「アーキエイジ」正式サービスは7月23日から―30日1750円、90日5000円などプレイ料金の発表もあったオフラインイベントの模様をレポート

ゲームオンは本日7月15日、東京・ベルサール秋葉原にてオフラインイベント「アーキエイジ 進水式 ~いざこの果てしなき大海原へ~」を開催し、正式サービス開始日や利用料金の発表などを行った。

野田真央氏
野田真央氏

イベントではまず、本作の運営プロデューサーを務める野田真央氏が登壇し、開会の挨拶を行った。野田氏は「昨今はモバイルゲームがすごく力を持ってきており、正統派なRPGである『アーキエイジ』は少し古臭く見えてしまうかもしれません」と話し始めた。本作でそうしたトレンドを変える、あるいはPCゲームの復権を狙う…という訳ではないようで、あくまでも初めてオンラインゲームに触れたときの感覚を大事にしているという。

例えば、これからこの世界を冒険するワクワク感や、見知らぬ人とチャットをしたときの気持ち。時には、男性が女性キャラクターを使って男性キャラクターにチヤホヤされる背信的な気分、初心者のクエストを手助けしたりする正義感。そうした気持ちを感じられるゲームが「アーキエイジ」であると自信を持って語った。

ジェイク・ソン氏
ジェイク・ソン氏

続いては、「アーキエイジ」開発元であるXLGAMES CEOのジェイク・ソン氏が登壇。ソン氏は本作の開発について「ダイナミックワールドをコンセプトに、正統派RPGの原点に振り返り、世界を冒険する“本当の意味でのロールプレイ”にこだわって、信念を持って丁寧に開発しました」とコメント。

普段の生活が忙しくゲームをプレイする時間が取れない人が多いなか、じっくり腰を据えてプレイするタイプのゲームは「馬鹿な挑戦と思われるかもしれません」と言うが、だからこそもう一度、ゲームの魅力の本質である“冒険する楽しさ”を提供したいと思ったのだという。

挨拶を終えた両氏は、今回のイベント名にもある“進水式”にのっとり、新たに造られた船舶と造船所を繋ぐ“支鋼”を切る「支綱切断」の儀を執り行った。

この後は重大発表のコーナーへと移り、まずは正式サービス開始日が7月23日よりスタートすることが明かされた。現在はレベル40までだが、正式サービス開始時にはレベル50まで解放され、それに伴い新たなマップやスキルも増えていくとのこと。

そして料金については30日チケットが1,750円、90日チケットが5,000円、そして週末だけ遊びたい人や復帰時にも便利な1日チケットが250円と、3種類を用意していることが明かされた。気になるアイテム課金の要素については、バランスに影響を与えない範囲で考えているようで、ラインナップには永久アイテムとして「キャラクタースロット拡張」と「アバターアイテム」、それから消費アイテムには移動に便利な「冥府の石」と味方を復活させる「復活の呪文書」がそれぞれ用意されている。

本作では家や船を作る際に重要な“労働力”があるが、この労働力を回復させるアイテムは現状では予定されておらず、もし販売される時期が来たとしても、一人のユーザーに対して数量限定で販売するなどの制限を設けた形にすることを考えているようだ。

そのほかの展開として、ネットカフェでプレイする場合は基本無料で遊べ、接続時は労働力の回復速度が2倍になるという特典付きで遊べることも発表となった。なお、本日より全国約400の店舗では、3日間の無料チケットが付いた「アーキエイジ スタート位アップDVD」が施設利用者に無料で配布されるという。

ジェイ・ノイズ氏
ジェイ・ノイズ氏

また、スポンサーシップ発表として、日本アーマード・バトル・リーグ(JABL)と正式に提携したことも明かされた。会場にはJABL代表 ティンタジェルCEO代表取締役のジェイ・ノイズ氏と、西洋甲冑戦競技「バトル・オブ・ザ・ネイションズ」の参加チームでもあるチーム・ジャパンのメンバーたちが訪れており、実際の装備を使ったデモンストレーションを披露してくれた。

「バトル・オブ・ザ・ネイションズ」は、西洋で使われていた装備を現代でリアルに再現したものを使って戦う競技。装備はかなり本格的ながらも、競技と言うこともあって格式ばった戦いが行われるのかと思いきや、試合開始早々、本気でロングソードを撃ち合い金属音が鳴り響くと、来場者はその迫力にド肝を抜かれていた。

キチンとしたルールは設けられているものの、まさに“戦い”と呼べるデモンストレーションにみな引き込まれ、試合終了後には選手たちに惜しみない拍手が送られていた。

リアルでの戦いの後には「アーキエイジ」でもバトルを、ということで、来場者から希望者を募り、東大陸10名と西大陸10名での海上戦対決が行われることに。参加者たちの準備時間には、特殊なカメラモードでフィールドをさまざまな視点から見られたり、バトルが始まってからも船同士がぶつかって大砲を撃ちまくるシーンがあるなど、見ている側も楽しい試合展開で盛り上がっていた。

試合待機時には正式サービス時の仕様についても触れられた。
レベル40以降のマップは共通で、クエストを受ける場所は同じでメインクエストでは東も西も同じ場所を巡るという。
勝利チームには「アーキエイジ」特製ペーパーナイフとボールペンが贈られた。

最後には抽選会が行われ、CMに出演した声優のサイン色紙や、推奨PCの特典でもらえるグライダー付きプレミアムパッケージ、推奨グラフィックボードなどがプレゼントされた。イベントの締めくくりでは、野田氏が「これでゴールではなくここからスタートです。皆さんと楽しくゲームを作っていきたいと思いますので、今後も『アーキエイジ』をよろしくお願いいたします」と閉会の挨拶を述べた。

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