【HANGAME EX2011】第2部：「TERA」CBTは7月1日開始！プレイできる種族7種＆職業8種！SF2とKUF2情報も？日本メディア向けカンファレンス実施

韓国NHNとNHN Japanは、5月13日～14日に、韓国済州島にて新作オンラインゲームカンファレンス｢HANGAME EX2011」を共同開催、5月14日に日本メディア向けカンファレンスを実施した。

日本メディア向けカンファレンスでは、日本でサービスを予定してる3タイトルに関して、今後のスケジュールやゲーム内容の最新情報が公開され、質疑応答の形でさまざまな情報が公開されている。

「スペシャルフォース2」

登壇者

DRAGONFLY コ・ソンウォンチーム長
NHN JAPAN 佐野亘 SF2プロデューサー

現在まだすべてを発表できるレベルではないが、開発はしっかりと進行している。TEAM SF2として、Agile開発方法論「SCRUM」を適用、チーム内でコミュニケーション活性化システムを構築し、内部で全体を通して集約したデータを作成している。コンセプトは「開発＋協業システム＋SCRUM」となる。

SF2の後継作となる本作のシステムの詳細としては、打撃感やモード難易度の多様性および完成度を追求し、さらに深い開発を進めている。また、カスタマイズやチームプレイ誘導システムも採用、新規ユーザーに対しての「保護システム」も実装、親切なUIと逆転の可能性を支援するシステムとなり、初めて遊ぶユーザーも安心して楽しめるということ。武器も強化され、ライフルとスナイパーのアンバランス現象の最小化を目指し、兵科の選択による悩みを解消可能。

また、サーバーメンテナンスなしでアイテムアップデートを実施、ダウンロードの負荷を軽減。サウンドに関しては、実際の銃器のサウンドを録音し実装、すでに収録は終わっているとのこと。グラフィックは最新エンジンを使用したリアルな描写と全世界の特殊部隊の最新装備も銃器も映像化している。

Q＆A

マップはSFのリメイクなのか？

既存のSFで遊んでいるプレイヤーに向けて、自然にSF2でもマップに慣れてもらいたいといった意図で作成しています。

公開されたSSの最新版は？

本日公開したSSについては、無意識の認識力などを加味して、表現力やマップのさまざまな色の配置などを考慮してさらにアップデートしています。また本作では脳科学を研究して迫力のサウンドも含め、ゲーム内に随時反映していきたいと思っています。

「KINGDOM UNDER FIRE2」

登壇者

BLUESIDE イ・サンユンプロデューサー
NHN JAPAN 山口剛志 GE事業本部長

かなり長いバージョンの動画が会場では公開され、実施のゲーム内の映像も使用して作られたものだということだ。ジャンルはMMOアクション戦略RPGとなる。確定したプラットフォームはPCとPS3となる。本作の舞台は3つの勢力が共存するベルシア大陸の叙事詩。クラスと部隊による多様な成長要素が存在し、プレイヤーキャラの英雄を成長させ、OBTでは5つのクラスが公開される。全18種。100種類に及ぶ所有できる多様な部隊も実装、開発中の部隊も数多くあり、最終的には300種類を超えるということ。

歩兵・弓兵などの部隊と、マンモスなど巨大ユニットを利用した多様な戦術プレイを実現し、まさに真のオンラインアクションといえよう。リアルな大規模戦闘も実現し、中世の戦場の真っ只中に立っているかのような臨場感を演出。大規模なコミュニティも構築し、交易・戦闘・占領などを通じて多様な関係を築くことができる。RvR要素も実装される。

都市に関しては、ギルドメンバーを集めて都市を大きくして収益を得たり、ギルド戦などで楽しむこともできる。プラットフォーム別にコンテンツを用意しているとのこと。

Q＆A

Xbox 360版は？

最初に開発しましたが、マイクロソフトとのポリシーの問題で現在はリリースの予定はありません。

PS3版の運営は？

NHN JAPANがどちらのプラットフォームもサービスします。詳細はまだ発表できませんがコンシューマを通してオンラインの楽しみを伝えたいと思っています。

運営から開発に要望は？

ゲームの完成度を高くしてほしいと要望しました。今後細かいオーダーをするかもしれません。

PCとPS3版先にリリースするのは？

確定していません。

サーバーについて

国別に運営します。PCとPS3は別のサーバーで稼動します。それぞれのサーバーでのコンテンツを用意しています。

シングルプレイについて

本作はすべてを盛り込むように開発しています。シングルでもマルチでも遊べるように調整し、1人で遊ぶときでも大規模戦闘を楽しめます。NPC部隊なども存在します。ワールドマップでは戦闘はしません。

「TERA」

登壇者

BLUEHOLE STUDIO キム・カンソク代表
NHN JAPAN 山口剛志 GE事業本部長

たくさんのプレイヤーが待ち望んでいる「TERA」について、日本サービスの最新情報がなどが公開された。先日日本で発表された声優のボイスも収録されたムービーが紹介された。

実写風のフュージョンファンタジーの世界観を持つ超大作次世代MMORPG。2011年1月11日に韓国でOBTを開始した。韓国での成功をそのまま日本のサービスにも反映したとのこと。日本での活動の歩みも公開し、こだわりを持ったBLUEHOLE STUDIOとの開発の状況も語った。TERA DAYやLIVE SHOWでの情報提供のコミュニケーションツールもユーザーとの円滑な関係を築けたと成功の確信をつかんだそうだ。

また先に発表された重大発表でLIVE SHOWでは明かされなかったCBTの開催日は2011年7月1日～4日に決定、募集は6月13日から、募集人数は35000人を予定。

CBT時のコンテンツについては、種族は7種類でプレイ可能、ヒューマン・キャスタニック・アーマン・ポポリ・エリーン・バラカ・ハイエルフとなる。職業は8種類がプレイ可能。ウォーリアー・ランサー・バーサーカー・スレイヤー・アーチャー・ソーサラー・プリースト・エレメンタリストとなる。

大陸は3つ移動でき、レベルは22までプレイ可能。韓国で好評だったインスタンスダンジョンも体験できる。種類は、黎明の島・ヴェリカ・永遠の盆地と発表された。

また、一番の特徴である「フリーターゲティング」を楽しんでほしいと語り、リアルな戦闘を楽しむことができ、豪快で痛快なアクションが特徴的だという。グラフィックやカスタマイズももちろんCBTで体験できる。現存するMMORPGで最高位のグラフィックだと自負しているという。さらにパーティープレイの醍醐味も体験でき、職業別の役割や大型ボイスへの挑戦などを楽しんでほしいということ。

Q＆A

定額モデルについて

正確な情報はお答えできません。決定はされています。採用の理由はアイテム課金との違いを考え、またどんなユーザーでも公平に遊んでもらえると考え、定額モデルを選択しました。

CBTのクライアントについて

韓国のOBTのバージョンよりさらに最新でローカライズも実装しているものとなります。CBTを通じてもっとより良く調整していきたいと思っています。

韓国の正式サービスで伸び切れていない状況は？

韓国TERAがもっている課題はアップデートコンテンツの遅延と、パーティーマッチングなどの不満などと認識しています。市場の違いもありますが、日本では初動が遅くても年数が経てば伸びるのかと考えています。韓国の成功体験をそのまま日本で導入するのでさらに問題の対策をアップデートして日本でリリースするということは、むしろよかったのかなとも思います。