都市グリダニアにあるカーラインカフェを再現した「ファイナルファンタジー エオルゼアカフェ」内覧会の模様をレポート

スクウェア・エニックスは、本日7月29日、東京・秋葉原のパセラリゾーツAKIBAマルチエンターテインメントにて、「ファイナルファンタジー エオルゼアカフェ」の内覧会を関係者向けに開催した。

「ファイナルファンタジー エオルゼアカフェ」は都市グリダニアにあるカーラインカフェを再現したコンセプトカフェ

7月31日にオープンする「ファイナルファンタジー エオルゼアカフェ（以下、エオルゼアカフェ）」はスクウェア・エニックス完全監修の元、「新生FINAL FANTASY XIV（以下、新生FFXIV）」の都市グリダニアにあるカーラインカフェを再現したコンセプトカフェだ。

運営は、同スクウェア・エニックス作品である「ドラゴンクエスト」のルイーダの酒場をコンセプトにしたオフィシャルバー「LUIDA’S BAR」などを手がけたニュートン。営業時間は11時30分から22時までとなり、2時間ごとの入れ替え制。予約は受け付けず、当日整理券配布での受付のみとなる。

「エオルゼアカフェ」のコンセプト紹介の後、ステージには新生FFXIV プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏が登壇。「ファイナルファンタジーシリーズの最新作で、2013年8月21日に正式サービスを開始したMMORPGである新生FFXIVは、現在130万人以上の方にプレイして頂いています。まもなく中国でもサービスが開始になり、これから先ますます発展させていくサービスとなっています」と、吉田氏による新生FFXIVの紹介が行われた。

公式として提供できるコミュニケーション空間を

「エオルゼアカフェ」の立ち上げについて、吉田氏は「新生FFXIVはオンラインRPGですので、プレイヤーの皆さんがゲームの中で集まってプレイするゲームです。なのでお客様同士のコミュニケーションというのをとても大事にしています。また、僕たち開発陣とお客様のコミュニケーションもとても大事にしている作品で、今回リアルにこういう場所を用意することでいつもはゲームの中で出会っている人とリアルにコミュニケーションを取れる場にしたいと思いました。また、秋葉原という場所柄、世界中のお客様も観光がてら立ち寄りやすく、プレイヤー同士が出会える場所というのを、パセラさんのお力添えもあって実現することができました」と、その喜びを語った。

なお、「開発陣とお客様のコミュニケーションもとても大事にしている作品」とのこともあって、「エオルゼアカフェ」でもそのコミュニケーションは大事にしたいという、吉田氏。「こんな企画をやってほしい」「こんなアイデアがある」というような要望を新生FFXIVの公式フォーラムに書き込めば実現する可能性もあるそうなので、ぜひ自分の企画を実現させてみたい、というアイデアマンは、新生FFXIVの公式フォーラムにどんどん書き込んでみよう。

来店人数によってカフェの内容が変わる！？レベルアップシステム

「エオルゼアカフェ」内で提供されるメニューを紹介する吉田氏

今回「エオルゼアカフェ」で特に目を引いたのが、来店人数に応じてカフェの内容が変わるというもの。

まず5,000名の来店で、LV.1のグランドカンパニーが開放。グランドカンパニーが開放されると、スタンプラリーが出来るようになる。このスタンプラリーは、新生FFXIV同様、リムサ・ロミンサ、グリダニア、ウルダハの三国のいずれかに所属し、それぞれスタンプがたまる度に階級がアップしていくとのことだ。階級があがると専用のネームプレートや名刺などのオリジナルグッズがもらえる。最上位階級になると更に豪華な景品も用意されているらしい。グランドカンパニーはいつでも変更可能なので、目的のアイテムをもらったら新しい国のスタンプを集める、といったような楽しみ方もできる。

LV.2は10,000名の来店で開放される。その内容は“リテイナーの開放”と書かれているが、「エオルゼアカフェ」の従業員をリテイナーと称し、リテイナーのコスチュームが新たなものに変わるとのことだ。

LV.3は10,000名の来店で開放。新メニューが増える。何度も通う楽しみがたくさん用意されているので、新生FFXIVプレイヤーはぜひ足しげく通おう。

店内には新生FFXIVに登場する様々な武具なども展示

新生FFXIVは建物ひとつにもこまかいクオリティ調整が行われていて、そのテキストだけでも360万文字にものぼるほど。「エオルゼアカフェ」店内にも開発陣のそういったこだわりが満載だ。

店内の各所にある武具の模型は、新生FFXIVの開発陣自らが監修しているだけあって、かなり細かい部分まで作りこまれている。

「エオルゼアカフェ」に入ると、まずモーグリたちのお出迎え。

本日だけは特別に、従業員（リテイナー）に扮した吉田氏が、我々を出迎えてくれた。イベントなどで、吉田氏が「エオルゼアカフェ」の一日店長になる日もくるかもしれない。

武器の模型たち。自分が使っている装備があったら感涙ものだろう。

まさにカーラインカフェの中にいるような内装。公式ビジュアルイラストの展示なども。

また、店内には「新生FFXIV」推奨PCの試遊機も設置され、「新生FFXIV」の推奨環境を満たしたデスクトップPCを3台、ノートPCを1台用意。店内で自由にプレイすることができる。PS3版やPS4版からPC版に乗り換えてみたいユーザなどが試してみるのにも良いだろう。

「新生FFXIV」推奨PCの試遊機を紹介する吉田氏

ちなみに店内の4人でパーティを組み、その様子をライブビューイングで配信することも可能とのこと。腕に覚えのあるプレイヤーたちは、ここで難易度の高いコンテンツに挑んでみるのも楽しそうだ。

「エオルゼアカフェ」で提供される一部のメニューを紹介！

「エオルゼアカフェ」では、「マーモットステーキ」や「龍神バハムートのギガフレア・カレー」、「モーグリのミニハニトー」などなど、新生FFXIVのキャラクターやゲーム内に登場するメニューを再現したコラボメニューを堪能することができる。ここではその一部を写真付きで紹介しよう。

龍神バハムートのギガフレアカレー。 3種類のルーが楽しめる。	水神リヴァイアサンの冷やし大海嘯麺。 青い色に目を奪われがちだが、 本格的なシーフードラーメン。
岩神タイタンの大地の重みバーガー。 大きなベーコンが入っていて、ボリューミーな一品。	イフリートの光輝の炎柱ピザ。 通称「サラミ」と呼ばれる技を使うイフリートにちなんだ、 サラミピザ。
ギルガメッシュのエスカロップ。 ギルガメッシュらしい沢山の剣が刺さったカツカレー。	モルボルのグリーンパスタ 臭い息ソース。 臭い息をニンニクで表現（！？）したシーフードパスタ。
自爆 ～ボムの爆弾コロッケ～。 実際に注文すると、まさにボムのように コロッケ全体に火がついている。	ジャンボドードーオムレツ ～濃厚トマトケチャップ～。 中身はライスで、オムライスになっている。
ベントブランチ牧場の野菜キッシュ。 アスパラやにんじんなどの野菜がたっぷり入ったキッシュ。	マーモットステーキ。 濃厚なソースでがっつりと食べよう。
スモークドラプトル。 スモークチキンの脚がまるまる入っている。 ほろほろとくずれるので、多人数でも分けやすい。	ボイルドクレイフィッシュ。 ロブスターの半身が目を引く、見た目にも豪華な一品。
マンドラゴラのベーグルサンド。 食べちゃうのがもったいないくらいの可愛さ。 紅茶がついてくる。	ラノシアトースト ～ラノシアのオレンジソース～。 バターがきいたトーストにオレンジジャムをかけて 食べるデザート的な一品。
ミニハニトーモーグリ。 パセラといえばハニトー、それがモーグリ仕様に！ ミニサイズなので一人でも食べやすい。

なお、全てのメニューにはランダムでコースターが1枚付属する。フードでもドリンクでもコースターはもらえるので、目的のコースターがもらえるまでついつい頼んでしまいそうだ。

配布されるコースターは店内にも展示されている

ポーションなど一部のドリンクは、自分で実際に調合をして作ることが可能で、よりユーザが参加する形で楽しめる。

ポーションを調合し、試飲する吉田氏

いずれはオフ会などでの貸切などにも対応したいとのこと。フリーカンパニーやリンクシェルのオフ会をする際には、ぜひ一度検討してみてはいかがだろうか。

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