2013年秋に攻城戦や釣りが実装―「アーキエイジ」のアップデート計画に関するプレスカンファレンスをレポート

ゲームオンは同社本社にて、プレスカンファレンス「ArcheAgeアップデート計画2013」を開催し、「アーキエイジ」の2013年秋以降のロードマップを発表した。

野田真央氏
野田真央氏

今回のプレスカンファレンスでは、「アーキエイジ」の運営プロデューサーを務める野田真央氏より、本作の運営状況が語られた。本作は7月23日に正式サービスを開始して以降、約1ヶ月が経過したが、再決済をするユーザーが非常に多く、接続数も安定した状態だという。

ユーザーから取ったアンケートでは、「まったりプレイしたい」という人が全体の約25%を占めており、逆に「サーバーの頂点を目指したい」という人は全体2%にとどまったとのことで、野田氏は「戦闘以外の、生活コンテンツにも魅力を感じてもらえているのではないか」と語っていた。また、1日のプレイ時間については5時間から6時間プレイしている人が最も多い結果になったという。

ここからは今後のアップデート計画として、2013年秋に、戦闘関連で「攻城戦」を、生活系関連では「釣り」や「言語教師」「生活点数」といった新コンテンツを導入することが発表となった。

攻城戦は、旧大陸で領主となった遠征隊の領土(建設した城壁)で戦う内容で、使用する攻城兵器もすべて素材を集めて製作することになる。攻城戦に参加できるのは事前に攻撃権を落札した遠征隊のみとなり、最大70vs70の対戦が楽しめるとのこと。

勝利すると普段は攻撃ができない敵遠征隊の家やカカシ、家畜などを破壊することが可能で、自由度の高さが特徴の「アーキエイジ」らしいコンテンツとなりそうだ。

川と海にて行うことができる「釣り」は、小型ボートや高速艇を使用すれば水上でも楽しめる。詳細は明かされなかったものの、釣り船は少なくとも3種類あり、中には魚群探知機を備えたものもある。魚群探知機付きの船だと、珍しい巨大な魚を釣り上げることができるが、その分海賊に襲われるなどのリスクが高くなってしまうという。

また、「言語教師」は自宅にスーツを着た家庭教師を召喚し、レッスンを受けることができる新システム。レッスンを受けると他の言語を学習し、敵対勢力のプレイヤーとも会話が可能になる。

「生活点数」は、その名の通り生活コンテンツを実行する際に与えられる褒賞で、労働力を使う生活コンテンツやデイリークエストで点数(ポイント)を獲得できる。獲得した点数(ポイント)で“ベビーペット”や“資格証明書(専門家具製作用)などと交換することが可能。

そのほか、言語学習に必要な「本」、作曲用の「楽譜」、「呪文書」を作成できる印刷制作や、ユーザーからの要望もあった「ベッド睡眠機能」なども2013年秋に実装予定。野田氏によると、TVアニメ「翠星のガルガンティア」とのコラボレーション企画も同時期にスタートするとのこと。

2013年冬にはモンスター捕獲や作曲も可能に

続く2013年冬には、「モンスター捕獲」や「作曲機能」のほか、新たな車が3種類追加予定。まずモンスター捕獲は、「封印の網」というアイテムを使用して、特定のモンスターを捕獲することができる新システム。

実装段階では8種類のモンスターが捕獲可能で、戦闘・回復といった多様な用途で召喚できるという。また、捕獲したモンスターはプレイヤー同士で取引が可能だ。なお、捕獲モンスターに関しては順次増加予定とのこと。

新アイテム「空の楽譜」を使用することにより演奏可能な楽譜を作成できる作曲機能。こちらは、熟練度が上がるほど長い曲が作成でき、さらに保有楽器で作曲した楽譜を演奏することもできる。実装のタイミングでは、吹奏楽器や打楽器、弦楽器が用意されており、野田氏いわく大きなコミュニティであれば、オーケストラのように演奏することもできるそうだ。

新たな車はアンティーク調のデザインが特徴で、スピードが速く、特殊機能も多様。すでに実装されている韓国では、この車を使ってレーシングゲームを楽しむユーザーもいるそうだ。また、トランクに2つまで荷物を載せることができる。さらにヘッドライト、変速ギアも搭載し、ラジオでは5種類の音楽も試聴可能だ。

2013年冬にはこのほかにも、50レベル以上の装備の等級を上げるシステムや、周囲にいると回復速度が上がる「焚火」が設置できる道具、旧大陸2エリアが新たに追加される。焚火では多彩なバフ料理が作成できるほか、さまざまなプレイヤーとのコミュニティ機能としても期待できる。

旧大陸に追加される2種類のエリアは、温帯、熱帯気候の両方を持ったエリアと、新規鉱物を採掘できるエリアとなっている。野田氏は「秋の攻城戦と、旧大陸の新エリアで、さらに勢力図が変わってくるのではないか」とコメントしていた。

さらに、最大で10人が同時に参加できる攻撃隊ダンジョン「ナチャッシュガル」や、嵐スプリンターのアップグレード版で、本作最高の騎乗ペット「サンダースプリンター」もこの時期に実装される。

最後に野田氏は「日本のユーザーさんは戦闘を楽しみ方もいれば、一方で生活系コンテンツを贅沢に楽しむ方もいます。まだまだ課題もありますが、今後もユーザーさんの声を聞きつつ、良い物を提供したいと思っています」と述べ、カンファレンスを締めくくった。

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