻め込み速攻で「それはないける」側を全滅させた。終始圧倒的な強さを見せ、「くまー将軍」が準決勝に進出した。

第4試合 Dramatically Defeat Sky(Bブロック代表 以下、DDS) VS. くま組(Hブロック代表)

予選1回戦は4ラウンド戦うなど、苦戦しつつも勝ち抜いてきた「DDS」と古くから参加し続けている本大会のダークホース「くま組」の対戦。それぞれに苦労しつつも初出場を果たしたチーム同士の組み合わせとなった。

第1ラウンドは、最初は像を挟んでの展開となったが、くま組が一旦自ギルドの陣地へと後退する。そこをすかさず「DDS」が攻め込んで、7対0での勝利となった。

そして、第2ラウンドでは、「DDS」がチャンピオンを入れて試合開始。両ギルド同様の布陣となり、ここでも「DDS」が攻め込んで7対0で勝利し、準決勝へと駒を進めた。

準決勝戦

今回のマップは、複雑な射線から混戦が予想されるカジノ。アサシンクロスのクローキングの使い方がポイントだ。

第1試合 +Nirvana+(Dブロック代表) VS. Greensleeves(Eブロック代表)

ともに1回戦で相手チームを圧倒したギルド同士の対戦。ともに出場経験のあるチームだけあってハイレベルな展開が予想される。

第1ラウンドは、ともにラウンドプロテクターを展開、けん制しつつも互いに隙を見て攻撃。「Greensleeves」はチャンピオンが戦闘不能となり、不利になるかと思いきや形勢を立て直して「+Nirvana+」を圧倒。そして、徐々に均衡が崩れ、最終的には「Greensleeves」が勝利を勝ち取った。

第2ラウンドでは、上側に「+Nirvana+」、下側に「Greensleeves」が配置し、それぞれけん制しつつも徐々に「Greensleeves」が「+Nirvana+」を陣地に押し込む。劣勢にたった「+Nirvana+」は最後まで粘り続けるも、阿修羅覇凰拳が決め手となって、「Greensleeves」が勝利、決勝へ進出した。

第2試合 くまー将軍(Fブロック代表) VS. DDS(Bブロック代表)

続いては、悲願の優勝を狙う「くまー将軍」と、またしても「くま」つながりのチームとのマッチングとなった「DDS」の対戦。ともに速攻の「くまー将軍」に対し「DDS」がどのように対応するかがポイントだ。

第1ラウンドでは、ハイプリーストをおかず、とにかく火力を強化した「くまー将軍」が、下から一気に「DDS」を攻め続ける。そのまま、「DDS」を圧倒し、6名を残して「くまー将軍」が勝利をもぎ取った。

続く第2ラウンドは、互いにハイプリーストを置かず、攻め一辺倒で展開するも、今度は「DDS」が「くまー将軍」を圧倒。次第に追い込まれた「くまー将軍」は、阿修羅覇凰拳で一矢を報いるも、「DDS」の勝利となった。

勝ったほうが決勝へと進出する第3ラウンドでも、互いが火力重視の布陣に。「くまー将軍」側が速攻で阿修羅覇凰拳を発動し、パラディンを撃破。「DDS」は、その後善戦するも、最後まで攻め続けた「くまー将軍」が決勝への切符を手に入れた。

3位決定戦

3位決定戦のマップは「ホール」。こちらはとっても狭いマップになっているため、乱戦が予想される。

+Nirvana+(Dブロック代表) VS. DDS(Bブロック代表)

3位決定戦は「Greensleeves」にあと一歩及ばなかった「+Nirvana+」と、最終ラウンドまで持ち込むも、「くまー将軍」に惜しくも敗れた「DDS」の一戦となった。

第1ラウンドでは、互いに正面から激突。ジプシーを擁した「+Nirvana+」が少しずつ「DDS」のユニットを撃破していき終始圧倒、勝利を掴み取った。

第2ラウンドでは、「+Nirvana+」が飛び込むも、DDSが応酬し、ジプシーを撃破。しかし、それでも止まらない「+Nirvana+」が徐々に攻め込み、そのまま勝利。3位の栄冠に輝いた。

決勝戦

決勝の舞台となるのは「ガーデン」。水場以外に何もなく、小細工無用のマップとなっている。また、決勝は3ラウンド先取で勝利となる。

Greensleeves(Eブロック代表) VS. くまー将軍(Fブロック代表)

下馬評どおり、常勝ギルドとしての強さを見せ付けた「Greensleeves」と、過去2回優勝ギルドに敗北しており、今回が初の決勝進出となる「くまー将軍」による決勝戦。

第1ラウンドは、様子見をした「くまー将軍」に対し、「Grennsleeves」が遠距離からソウルブレイカーとアシッドデモンストレーションで攻撃し、確実に各個撃破。一気に勝利を引き寄せた。

第2ラウンドは、互いに中央に陣取り、攻防を展開。しかし、「Greensleeves」がまたしても遠距離攻撃を効果的に的中させ、「くまー将軍」側の人数を削っていく。反撃もかなわず、このラウンドも「Greensleeves」が勝利し、早くもリーチをかけた。

続く第3ラウンド、ここで「くまー将軍」が反撃を見せる。序盤は互いにパラディンとクリエイターが撃破される互角の展開。しかし、「Greensleeves」のアサシンクロスが撃破されたことで状況が変化。火力がなくなった「Greensleeves」は防戦一方となり、そこを畳み掛けた「くまー将軍」が勝利をもぎとった。

依然「Greensleeves」が優勢な状況での第4ラウンド、「くまー将軍」は、前回同様の布陣で勝負にでる。序盤のうちに互いの火力の中心であるアサシンクロスを失うものの、同時に「Greensleeves」のパラディンも戦闘不能に。その後、均衡状態がしばらく続いたが、最後まで「くまー将軍」が攻め続け、勝利。これで2対2で並び勝負はいよいよ最後の第5ラウンドへ。

第5ラウンドは、ひたすらに技の応酬。互いにソウルブレイカーやプレッシャーなどのスキルを惜しげもなく使い、戦況は均衡していたが、「くまー将軍」側のアサシンクロスが撃破されると状況が変化。火力を失った「くまー将軍」を攻め、「Greensleeves」が勝利し、優勝の栄冠を勝ち取った。

その後には、RJC2011イメージソングを歌う腐男塾によるライブも行われた。

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