スクウェア・エニックスは、「ファンタジーアース ゼロ」について、ワールド統合をはじめとする2016年度のアップデート情報を公開した。
ワールド統合について
50vs50、総勢100名が入り乱れる戦争が「ファンタジーアース ゼロ」のメインコンテンツです。過去7つあったワールドですが、人口の偏りにより一部のワールドでは満足に50vs50ができない戦場が見受けられたため、各ワールドの人口を基に3つのワールドに統合しました。
しかし、現在はIshuldワールドに人口が大きく偏っている状態となっています。昨今ではKetherワールドで「プロジェクトK」と称してイベントを行っておりましたが、人口のバランス改善にまで至りませんでした。
協議の結果、「50vs50の戦争が楽しめる状態」を作るにはサーバーを1つにする必要があるという結論に至りました。それを実現するため、1つのワールドに大人数のキャラクターがログインしても正常にプレイができるように、サーバーやシステムの設計を調整いたします。
ワールド統合の詳細については別途公式サイトにてお知らせいたします。
戦争時間の調整
戦争時間を35分から45分に変更
戦争は攻撃側が主体で発生させるものであり、乱立させて意図的に人数が埋まらない戦場を発生させ、攻撃側に初動から有利な状況を作り出してしまうことを抑制するため2015年に戦争時間を45分から35分に変更しました。
しかし、防衛側が最初から領域を確保せず、延々と歩兵戦が続くという戦場が見受けられるようになりました。
この戦術の勝率は低いものの、領域という通常戦争における「ファンタジーアース ゼロ」の醍醐味である部分をなくしてしまい、攻撃・防衛ともに歩兵戦に著しく偏り、攻撃側・防衛側も存分に戦争を楽しめていないという状況を作り出しています。
まずは戦争時間を35分から45分に戻すことで戦術を正常化し、戦場の乱立については別途精査していきたいと考えております。
戦争内容の見直しとスキル調整
戦争について
序盤から中盤にかけて拠点ゲージの差がつき過ぎると逆転がし辛く、逆転の要であるキマイラも早期に発見されると敵拠点に近付くことさえ困難な状態です。
これも戦術の一環であり、逆転要素を強くし過ぎると序盤から中盤までの組み立てが疎かになってしまうため、それらを抑えつつ、逆転要素が機能して「最後まで戦争を楽しめる状態」を目指すべく、調整を行います。
召喚獣の重要性
歩兵でのアクションは「ファンタジーアース ゼロ」の魅力ではありますが、建築物や領域、そして召喚獣を含めたすべてが戦争を構成する重要な要素だと考えます。特に召喚獣については、より役割を遂行し活躍できるような調整を行っていきます。
スキル調整について
スキルについては日々たくさんのご意見をいただいております。各クラス、武器、スキルの使用率等のデータも考慮しつつ、さまざまな角度から調整を行っていきたいと考えております。
また、現状目立った動きができていない銃、魔導具について特徴や実装当初のコンセプトが光るような使用感の見直しや、他武器との差別化等も検討しております。
今回発表されている内容以外の企画なども同時に進めていますので、今後の発表についても楽しみにお待ちいただけると幸いです。
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