「ドラゴンズドグマ オンライン」戦甲種攻略のカギは“吹き飛ばし力”にあり!魔軍四将軍が一柱“獣の将”とも戦えたシーズン3.0メディア体験会レポート

カプコンがサービス中のPS4/PS3/PCオンライン専用タイトル「ドラゴンズドグマ オンライン」。8月17日に次期大型アップデートであるシーズン3「亡国の炎」が実装されることに合わせて、メディア向けの体験会が行われた。

突如レスタニアを襲った新たな脅威“侵食魔”と、強大な力をもって精霊竜の守護する大地「フィンダム」を破滅へと陥れた“黒騎士”を退けた覚者たちの物語は、8月17日に次なる舞台へ。

シーズン3「亡国の炎」からは、新大陸「アッカーシェラン」が物語の舞台になる。「アッカーシェラン」はこれまで物語の舞台となっていた「レスタニア」「フィンダム」とは異なり、悪しき竜の力によって大陸が魔物の支配下に陥ってしまっている。ここでは、大陸に栄えたアッカー王家の人々と共に、悪しき竜から「アッカーシェラン」を“取り戻す”物語が描かれる。

今回行われたメディア向けの体験会では、次期アップデートの目玉となる「魔軍四将軍」の一柱である“獣の将”や、新たなエネミー“戦甲種”との戦闘、「覚者の自室」の拡張コンテンツである“ポーン戦術育成”と“マンドラゴラ・ガーデン”を先んじてプレイすることができたので、そのプレイフィールをお届けする。

その名前に偽りなし!百獣を使役する“獣の将”との戦闘では臨機応変な対応が肝に?

まずは、アッカーシェラン大陸に巣食う凶悪な魔物たちを束ねる、ひと際強大な力を有した個体「魔軍四将軍」のうちの1体、“獣の将”との戦闘の様子を紹介する。

“獣の将”は、その名が示す通り魔獣を束ね、使役する強大なドワーフオークだ。性格はかなり残忍で、人間のことは獣たちの餌程度にしか考えておらず、自ら手を下すまでもなく無残に食い破られる様を楽しんでいることさえある。

大きさはモゴックと同程度だが、両手に持った巨大な斧や鉄棍棒で周囲を薙ぎ払ったり、串刺しにした相手を地面に叩き付けて大きなダメージを与えるなど、苛烈な攻撃の数々が目立った。注目すべきは、使役した魔獣を使った攻撃だ。“獣の将”との戦いでは、さまざまな魔獣たちが“獣の将”の呼び掛けに応えて戦闘に乱入してくる。

出現する獣は多彩で、グリムワーグやエイプの亜種などの小~中型のエネミーはもちろん、ストリクスなどの有翼系のエネミー、そして“戦甲種”なども出現。また、通常のクエストであれば“ボスキャラクター”にも設定されるであろうグリフィンなどの大型のエネミーも登場するので、プレイヤーは単体で凶悪な“獣の将”と大型エネミー、そして数で勝る小型のエネミーたちを同時に相手取らなければならなくなる。

さらに厄介なことに、獣たちはしばしば“獣の将”の命令に従い、狙いを定めたキャラクターに対して一定時間集中攻撃を行う。これはシールドセージのアトラクトや、アルケミストの錬成物質など、敵の注目(ヘイト)を集めるスキルや効果さえ無視してくる。ソーサラー系のように攻撃に足を止める必要があるジョブは、しばらくの間動きを制限されることは必至だろう。

誰かが狙われたら速やかにエネミーの討伐に向かうか、あるいはこの機会に単独になった“獣の将”を狙うかは、パーティプレイ時の肝になりそうだ。なお、獣たちが誰かを集中攻撃している間も、“獣の将”へのヘイトは通常通りに作用する。なので、タンク職の人はこの時も気を抜かずに、追われている人から“獣の将”を引き離すことで余分な被害を抑えられるはずだ。

乱戦となるとこちらの分が悪くなることも。なるべく多くの敵を視界に入れながら戦うようにしよう。

頑強な鎧を吹き飛ばせ!一風変わった“戦甲種”との戦い

シーズン2で登場した“侵食魔”と同様に、シーズン3では新たなエネミーとして“戦甲種”が登場。さまざまなシーンで戦甲種とは刃を交えることとなる。

“戦甲”とは、アッカーシェランに跋扈する優れた鍛冶技術と知識を有する“ドワーフオーク”たちが、悪しき竜の加護を得た鉱石を用いて鍛えた鎧だ。戦甲には、多少の傷やヒビなら自ら修復してしまうという特性があるほか、装着した魔物の自我を薄れさせて使役し易くするという能力も備わっている。そのため、戦甲種にはオークのような鬼人系のエネミーはもちろん、サイクロプスやマンティコアといった大型のエネミーも存在する。

戦甲種は、身体の一部に戦甲をまとっている。例えばサイクロプスの場合、すね当てのように戦甲を装備して脚部をガードしているほか、腕全体にかぎ爪のついた戦甲をまとい、攻撃にも利用してくる。戦甲は非常に頑丈で、戦甲部位を攻撃してもエネミー本体にダメージを与えることができない。これまで通りエネミー本体に適切なダメージを与えるには、戦甲を破壊するほかないだろう。

戦甲は、攻撃を与えることで赤く変色し、ひび割れしたエフェクトが入る。この状態から攻撃を重ねることで白色になり、さらに一定量のダメージを加えると破壊することができる。戦甲は前述した通り自己修復機能を持っているため、赤く変色した状態でもしばらく放置すると元通りになってしまう。

戦甲の状態の変移
これはダメージを受けていない状態だが、ここからダメージを受けると、
赤色(画像の腕)→白色(画像の足)と見た目が変化していく。
戦甲を破壊した状態

今回はポーンを含んだソロパーティで挑んだため、戦甲の破壊にはかなりの時間が掛かった。通常クエストに出現するサイクロプス程度の戦甲種であれば、戦甲が破壊される前にほぼほぼ倒しきることができるかもしれない。しかし、高難易度クエストに出現する大型エネミー(今回は戦甲持ちのマンティコア)となるとそうはいかない。

足や胴体など、攻撃が当たりやすい部分は戦甲に覆われている場合が大半のため、特にファイターやウォーリアーのような接近戦が主なジョブは有効な打撃が与えづらくなるだろう。体力が高く攻撃も激しい高難易度エネミーを相手にする場合は、いかに味方と連携して特定の部位を迅速に破壊できるかが重要になりそうだった。

狭いフィールドに巨体のマンティコアが2体。さらに、多数のドワーフオークまで群がってくる。【高難易度】の表記に偽りなし。

戦甲は、複数の仲間と同時に同じパーツを狙うことで与ダメージにボーナス値が入るので、ソロよりもパーティのほうが圧倒的に破壊しやすくなるはず。また、ヒーラーの回復スキルを戦甲部位に当てることで、一定時間自己修復能力を止めることができる。ほかにも戦甲部位を用いた攻撃にタイミングを合わせて物理攻撃を当てると与ダメージにボーナス値が入るので、これらの仕様を上手く用いて素早い戦甲の破壊を狙おう。

戦甲持ちのゴアマンティコアは、全身くまなく戦甲で身を固めているため、かなりの硬さを誇る。厄介な攻撃を繰り出す尻尾も綺麗に戦甲にくるまれているため、手強い相手になるだろう。

「覚者の自室」のコンテンツが拡張!

シーズン3.0より、「覚者の自室」に2つの新コンテンツが実装される。1つは、マンドラゴラを育成できる「マンドラゴラ・ガーデニング」。もう1つは、ポーンの戦術を自分好みに変更できる「ポーン戦術育成」だ。

クセになる可愛さ?「マンドラゴラ・ガーデニング」

「覚者の自室」に、新たに鉢が追加される。ここではマンドラゴラの育成が行えるようになる。

「マンドラゴラ・ガーデニング」では、まず作成したいアイテムを選択する。作成できるアイテムは、各種ボーナスダンジョンチケットや攻錬石など多種多様。次に肥料を選ぶのだが、この肥料に選択できるアイテムも多様で、鉱石や肉といった素材系からクレストや武器・防具などの装備品、各種鍵などほとんどすべてのアイテムを肥料として与えることができた。

まずは作るものを選択
次に与える肥料を持ち物から選ぶ
あとはマンドラゴラが育つまで気長に待っていよう!

すべてを選択し終えると、マンドラゴラの育成が完了し、最初に選択した作成したいアイテムを入手できる。通常だと育成完了まで一定の時間を要するが、黄金石を用いることで育成時間を短縮することが可能だ。

マンドラゴラは与えた肥料の組み合わせによって育成完了時に見た目が変化することがある。一度確認した見た目は図鑑に保存され、自室を気ままに歩いているマンドラゴラの見た目を好きな見た目に変えることも可能だ。

クセになる可愛さがある……。

より細かく行動を指示できるようになる「ポーン戦術育成」

「マンドラゴラ・ガーデニング」とあわせて、シーズン3.0からは「覚者の自室」に“語らいのベル”が追加される。インテリアとしても機能するこれを利用することで、戦闘中のメインポーンの行動をより細かく設定することができるようになる。

例えば、【行動の優先度】というカテゴリーでは、タッチ救済やオブジェクト破壊の優先度を選択可能。タッチ救済の優先度を下げて攻撃に集中させたり、オブジェクトを積極的に破壊させるように設定することができる。

また、敵の種類によって使う技を定めることも可能。小型の敵にはこのスキルを、大型の敵にはこのスキルを、というように、さまざまなシーンを想定して細かく行動を設定できるようになった。戦術は、既定の対話回数を消費することで設定できる。対話回数は、ポーンと一緒に冒険することで獲得可能なので、さまざまな戦い方を試してみよう。

いよいよ来週に迫ったシーズン3「亡国の炎」。今回紹介したコンテンツ以外にも、シーズン3.0ではさまざまなストーリー、遊び、そして多くの困難が覚者たちを待ち受けている。新たな戦いに備えて、今から準備を整えておこう!

大陸の中央に鎮座する大火山。あそこに悪しき竜が居るのだろうか…。
ドラゴンズドグマ オンラインサービス終了

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