「TERA」巨大な手裏剣を武器に戦うエリーン専用の新クラス「くノ一」が登場!3月9日のアップデート内容をプロデューサーの中川敬順氏に聞いた

ゲームオンがサービス中の「TERA」において、3月9日にエリーン専用の新クラス「くノ一」が実装される。今回は東京・レストランNINJA AKASAKAにて、同日に追加されるコンテンツについて日本運営プロデューサーの中川敬順氏に聞いた。

中川敬順氏
中川敬順氏

3月9日に実装される「くノ一」は、「ソウルリーパー」に続いて約2年ぶりに追加される人気種族「エリーン」専用の新クラスだ。レベル50から開始できた「ソウルリーパー」とは違い、ヒューマン専用のクラス「ファイター」や、ハイエルフとキャスタニック専用のクラス「ヘビーガンナー」のように、レベル1からスタートする。キャラクター作成後は、チュートリアルマップ「ティアラニア」から始まり、レベル65まで通常のクラスと同様にレベルを上げていく。

今回は、忍者をコンセプトにしたエンターテイメントレストラン「レストランNINJA AKASAKA」で食事をしながら、3月9日に実装される「くノ一」やソロ用ダンジョン「天空のアリーナ」などの情報を日本運営プロデューサーの中川敬順氏に聞いた。

「レストランNINJA AKASAKA」は、和食をベースにした創作料理のお店だ。「忍コース」「大和魂コース」
など、和風の名前を使ったコース料理が多数存在し、各著名料理店で修行したシェフが作っている。ちなみ
に、上記の料理は「くのいちコース」のメニューとなっており、唐辛子を使ったアイスや季節の握り寿司
などが提供される。

巨大な手裏剣を片手に敵を切り刻む「くノ一」

「くノ一」は、巨大な手裏剣を武器に近距離、または中距離から戦う物理攻撃型のアタッカーで、素早く敵を攻撃してダメージを与えていくのが特徴だ。さらに「くノ一」は、全クラスのなかでトップクラスの移動速度を誇り、敵の攻撃も回避しやすい。ただ、防具が「ソーサラー」や「プリースト」などのクラスと同様にローブしか装備できず非常に撃たれ弱いので、敵に集中攻撃を受けてしまうと倒されてしまうことも多いという。

今回は日本では馴染み深い「くノ一」が実装されるということもあり、開発会社のBlueholeからアドバイスが求められ、日本運営チームの意見が反映された部分も多くあると中川氏は語っていた。

「くノ一」は前のめりになりながら走る。

「くノ一」は、各スキルを使用すると「速」「功」「復」「火」「爆」などの漢字のエフェクトがキャラクターの頭上に発生する。「速」の漢字が頭上に浮かぶ「神速閃」は、高速で敵を8回斬りつけるスキルとなっており、スキルが終わると同時に「速」の文字が斜めに斬れるエフェクトが発生するそうだ。

日本運営チームで話し合い、「『速』よりも『斬』のほうがかっこいいのでは?」という話をBlueholeに持ち掛けたところ、日本人の感覚とは若干違いがあるようで、「『速』のほうがデザイン的にかっこいい」と言われたのだという。

火炎連弾 極功術
神速閃
内丹術 爆炎風車

また、キャラクター作成時に専用の髪型とフェイスパターンも2種類ずつ追加。さらに人気の猫耳とうさぎ耳の新たな髪型としてポニーテールと三つ編みおさげが追加されるので、かわいいキャラクターが作りやすくなっていると中川氏は語っていた。

髪型は「ポニーテール」と「おさげ」、フェイスパターンは凛々しい顔などが増えている。

ソロ用ダンジョン「天空のアリーナ」が登場

「くノ一」の実装に併せて、ソロ用ダンジョン「天空のアリーナ」が実装される。一度に多くの敵が押し寄せてくるダンジョンとなっているそうなので、範囲攻撃が得意なクラスが活躍しやすくなっている。

そのほかにも、3月中のアップデートとして戦車に乗って8対8で対戦ができるPvPコンテンツコンテンツが実装される。ほかのプレイヤーと真剣勝負ができる「名誉の戦場」とは違いカジュアル系の戦場になっているそうなので、手軽に参加できるコンテンツになるようだ。

最後に、中川氏に質疑応答を行ったので紹介する。

質疑応答

――なぜ今回はエリーンに新クラスが実装されたのでしょうか?

中川氏:「ヘビーガンナー」はハイエルフとキャスタニック、「ファイター」はヒューマンなど、それぞれに専用の職業を実装したときに「エリーンでも殴りたいし、銃を撃ちたい」という声を多くいただいたので、今回はエリーンになりました。

――「くノ一」にした理由を教えてください。

中川氏:Blueholeの新クラスを作るチームが話し合い、エリーンを活かせるクラスとして、素早く攻撃ができる「くノ一」か、杖を巧みに操って攻撃をする「ウィッチ」の2つに絞られました。そのうえで今回は、ド派手なスキルを使え、さらにアクション性が高く本作と相性がいいという理由から「くノ一」になりました。

――新クラスの製作期間はどのぐらい掛かりましたか?

中川氏:コンセプトの議論を2015年1月からはじめて、5月から本格的に製作を開始しました。2016年1月末に韓国で実装されているので、期間としては約1年です。

開発当初は、苦無や手裏剣などを巧みに操る遠距離型のアタッカーになる予定だったと聞いていますが、面白味を出しづらくなってしまったという理由から近接型に変更されています。

――「くノ一」の特徴的なスキルを教えてください。

中川氏:ほかのプレイヤーをターゲットして使うとアバターやキャラクターメイクなども含めて、そっくりに変身する「変化の術」があります。キャラの頭上に表示され名前も変わりますが、攻撃してしまうと変身が解けるスキルです。

そのほかにも、「くノ一」は忍者漫画を参考に作られているので、分身して一斉に攻撃をするようなスキルも最初は考えられていましたが、戦闘の没入感を邪魔する要素だという理由から廃止されています。

――日本運営チームの意見が通ったもののなかで、印象に残っているものはなんでしょう?

中川氏:服のデザインですね。「くノ一」用の着物装備がありまして、春に出すということもあり、桜や蝶などの模様を入れてもらいました。

――「くノ一」を3月に実装する理由を教えてください。

中川氏:韓国では、新クラス「くノ一」と同時にダンジョンと装備も一緒に導入されているのですが、日本では学生さんたちの春休みにあわせるために「くノ一」を先に追加したいという要望を伝えました。

僕の考えでは、3月に新クラス、4月にダンジョンが実装できればいいと考えています。

――ありがとうございました。

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