いつかは3人での収録もしたい―「エミル・クロニクル・オンライン」キャラクターソングCDに出演した大久保瑠美さんにインタビュー

ガンホー・オンライン・エンターテイメントは、2013年8月28日に「エミル・クロニクル・オンラインアルマモンスターキャラクターソングCD」を発売する。ここでは、本作に出演する声優・大久保瑠美さんへのインタビューをお届けする。

「エミル・クロニクル・オンラインアルマモンスターキャラクターソングCD」は、先日開催され約5万もの投票を集めた「アルマモンスター人気投票」で選出された「ダークフェザー・アルマ」「ローキー・アルマ」「ミニー・ドゥ・アルマ」キャラクターソングとドラマパートを収録したCDだ。

今回は、ウサギをモチーフにしたぶりっ子なキャラクター「ミニー・ドゥ・アルマ」を演じた大久保瑠美さんにお話を伺うことができたので、その内容を紹介しよう。

――ご担当されたキャラクター「ミニー・ドゥ・アルマ」の第一印象を教えて下さい。

大久保瑠美さん

大久保さん：設定資料には「ぶりっ子」と書いてあったのですが、実際にはただぶりっ子なだけではなく、大人に見られたいと背伸びしている女の子だなと感じました。

この子は恐らく14歳くらいだと思うのですが、そのころは大人の女性に憧れる時期じゃないですか。私もそういう時期があったので、昔を思い出しながら演じました。

――大久保さんとミニーの性格で、似通っていると感じた部分はありますか？

大久保さん：昔の自分と重なる部分はあるけど、今の自分とは真逆な気がします。私は女の子らしい、かわいいキャラクターを演じさせてもらうことが多いんですが、実際はジーパンやカジュアルな服装が大好きなんです。なのでどちらかというと、女の子らしい部分を分けてもらっている感覚がありますね。

――今回のキャラクターソングCDには歌とドラマが収録されていますが、それぞれの聞きどころについて教えて下さい。

大久保さん：ゲームに収録される音声はいたずらっ子な部分が全面に出ていて、マスター(主人公)を誰かに取られそうになって嫉妬したり、子供っぽいところも見られます。大人の女性だと嫉妬を見せることはあまりないと思うんですけど、ミニーはまだ子供なので「ミニーのご主人様だもん！」と怒ったりして、そこはすごくかわいいなと思いました。

ドラマは「素直なことが大人になるためには大切」と言っておきながら、恥ずかしくてなかなか素直になれない姿が印象的でした。歌は、あまり背伸びしすぎていないミニーの真っ直ぐな気持ちが描かれています。はじめは「ぶりっ子なミニーらしい乙女ソングが来るな」と予想していたのですが、聞いてみたらすごく前向きな曲で驚きました。

――ミニーを演じるうえで、気をつけた点はありますか？

大久保さん：語尾のイントネーションに特徴があり、それがミニーにとって最大の個性なので最大限に活かせるように演じました。あとは言葉と言葉の間にくる読点の部分を意識して喋らないと語尾だけが強調されてしまうので、常に「ピョン」と跳ねるような喋り方になるよう注意しました。

――ミニー・ドゥ・アルマをはじめとした「アルマモンスター」はさまざまな動物がモデルになっていますが、大久保さんが動物になれるとしたら、どんな動物がいいですか？

大久保さん：なれるなら正確には動物じゃないですけど、龍がいいです。伝説上の生き物というところにすごく憧れますし、龍以外だとツチノコとかもいいなと思います。

――ミニーのモデルにもなっているウサギについて、なにかエピソードはありますか？

大久保さん：私はクマやネコのグッズを結構持っているんですけど、本当に集めたいのはウサギなんですよ。でも意外とかわいいウサギグッズがなくて、なかなか思うように集まらないんです(笑)。

――ウサギと実際に触れ合ったこともあるんですか？

大久保さん：小学生のころは学校のウサギを飼育係の子と一緒に見に行ってました。だけど学校のウサギは丸々と大きくて、私の想像するかわいさとはちょっと違ったんです(笑)。あと友だちが飼っていたので、その子の家によく遊びに行ってましたね。

――今回のCD以外に「エミル・クロニクル・オンライン」でやってみたいことはありますか？

大久保さん：東山奈央ちゃん、三上枝織ちゃんの3人でマスターを取り合うストーリーがあったらいいなと思いました。3人で一緒にキャラクターのことを話し合いながら収録できたら、今回とはまた違った楽しさがあると思うので。

――最後に、ファンの方へのメッセージをお願いします。

大久保さん：約8年間愛されてきた「エミル・クロニクル・オンライン」に関わることができ、とても嬉しいです。キャラクター投票でも3位と人気のあるミニーを演じることができたのは光栄でもあり、楽しかったです。

今回のCDには私だけでなく東山奈央ちゃん、三上枝織ちゃんも出演しているので、ぜひ3人の声を楽しんでもらえたらと思います。

――ありがとうございました。