「うたわれるもの 偽りの仮面」とのタイアップも決定!次期アップデート情報やコスプレコンテストなども実施された「マビノギ」オフラインイベントをレポート

ネクソンが運営するMMORPG「マビノギ」。本日4月24日に東京・品川グランドホールにて、オフラインイベント「マビノギパーティ 2016」が開催された。

北ヨーロッパを舞台としたほのぼのとした世界観と、食べ物による体型の変化や歳による身長の変化など、“生活”を感じられるゲームデザインで愛され続けている「マビノギ」。毎年恒例となった本作のオフラインイベントが、今年も開催された。

等身大パネルの設置や「リアルガチャ」などのグッズも販売。
グッズを買い求める人でかなりの列も形成されていた。

11周年記念となる本イベントでは、新たなレイドダンジョンの実装を含む次期アップデート情報の公開や、TVアニメ「うたわれるもの 偽りの仮面」とのタイアップが明らかにされたほか、オフラインイベントならではのコスプレコンテストやプレゼント抽選会などが行われた。

会場ではイラストコンテストの投票も受け付けられていた。
いずれも力作ぞろいのイラストが、会場を華やかに彩っていた。

新エンドコンテンツ「夢幻のラビダンジョン」実装!アップデート情報が公開

今年のオープニングセレモニーでは、書道家のJ.Hiroyuki氏による蝋書アートが作成された。墨汁によって描かれたアートは一目で「マビノギ」のマスコット的存在であるパンくんと分かるものだった。しかし、この絵には一つ仕掛けがあり、パンくんのお腹の部分を塗りつぶして裏返すと、そこに「祝11周年」の文字が浮かび上がるようになっていた。

続く最新アップデート情報では、司会進行役を務める森一丁さんと磯村知美さんが登場。さらにネクソンコリアのマビノギ開発チームも登場し、アップデート情報の告知やコンセプトアートの公開などが行われた。

左から、森一丁さん、磯村知美さん

次期アップデートでは、ウルラ大陸の7つのダンジョンが改修されることに。新しい等級のダンジョンの実装に加えて、難易度の再調整などのリニューアルが行われる。さらに、新たなエンドコンテンツ「夢幻のラビダンジョン」も実装。ここではサキュバスたちの妖艶なる王女「サキュバスクイーン」がボスとしてプレイヤーを待ち受ける。

「夢幻のラビダンジョン」では、計3段階のサキュバスクイーンに会うことができる。違う種類のサキュバスクイーンと出会う方法は、既存のサキュバスと同様とのこと。

また、新ダンジョンには新たなモンスターも登場する。特に、ベビーサキュバスは制作チームも作っているうちに愛着が沸いてきたキャラクターだという。見た目もかなりキュートなキャラクターとなっているので、日本でもかなり人気になりそうだ。

さらに、去年12月に実施されたアップデート「聖域の扉」について、アルバン騎士団のメンバーに関するコンセプトアートも公開。初期設定原画や普段とは印象の違った私服のイメージビジュアルも明らかとなった。

引き続き開発チームは、「マビノギ開発陣にお願い!!」と題した質問コーナーに出演。事前に募集された、ユーザーからのさまざまな質問や意見に答えていった。

武器スロットの数を増やしてほしい!

既存のスロットを使い、ショートカットキーを使って簡単に武器を切り替えるシステムを開発中。年内での実装を目指す。

ミニゲーム増加

現在マビランドにミニゲームがたくさん搭載されているが、長期コンテンツとして見ているので、これからもどんどん増やしていく。

初心者向けコンテンツのアップデート予定

多彩な職業があるのが「マビノギ」の特徴ではあるが、逆に初心者には何から手に付けていいか分からない状態となっている。夏前には既存プレイヤーが初心者を手伝える「ヘルプ掲示板」の改善や、チュートリアルのアップデートを行う予定。

トレーニング2倍イベントを定期的に実施

「マビノギ」では、特にスキルレベル上げが大変なのは開発チームも理解している。夏の大型アップデートでは何かサポートできるイベントも実施するので、期待していてほしい。定期実施も前向きに検討する。

既存ダンジョンの改変、新規ダンジョンの増加

ユーザーからのフィードバックもかなり多い意見なので、開発内でも最優先して進めていこうと議論されている。実は去年から調整が進められており、こちらも今夏のアップデートには実施したい。

そしてこちらのコーナーにて、TVアニメ「うたわれるもの 偽りの仮面」とのタイアップ実施が発表された。アバターや装備の実装など、実施内容に非常に期待がかかるところだが、詳細などについては後日告知される予定となっているので、続報に期待しよう。

“マビ婚”報告のサプライズもあったコスプレコンテスト!

コスプレコンテストでは、人気のキャラクターから意外なあのキャラまで、総勢14名のコスプレイヤーが参加。

参加者は、鎧などの衣装はもちろん、羽や剣など、小物にもかなり力を入れて制作されていた様子。アピールポイントを訊かれた際には、今回のコンテストにあわせて体型まで調整してきたという、アスリート顔負けの参加者もいた。

気になる結果発表は、3位をビーパーのコスプレを披露した卍そんせき卍さんが、2位をナオのコスプレを披露した雪山ななこさんが受賞。そして1位には、見事な衣装でエルネドになりきったOriel_tarさんが輝いた。

第3位:卍そんせき卍 第2位:雪山ななこさん
第1位:Oriel_tarさん

こちらのOriel_tarさん、実は今年に「マビノギ」で出会った男性と結婚するそうで、今回の優勝賞金は諸々の費用に充てられるという。まさかの“マビ婚”報告に会場からは驚きの声が上がったものの、なんとも喜ばしい吉報に、コンテストは温かな拍手に包まれて終了した。

三宅麻理恵さんによるマビノベル朗読劇

三宅麻理恵さん
三宅麻理恵さん

マビノベルの朗読劇では、声優の三宅麻理恵さんが登場し、ユーザーから投稿された物語を、壇上にて三宅さんが朗読した。

マビノベル「満面の笑顔で!」では、本作を始めたばかりの初心者プレイヤーの視点からお話が始まる。友人に誘われて「マビノギ」の世界にやってきた初心者のわくわくや不安などの心情を三宅さんが熱演。

ゲームならではの出会いや別れ、成功と失敗、そしてさまざまな事情や理由からゲームを離れていってしまう人も…。オンラインゲームをプレイしたことがある人なら共感できる、独特のうら悲しさが丁寧に綴られていた。

「みんなが戻ってきた時に『おかえり!』と言えるように~」
という最後の一文が、とても印象的だった。

ユーザー同士の深い交流が目立った「マビノギパーティ 2016」

最後に行われた抽選会では、フィギュアやマグカップなどのグッズはもちろん、コンセプトアートのプレゼントや開発陣による描き下ろしイラストの贈呈も行われた。

中でも特に会場の度肝を抜いたのは、なんといっても会場にある等身大パネルのプレゼント。こちらは“持ち帰れる人限定”という条件付きだったものの、多くの参加者から「欲しい!」との声が上がっていた。

また会場では、ユーザー同士の交流が積極的に行われていることが印象的だった。プレイヤー名や所属のサーバーなどを記載した名刺が交換し合う姿も散見され、多くのユーザーに愛され続けて11年目まできたのだと分かる。

さらに、会場で配布されていた缶バッジの交換も盛んに行われていたようで、まるで来場者全員が顔見知りのように、終始和やかな雰囲気でイベントは進行していき、改めて本作は多くのファンに愛され支えられている作品なのだということが実感できた。

イベント出場のコスプレイヤーを紹介!

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