馬鹿正直で脳筋だけど1本筋の通った熱血漢!「ソウルワーカー」新キャラクター“ジン”を紹介!

NHN ハンゲームがサービス中の「ソウルワーカー」において、7月6日に5人目のプレイアブルキャラクター「ジン・セイパーツ」が実装される。ジンのコンセプトや設定秘話などを、開発チームのソク・ミンジェ氏と鶴野誠亮氏に聞いた。

国内市場を意識したアニメ調のデザインとして生まれ変わり、今年4月に満を持して正式サービスが開始された「ソウルワーカー」。現在ハル、アーウィン、リリー、ステラの4人がプレイアブルキャラクターとして使用可能な本作だが、7月6日に5人目のプレイアブルキャラクターとして“ジン・セイパーツ”が実装されることとなった。

「ジンってどんなキャラ?」「2人目の男キャラだけど、ほかのキャラとの関係は?」「なんでソウルワーカーになったの?」などなど、気になるジンの設定や誕生秘話について、今回「ソウルワーカー」開発チームのソク・ミンジェ氏と鶴野誠亮氏にお話を伺うことができた。

ジン=愛すべきバカ!

ジンは、嘘を吐けない正直者な熱血男児。女性に対する免疫もあまりなく、良い言い方をすれば真面目で誠実、悪い言い方をすれば馬鹿でヘタレという、ある意味一番人間臭い性格をしている。

また、元々格闘家を目指していたため腕っぷしには自信があり、三度の飯より(もちろん食べることも好きだが)筋トレが好きという筋肉馬鹿でもある。そのため、武器はグローブを使用し己の肉体で敵と戦っていく。素早く豪快な動きを持ち味に積極的に前線に立ち、持ち前のパワーで相手を圧倒する。

女性が近くにいると鼻血を吹き出しちゃうほどピュアなジン

格闘技をやっていたこともあり、攻撃のコンビネーションとバラエティは目を見張るものがある。通常攻撃はテンポの早い拳による連撃が特徴だが、中には拳にオーラを纏わせて飛ばしたり、空中から地面に巨大なオーラの玉を叩きつけるスキルを持つなど、中距離・空中戦にも対応可能。

敵との距離を詰める・縮める移動系の技も持ち、攻撃をキャンセルして即座に次の攻撃に繋げることができるスキルも持っているので、アクションの難易度は高いものの操作していてとても楽しい作りになっている。また、特定の攻撃には麻痺効果もあり、数秒間だが敵の動きを封じることができる。ボスなど一部の大型の敵には無効化されてしまうものの、耐性などがつくことはないので、場合によっては相手を完封させることもできるだろう。

近距離から中距離までカバーする豊富な技のバリエーションも魅力。
広範囲攻撃も持ち合わせているので、殲滅戦もお手の物。

最大の特徴となっているのが、パーティメンバーの防御力を上昇させたり、敵のヘイトを集めるスキルを持っていること。

ソク氏によると、ジンにはいわゆるタンク(MMORPGなどにおける、敵の注意を引いて攻撃を受け止める職業)のような役割が持たされているという。敵の注意を自分に集めつつ防御力を上昇させるバフで被ダメージを抑え、パーティメンバーからの援護を待ったり、自身も広範囲攻撃スキルで一網打尽にするなど、これまでの「ソウルワーカー」とは少し趣の異なる遊び方ができるキャラクターだ。

オーラの拳を周囲に叩き下ろす大技。
オーラの玉よりもさらに広範囲を攻撃できるので、ヘイトを集めた敵を自ら処理することもできる。

馬鹿だけど、馬鹿なりに真っ直ぐで誠実な性格の“裏側”に迫る

ジンのソウルスピリッツ<br />
ジンの幼いころの姿をした霊体で、<br />
トラウマは「自分自身についた嘘の情熱」
ジンのソウルスピリッツ
ジンの幼いころの姿をした霊体で、
トラウマは「自分自身についた嘘の情熱」

文中で散々馬鹿馬鹿言ってしまったので一応フォローしておくと、ジンは基本的に、性格自体は真っ直ぐで正しくあろうとしているため、憎めないキャラクターであることは間違いない。しかし、彼にも「ソウルワーカー」として目覚めた理由があり、そこには“ジン”というキャラクター性を象徴するようなエピソードが秘められていた。

元々格闘家を目指していた、というのは上記でも触れたが、ジンは鍛え抜かれた自身の身体を呈し、次元災害「空白」によって傷ついた人々の救助活動を精力的に行っていた。“格闘家になる”というジンの夢は、「空白」に蝕まれた世界ではあまりに無意味で、夢も希望もなくした末にすがりついたのが、“他者の助けになる”ということだったのだ。

ジンは、もちろん“人々を助けたい”という真摯に思い、善意で行動している。しかし、それとは裏腹に、根底には自身の失った夢を補うため、ひいては自分の存在意義を強調させるために救助活動に力を尽くしている節もある。そんな彼の行動はいつも、見守るものをハラハラさせるという。

ソク氏は、ジンを表現する上で「自己犠牲」を重要な要素として取り入れているとし、タンク的な役割がスキルとして持たされているのも、ジンのこういった背景が理由だと語った。

3Dアニメーションでお蔵入りになった企画や、次期実装予定の新規コンテンツの情報もぽろり

明るい性格と、その理由づけとなる細かな設定も魅力的なジンだが、3Dアニメーションでは同じ男性であるアーウィンとはさまざまな絡みが用意されていたとか。

自信家でニヒル、女性慣れしているアーウィンと、愚直で誠実、そして女性には全く耐性がないジン。正反対の性格をした2人だが、それ故に3Dアニメーションでは意外といいコンビになっていたという。特に、女性を絡めた2人の会話やちょっとしたイベントなどはコメディとして多くの企画が検討・制作されていたようだが、諸々の事情からお蔵入りになってしまったとのこと。今回正式にジンが実装されることを機に、割愛されてしまったこの2人の絡みが復活することに期待しよう。

また、ジンは初期では野球少年でプロ野球選手を目指していた、という衝撃の設定もソク氏の口から語られた。それ以外の設定はおおまかに現在のままだが、やはり“野球少年が拳で戦う”というイメージが繋がり辛く、こちらは日本でサービスインする際に現在のように変更されたという。

……もしもジンが野球少年のままだったら、バットでヴェシを殴り倒したりしたのだろうか。それはそれで見てみたいという衝動は、そっと胸の中にしまっておこう。

女の子を口説くアーウィンの隣で、
鼻血を流すジンの姿が目に浮かぶ…。

鶴野氏の口からは、「アポカリプスレイド」と呼ばれる新たなコンテンツの情報も語られた。高難易度ダンジョンとして6月15日に「ディストリクトレイド」が実装されたが、「アポカリプスレイド」ではパーティ人数が4人から8人に拡大されるという。人数が増えることで難易度もより歯ごたえのあるものになるとし、時にはプレイヤーそれぞれが役割を担って戦うような場面も想定されているとのこと。ジンにタンクロールに似たスキルが持たされた意図は、どうやらこの「アポカリプスレイド」にもあるようだ。

最後に、鶴野氏は「『ディストリクトレイド』が実装され、続々とクリア者も出てきている中、新クラスの追加ということで多くのユーザーさんが注目していると思います。ジンは本当にアクション性が高くなっているので、今までの操作に物足りなさを感じていた人はぜひ使用してみてください」とコメント。続けてソク氏は「ジンの特徴は、なんといってもタンカーになれるということだと思います。性格は少し抜けている部分もありますがイケメンですし、人気も出ると思うので、モテたい方はぜひ使ってあげてください(笑)」と語った。

左)鶴野誠亮氏、右)ソク・ミンジェ氏

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