【G-STAR 2015】2人の女性キャラクターがメインビジュアルに登場!武器のカスタマイズも可能となった「サドンアタック2」

11月12日より韓国・釜山のBEXCOにて開催されているゲームショウ「G-STAR 2015」。韓国で開発が進むFPS「サドンアタック2」の開発者にインタビューを行った。

「サドンアタック2」はNEXON GTが開発した新作FPSで、韓国で同時接続者数35万人という記録を叩きだした前作「サドンアタック」の正統進化といえる続編だ。Unreal Engine3を採用しハイクオリティなグラフィックを実現しているほか、コンテンツの多様化も図られている。

Kim Dae Hwon氏
Kim Dae Hwon氏

今回、NEXON GTのディレクター Kim Dae Hwon氏に合同インタビューを行ったのでその模様をお届けする。

本作の注目ポイントとしては、高品質なグラフィックと打撃感。相手との対戦が主であり、激しい動きの多いFPSというゲームの特性上、ただ、グラフィックを良くすればいいわけではないという。本作では、Unreal Engine3.8を採用しており、最新のUnreal Engine4の採用は早いと判断したそうだ。

前作の長所である軽快な動作と操作性を継承し、アニメーションやエフェクト、サウンドを通してリアルな打撃感をプレイヤーに感じてもらえるよう開発し、血の表現などにもこだわっているそうだ。なお、韓国では血の表現には年齢制限がかかるため、制限のかかった状態では黒い煙で表現され、PVなども制限版が用いられている。

グラフィックの進化では、たとえば金属の表現がよりリアルになり、質感や光の当たり具合による変化などが向上している。本作には、PvEとPvPが存在するのだが、高精細なグラフィックは主にPvEで適用され、PvPでは快適なプレイを行えるよう抑えられているという。

また、女性キャラクターの見た目も進化。本作のメインビジュアルにはロングとショートヘアの女性2人が起用されている。これには戦場という重いテーマのゲームに、愛らしい女性を登場させることでギャップを与えたいという意図が込められているそうだ。詳細はまだ明かせないそうだが、PvEをすすめることで2人の設定が明らかになっていく。キャラクターは現時点で12体存在し、今後も順次追加、もちろん女性キャラクターだけではなく、渋い男性キャラクターも登場する。

会場には女性2キャラクターの巨大なイラストが掲げられている。

キャラクターのカスタマイズは基本的に行うことができないが、腕の部分のみ変更が可能だ。腕のようにプレイヤーの画面に表示されるものはカスタマイズできるようにしたいという考えがあり、銃のカスタマイズも可能になっている。

銃は6箇所のパーツを変更でき、それぞれの箇所で3種類前後のパーツが提供される。パーツを変更すると見た目はもちろん、性能も若干変化する。しかし、性能を大幅に変えてしまうとバランスが崩れてしまうため、銃が重くなると移動速度が遅くなるといった調整を行っているそうだ。登場する銃は前作とほぼ同じで、約20種類程度が予定されている。

ゲームモードは、チームデスマッチや爆破ミッションなど基本的には前作と同様のスタイルとなる。PvPには「スカッドウォー」という新しいモード、そしてPvEにもプレイヤーが驚くようなモードを追加する予定とのことなので、詳細発表を楽しみに待ちたい。前作と同じマップも多数登場するが、新たなマップも追加されているそうだ。

筆者も会場でプレイすることができたのだが、控えめの設定になっているというPvPであってもグラフィックとサウンドの進化はすぐに感じ取ることができた。また、試遊の長蛇の列が常にできており、数時間待ちの状態で、韓国でも大きな期待が寄せられれているようだ。

韓国でのサービスは2016年夏が予定されている本作。日本でのサービスが行われるかは未定だが、新しいモードを含め随所にこだわって作られた本作のサービスを楽しみに待ちたい。

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