「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」パッチ2.0シリーズのメインストーリーも終盤!パッチ2.5「Before The Fall」などについてプロデューサー兼ディレクター吉田直樹氏にインタビュー

スクウェア・エニックスがPS4/PS3/PC向けにサービス中の「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」。ここでは、パッチ2.5「Before The Fall」などで実装されるコンテンツについてプロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏にインタビューを行ったのでその内容をお届けする。

「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」(以下、新生FFXIV)に実装予定のパッチ2.5はPart1、Part2に分かれており、メインストーリー前編や「クリスタルタワー:闇の世界」などのコンテンツは1月20日に実装予定のPart1、メインストーリー後編とイシュガルド防衛戦はPart2となっている。またPart1、Part2の間には「マンダヴィル・ゴールドソーサー」やゾディアックウェポンの続編が追加されるパッチ2.51の実装が予定されている。

ここでは、多種多様なコンテンツが追加されるパッチ2.5とパッチ2.51で実装されるコンテンツの内容についてプロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏にインタビューしたのでその内容をお届けしよう。

パッチ2.5は先入観なくプレイして欲しい

――パッチ2.5のタイトル「Before The Fall」の意味を教えてください。

吉田氏:今回はあまり先入観なく、色々なことを想像しながらプレイして頂いたほうがしっくりくると思いますのでタイトルの意味を伏せさせてください。現状公開できる最大のヒントはすでにパッチ2.5のトレーラーでギリギリまで公開したつもりです(笑)。

――パッチ2.51を実装してからメインストーリーの後半が語られるようですが、どんな意図があるのでしょうか?

吉田氏:すでにコンテンツは完成しており、いつでも実装できる状態です。ですが、「蒼天のイシュガルド」まで時間があるので、パッチ2.5のラストを見てからしばらく待つよりは、クライマックスを見てから、あまり間を空けずにストーリーの次の展開を開始したほうがいいだろうと考えています。

――パッチ2.5のトレーラーではユウギリがマスクを外し、新種族アウラの女性がゲーム内に登場するようですが男性のアウラを見ることはできますか?

吉田氏:ユウギリはパッチ2.2でガレマール帝国によってドマが滅ぼされ、エオルゼアに逃げてきたアウラの女性です。シナリオと新種族を意図的に組み合わせたもので、アウラの男性はその計画上にはキャラクターとして登場していないので、パッチ2.5に出ることはありません。

――ということは「蒼天のイシュガルド」までは見ることができないのでしょうか?

吉田氏:ファンフェスタのときにも少し触れましたが、キャラクターメイキング付きの「蒼天のイシュガルド」用ベンチマークを作っており、そのなかでアウラの男性を見ることができます。

3つのクリスタルタワーをクリアすると詩学強化アイテムが入手可能!

――「クリスタルタワー:闇の世界」の構成ロールを教えてください。

吉田氏:アライアンスはいつも通り3パーティ24人で、ロールは「クリスタルタワー:シルクスの塔」と同様にタンクが1、DPSが5、ヒーラーが2の構成になります。

――武器の素材が入手できるようですが、アイテムレベルはいくつを想定していますか?

吉田氏:武器のアイテムレベルは110となっており、マテリアを入れることが可能です。禁断のマテリアクラフトができるアイテムなので、アイテムレベルを上げすぎてしまうとゲームバランスを崩しかねません。その分だけ最上位よりは低く設定されています。基本的にはおしゃれのため、ミラージュプリズム用だと思って頂ければと思いますが、インスタンスダンジョンに行くのには申し分ない性能になっています。

――「クリスタルタワー:シルクスの塔」ではティターンなどのボスをモチーフにした防具が入手できましたが、「クリスタルタワー:闇の世界」で入手できる装備のデザインで参考にしたものはありますか?

吉田氏:「クリスタルタワー:闇の世界」は、「ファイナルファンタジーIII」のクリスタルタワーでいうと終盤になります。ですので、終盤にもらえる最強装備のように“みんなが憧れて欲しくなるようなデザインにする”というコンセプトを元に、当時の天野喜孝先生が描いた絵を参考にして制作されています。

――今回実装される装備には頭に角が生えているようなデザインが多かったので意味があるのかなと疑問に思っていました。

吉田氏:あれは「ファイナルファンタジーIII」の制作当時、天野先生のデザインした装備の兜に角がついているものが多いのでそれを参考にしています。

――「クリスタルタワー:闇の世界」で入手できる防具のアイテムレベルはいくつでしょうか?

吉田氏:アイテムレベル120の防具になります。

――クリスタルタワーは今回で終わりということですが、「禁断の地 エウレカ」を見ることはできますか?

吉田氏:「禁断の地 エウレカ」はもともと武器庫で、バトルが存在しない場所になっています。開発チームが色々考えていますので、しばらく時間を頂ければと思います。

――詩学装備の強化用素材はドロップ形式を変更するとのことでしたが、「クリスタルタワー:闇の世界」が実装されてからすぐに入手可能ですか?

吉田氏:「クリスタルタワー:シルクスの塔」は、ボスを倒したあとの宝箱のなかに戦記装備の強化アイテムと防具が入っていました。戦記装備の強化アイテムを取ったほうが、防具のアイテムレベルが高くなるということもあり、プレイヤーのみなさんはそちらを入手する傾向がありました。

今回の「クリスタルタワー:闇の世界」は、ボスを倒したあとの宝箱は防具のみドロップするようになっています。ちなみにクラフト武器に必要なキー素材は、闇の世界ではなくシルクスの塔、古代の民の迷宮に追加されています。別途新しいウィークリークエストでも、確定報酬として手に入れることができます。

詩学装備の強化アイテムは「クリスタルタワー:古代の民の迷宮」「クリスタルタワー:シルクスの塔」「クリスタルタワー:闇の世界」の3つをクリアすると受けられるエクストラクエストで入手可能です。エクストラクエストは、1週間に1回受注可能となっており、3つのクリスタルタワーをクリアすると報酬がもらえるというものです。パッチ2.1のときにあった3体の極蛮神を倒すと武器が入手できるというのを思い出して頂ければと思います。

――ということは1週間に1個は必ず手に入るという認識でいいのでしょうか?

吉田氏:ロット勝負もないので確実に入手可能です。ただ、最初から全部の詩学装備の強化アイテムがもらえるというわけではなく、パッチ2.3の戦記装備の強化アイテムのときと同様に、今回は最初に「硬化薬」が、残りの二つはパッチやHOT FIXの際に追加となります。

インスタンスダンジョンでは新規の防具装備が入手可能

――新規インスタンスダンジョンをコンテンツファインダーで申請をするときに必要なアイテムレベルはいくつを想定していますか?

吉田氏:パッチ導入直前のタイミングで、プレイヤーのみなさんの平均アイテムレベルを見て決めているので調整中になります。いつも通りそれほど高くないので、安心してください。

――パッチ2.4で実装された「遺跡救援 カルン埋没寺院」「氷結潜窟 スノークローク大氷壁」、「逆襲要害 サスタシャ浸食洞」では、アンティーク装備がドロップしましたが、今回の防具はどんなものが入る予定ですか?

吉田氏:パッチ2.5のトレーラーにも映っていましたが、インスタンスダンジョンでのみドロップする新規の防具になります。もともとインスタンスダンジョンの装備はミラージュプリズム用と考えているので、アイテムレベルはさほど高くは設定していません。

――黙約の塔をインスタンスダンジョンにした理由を教えてください。

吉田氏:戦艦アグリウスの残骸に幻龍ミドガルズオルムが絡みついている黙約の塔は、FFXIVのマップにも存在し、僕がプロデューサーを務める前からあったものです。当時、開発チームに「あの中に入れないの?」と聞きましたが「無理です」と……。

4年間お待たせしてしまいましたが、次の舞台がイシュガルドになるということもあり、シナリオ上でしっかり「黙約の塔」を描けるところまできました。幻龍ミドガルズオルムとはどんな存在なのか、皆さんの目でお確かめいただけると嬉しく思います。

――「旧ファイナルファンタジーXIV」をプレイしたことがあるプレイヤーなら「黙約の塔」といえばオープニングムービーになっていたので思い出深いですね。

吉田氏:かなり大きな出来事が光の戦士たちに振りかかるので、「黙約の塔」にはじめて行くときには、カットシーンをゆっくりご覧いただけたらなと思います。

――「旅神聖域ワンダラーパレス」と「邪教排撃 古城アムダプール」は何百回も走り抜けた記憶がありますが、今回の難易度はどの程度になりますか?

吉田氏:当然新生スタート直後の「旅神聖域ワンダラーパレス」の周回や、「邪教排撃 古城アムダプール」の難しさはプレイヤーのみなさんからたくさんのフィードバックを頂きました。現在、我々がハードダンジョンを作るときには、たくさん頂いたフィードバックを試金石にしています。ですので、今回実装される3つのインスタンスダンジョンは、いつものハードダンジョンが実装されたときの難易度と同じように制作しています。初見のプレイヤー4人で話し合いながら進んでも1時間程度でクリアできるように設定しています。

――今回実装される「邪念排撃 古城アムダプール」は少し特殊だとプロデューサーレターライブで言っていましたがどんな特徴があるのでしょうか?

吉田氏:道中に中ボスが2体いて最後にボスがいるという構成は変わりありませんが、攻略するときのテンポがいつもと異なります。平均クリアタイムを厳密に作っているので、ダンジョンの長さは同じですが、感覚が違うというか……。

僕は今回入る3つのダンジョンのなかでは、「邪念排撃 古城アムダプール」が一番好きですし、皆さんにも好評だとありがたいなと思います。あと「武装聖域 ワンダラーパレス」は「ファイナルファンタジーXI」をプレイしていた場合ですと、懐かしさを感じるモンスターが多いです。また、音楽も素晴らしいので「ワンダラーパレスは飽きた!」と言わず、また行って欲しいですね(笑)。

フロントラインでは72人で「殲滅戦」がプレイ可能に!

――フロントラインに新ルールが導入されますが詳細を教えてください。

吉田氏:基本マップは現在展開されているフロントラインと同じなのですが、今のフロントラインが陣取り合戦、つまり「制圧戦」なのに対して、今回新しく導入されるのは敵を倒してポイントを競い合う「殲滅戦」になります。

3つ拠点が存在し、そこには味方を強化するバフを発生させるものが出現しますし、中央にはモンスターが湧き、それらを破壊して自軍に有利なバフを付ける、という要素はありますが、頻度は少ないので乱戦になりやすいデザインになっています。72人入り乱れての乱戦も相当発生します。

72人で戦っている光景は凄まじいものなので、ぜひ体験してください。また、せっかくの殲滅戦なので、敵と早く出会えるように一気に中央に登るジャンプ台なども用意しました。

――拠点は各陣営のアウトポストの位置にあるのでしょうか?

吉田氏:3国それぞれの中間地点に配置されています。そのほかにも相手を連続で倒すことで、興奮してどんどん強くなるバフがあります。強くなる分だけ、頭上にマークが表示され、さらにその人を倒すと普段よりも多くポイントがもらえることから、敵に集中的に狙われる可能性もあり、白熱した戦いになると思います。アドレナリンというシステムで、リミットブレイクが個人単位で使えるようになるのもポイントですね。

――フロントラインにルーレットが導入されるそうですがどの項目に組み込まれるのでしょうか?

吉田氏:単純に「フロントライン:制圧戦」「フロントライン:殲滅戦」コンテンツとして二つ登録され、その二つをフロントラインルーレットとしてランダムに選ぶことが可能になります。ルーレットのデイリー報酬もおいしいと思いますので、ぜひストーンなどの稼ぎに使っていただけたらと思います。PvPアチーブメントも追加され、リワードも用意されていますので、そちらも狙ってみてください。

闘神という括りは「蒼天のイシュガルド」以降も続く

――前回の「ギルガメッシュ討伐戦」では笑えるようなユニークな仕掛けが多かったと思いますが、今回もありますか?

吉田氏:「事件屋ヒルディブランド」シリーズなので当然入っています。また、ギルガメッシュが持っている装備も精巧に作っているので戦闘に慣れたら見て頂きたいなと思います。

――「闘神オーディン討滅戦」はファンフェスタで公開されているものと比べて難しくなっていますか?

吉田氏:ファンフェスタのオーディンは勝率50%を目標に調整していたので、パッチ2.5での「闘神オーディン討滅戦」は、それよりも難しくしました。ただ、“極”にはしていないので「究極幻想アルテマウェポン破壊作戦」をイメージして頂ければいいと思いますし、パッチ2.4で実装されている「極シヴァ討滅戦」よりも簡単になっています。

また、闘神オーディンがなぜフィールドをさまよっているのかという理由が少しだけわかります。ただ、蛮神ではなく闘神という括りは「蒼天のイシュガルド」も含めてしばらく続いていくことになります。

極蛮神は最初からコンテンツファインダーには入りませんが、「闘神オーディン討滅戦」はクエストをこなすとコンテンツファインダーに登録されるので、何回も挑戦して頂ければと思います。

――プロデューサーレターライブで公開された「????討滅戦」の詳細を教えてください。

吉田氏:残念ながら詳細はお応えできません。ストレートに予想すればすぐにわかるものになっていますし、難易度の高いコンテンツというわけではありません。

エーテリアルホイールはカンパニーアクションの延長?

――エーテリアルホイールの詳細を教えてください。

吉田氏:カンパニーアクションは、フリーカンパニークレジットで購入し、アクティブにすることでバフが付与されますが、その効果が一段回強くなるのがエーテリアルホイールです。

フリーカンパニーのハウスに「ホイールスタンド」という台座を設置して「ホイール」を取り付けると、より強いバフが掛かります。ただし、ホイールは最初はエネルギーが空っぽの状態。効果を発揮できるようにホイールスタンドを使ってエネルギーをチャージし、溜まりきるとアクティブ、つまり使用可能な状態になります。

この状態で保管しておくこともできますので、いくつかのホイールをアクティブにしておき、FC内で話し合いによって、次に発揮させるホイールを決めるなどを想定しています。また、エーテリアルホイールは「蒼天のイシュガルド」で実装されるカンパニークラフトにも繋がっていくものなので、フリーカンパニーの追加要素として活用いただければと思います。

――エーテリアルホイールにはどんなバフがあるのでしょうか?

吉田氏:それはパッチ実装まで楽しみにして頂ければと思います。今のフリーカンパニークレジットを消費するアクションよりも良いバフが揃っていますし、今後も追加していく予定です。

――エーテリアルホイールは何個でも設置できるものなのでしょうか?

吉田氏:ハウスに対して1個しか配置することはできませんし、ハウスのサイズによって置ける数が違うということもありません。今回はグレード1のホイールスタンドのみリリースされていますが、後のカンパニークラフトなどで、グレードが上位のホイールスタンドを製作できるようにする予定です。

――ホイールの材料はどうなっているのでしょうか?

吉田氏:入手は比較的簡単だと思います。

アイテムレベル110のアクセサリーが実装!

――今回新しいクラフターレシピが導入するということで、「大迷宮バハムート:真成編」を攻略している人達が気になるのはやはりアクセサリーだと思います。今回の制作レシピ追加で新規アクセサリーは増えますか?

吉田氏:今回110のアクセサリーが実装されます。極限を目指す方はアクセサリーを全部新式にするのかなと(笑)

――バハムートで入手できるアクセサリーよりも性能がいいということはありますか?

吉田氏:そこは禁断をする人次第かと思います。禁断のマテリアクラフトは趣味の領域です。そこを目指すかどうかは、ご本人の意思次第ですので、性能比較の観点がちょっと違います。ただ、装備の組み合わせや、VITの数値によっては「大迷宮バハムート」攻略にも影響があるため、アクセサリーの扱いは慎重ではあります。

――新式アクセサリーの導入で「大迷宮バハムート:真成編」をクリアする人達が増えそうですね。

吉田氏:「大迷宮バハムート:真成編」はHPを伸ばすと有利に働く展開が多いので、みなさんVITのマテリアを目標とされるのかな、と。

――その他にもクラフターレシピは導入されるのでしょうか?

吉田氏:もちろんさまざまなクラフターレシピが追加になります。レシピ難易度はパッチ2.4の状態が2.0シリーズでは上限となりますので、これ以上難易度が上がることもありません。クラフターが身にまとう防具も実装されますが、現在フルに禁断している装備のほうが性能が良くなるように調整しています。中級クラフターの方や、現在レベリング中の方は新しい装備をコツコツと目指していただきたいなと思います。

あとはスプラの次の主道具を追加します。こちらはゾディアックウェポンのように時間を掛けてゆっくり取って頂く形にしました。秘伝書2巻を取れずに困っている方は、まずはこちらをやって頂くと入手しやすくなりますよ。

ゾディアックウェポンが緩和!さらに作りやすく!

――パッチ2.5でゾディアックウェポンの緩和はありますか?

吉田氏:F.A.T.Eで入手できるアレクサンドライトの入手確率が上昇し、さらにネクサスの輝きが、これまでの半分で済むようになりました。コンテンツの混雑によって、実装当時の貯めやすさと、今の貯めやすさに違いがあるためでもあります。ほかにも細かく調整しているので2本目、3本目を作りやすくなっています。

――ゾディアックウェポンは今回で完結ということですが、次回からはどうなるのでしょうか?

吉田氏:「蒼天のイシュガルド」ではアイテムレベルだけでなく、プレイヤーのレベルキャップが上昇するので、新規のアイテムが大量に入ってきます。まずはそこでキャラクター自身の成長を楽しんでいただき、その後に武器をまた育てるような遊びは、パッチ3.1での再開を予定しています。

ゾディアックウェポンはプレイヤーのみなさんは、長い時間コツコツと努力をして制作したものなので、また武器に新たな展開がある場合には、きちんとそうした努力も視野に入れた内容にするつもりです。

――今回ゾディアックウェポンの強化は見た目が変わるのでしょうか?

吉田氏:ゾディアックウェポンはすでに復活している状態なので見た目は大きくは変わらないですが、何かしら変化が起こると思います。

ゴールドソーサーは事件屋をクリアしなくてもプレイ可能

――ポイントをギルで購入するとのことですが、1ポイントいくらするのでしょうか?

吉田氏:ギルで購入できるポイントの上限はバランス次第なので、パッチノートが出るまでは回答できないです。ギルを回収するための施設ではありませんので、あまり値段を気にされなくてもよいと思います。ギルで購入できるポイントの上限は、あくまでゴールドソーサーで遊ぶための軍資金ですので、ギルの量がモノを言うこともありませんので、お気軽にお待ちください。

――マンダヴィル・ゴールドソーサーという名前なので、ヒルディブランドと関係あると思うのですが、コンテンツ的には事件屋をクリアしていなくても遊べるのでしょうか?

吉田氏:事件屋をクリアしていなくても問題なく遊ぶことが可能です。建設者の思想によると、誰もが一時現実を忘れて、夢の様な空間で楽しめる場所を目指して作ったとのことなので、詳細はクエストをプレイして頂ければいいなと思います。また、事件屋をプレイしてないとわからないような話にはなっていないので安心してください。

――「ファイナルファンタジーIX」のクアッドミストなどのカードゲームもあると思いますが、なぜ「ファイナルファンタジーVIII」のトリプルトライアドを選んだのでしょうか?

吉田氏:単純にトリプルトライアドのできが良かったからというのもありますし、世界中でトリプルトライアドをプレイした方の人口が多いこと、また面白かったというプレイヤーの声が多かったことも要因です。ゲームの構造としてはとてもシンプルな作りをしていますが戦略性が高いゲームになっており、ルールもわかりやすいので誰でも手軽に遊べるのもいいですね。

――「ファイナルファンタジーVIII」のトリプルトライアドが好きだったので楽しみにしています。

吉田氏:対戦できるNPCには、きちんとAIを組んでありますので、懐かしく遊べると思います。

――NPCが持っているカードも入手できますか?

吉田氏:もちろん入手できるようにしていますし、NPCと似たデッキを作ることも可能です。

――定期的に大会も開催されるとのことですが、大会の頻度はどの程度なのでしょうか?

吉田氏:今のところ2週間に1回となっており、大会の期間は1週間と長期間開催する予定です。大会にエントリーしたら勝率を競ってもらうだけというシンプルな作りになっており、フレンドなどと対戦しても問題ありません。大会に優勝するとアチーブメントや大会参加者だけが得られる限定カードも入手できる可能性があります。開催頻度はリリースまでバランス調整しますので、詳細はパッチリリースをお待ちください。

――最後にプレイヤーのみなさんに一言お願い致します。

吉田氏:年が明けてお正月気分が抜けたころにパッチ2.5が入り、そこから3ヶ月連続でパッチを実装する予定です。ぜひ海外ドラマのフィナーレのように期待して頂きつつ、今年の春発売される「蒼天のイシュガルド」をお待ちください。

春からは「蒼天のイシュガルド」でキャラクターレベルの上限が上がるので、進化していく「FFXIV」を楽しんで頂けると思います。現在プレイしている人もそうですが、お休みしている方も「蒼天のイシュガルド」で劇的に変わるエオルゼアの世界に戻ってきて頂き、2015年も「FFXIV」の年だったと言われるように努力していきたいと思います!

――ありがとうございました。

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