【E3 2017】「FFXIV: 紅蓮のリベレーター」アーリーアクセス直前!“動き、理解した?”な「豪神スサノオ」バトルチャレンジレポート

スクウェア・エニックスが2017年6月20日に発売を予定している「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター」。日本時間の本日6月16日からいよいよアーリーアクセスが開始される本作について、「E3 2017」にて実施されていた「豪神スサノオ」バトルチャレンジのプレイレポートをお届けする。

日本にいる光の戦士諸兄は、この日を心待ちにしていたことだろう。日本時間の本日6月16日19時より、いよいよパッチ4.0「紅蓮のリベレーター」がリリースされる。

メインストーリーを進める人や真っ先に新ジョブのレベリングに励む人など、メンテナンスが開けてから取り掛かることは人それぞれだが、皆一様に本エキスパンションのリリースを楽しみにしていたはず。

今回は、アメリカ・ロサンゼルスにて開催された「E3 2017」会場にて実施されていたバトルチャレンジ「豪神スサノオ」の模様をお届けします。実際にプレイしてみて判明した範囲でギミックの解説なども行っていくので、「初見で楽しみたい!」という人はご注意ください! 「どんな戦いになるか早く知りたい!」という人は、メンテナンスが開けるまでの時間を、少しだけ本稿に頂ければ幸いです。

※注意:本稿に記載されている内容はあくまで「E3 2017」会場における仕様をもとに記載しています。実際のコンテンツの仕様とは異なる場合もあるので、あらかじめご注意ください。

クリアチームが現れると、会場全体から喝采と拍手が巻き起こっていた。

「あ、アい、アイム……ゴージ…」(直訳:私はゴージです)

今回筆者は3日間すべて会場に足を運んだのだが、いつ見てもスクウェア・エニックスブースのバトルチャレンジには長蛇の列ができていました。

個人的にようやく余裕のできた3日目の本日(現地時間ではまだ6月15日です)、朝イチから並ぶこと3時間ほどでようやくプレイにこぎつけることが。

しかし、問題はスサノオに挑む前から始まっていました。そう、列が進むに連れて、徐々に参列者の間でパーティ募集が開始されていたのです……! バトルチャレンジは8人パーティで行われます。基本的には前の人から順番にスタッフの人が案内してくれるのですが、こっちの人の気質なのか、みんなかなりフレンドリーで待機中から積極的に話しかけ合い、ナチュラルにパーティを組んでいたことが印象的でした。

この波に乗り遅れてはいけないと感じた筆者も、必死に中学生レベルの英語で「あ……アイ ウォント ユーズ ウォリアー……I’m Gorge」と、メインジョブである戦士が使いたいことをアピール。同じゲームをプレイしている仲だからか、こんなのでも案外通じてしまうもので、「You’er Tank!? Yes!!」みたいな感じでパーティに迎え入れてもらいました。

“豪神スサノオ”は、「紅蓮のリベレーター」より追加となる新種族コウジン族が信奉する蛮神です。コウジン族は水中での活動が得意な種族ということもあり、スサノオ戦は海に浮かぶ円形のフィールドで行われることに。

スサノオは、単体の通常攻撃の合間にキャスト無しの少し痛い攻撃(タイタンのロックバスターのようなイメージ)を一定間隔で繰り返してきます。戦闘開始からすぐに一発目がくるので、タンクの人はあらかじめ防御バフを使用しておくと良いでしょう。

しばらくすると、各プレイヤーキャラクター(以下、PC)の足元に円形の範囲が出現します。これだけならただ回避するだけで良いのですが、対象PCに吹き飛ばし→超広範囲攻撃→頭割り→円形床範囲と、複数の攻撃が重なるタイミングがあります。ここは特にパーティが崩れやすいタイミングなので、誰かが吹き飛ばされるのを確認したら、位置を確認して次の行動に備えましょう。

タイタン戦の“大地の重み”の対処方法のように、あらかじめPTメンバー全員が意識的にスサノオの背面に集まっておければ、より回避することが容易になるかもしれませんね。

またこれ以外にも、スサノオはフィールドの外周に雷雲のようなものを発生させ、対象に向かってキャスト有りの直線広範囲攻撃を行います。回避は範囲を確認してからでも十分に間に合いますが、後半になると雷雲の数が増加します。なので、タンクの位置取りは外周ギリギリではなく、やや余裕を持たせたほうが回避しやすくなると思います。ちなみに直撃すると数秒間麻痺のデバフが付いてしまうので注意が必要です。

しばらく削っていると、いよいよ本バトルの目玉ともいうべきフェーズ2が始まります。ここはまさにタンクの見せ場ともいうべき場所なので、メインタンクの人はぜひ中央に出現するアイコンに触れて見てください。興奮必至の大規模なアクティブ・タイム・マニューバが始まりますよ。

ここはとにかく演出が凝っているので、特に難しいギミックはありません。強いて挙げるなら、外周から中央に向かってゆっくりと飛来してくる玉に注意。触れると円形範囲に爆発するので、ヒーラーの人が端っこで処理し自身で回復してしまうのが適しているかもしれませんね。

ここを乗り切れば、いよいよ後半戦です。後半戦では、スサノオの攻撃がより苛烈になるものの、前半戦でしっかりと意識できていたことを後半までキープし続けられれば、自ずとクリアできるはず。ただ、スサノオがキャスト無しの全体攻撃を使用し始めるほか、タンクに対してキャスト有りの単体大ダメージ攻撃を行ってくるので、ヒーラーは回復をより手厚く、タンクは大ダメージ攻撃に対してしっかりと防御バフを合わせられるように備えておきましょう。

筆者のパーティは惜しくもクリアとならなかったものの、見知らぬ人とその場で話し合い、パーティを組んで遊ぶというのはなかなか刺激的な経験でした。同じゲームを遊んでいると、言葉は上手く話せなくても、何となく言っていることが分かるので、同じタイミングで笑えたりします。普段はソロってる筆者ですが、たまにはいろんな人と交流してみようと考えさせられる、そんな「豪神スサノオ」バトルチャレンジレポートでした。

ちなみに、クリアするともらえるTシャツはこんな感じでした。

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