緑川光さん演じる7人目のプレイキャラクター「アサシン」は9月に登場!世界大会の開催も明らかになった「ドラゴンネスト」ファン感謝祭2013レポート

NHN Japanは本日6月15日、東京・渋谷ヒカリエのヒカリエホールBにおいて、「ドラゴンネスト」のオフラインイベント「ファン感謝祭2013」を開催した。

サービスサイト上で事前に応募したユーザーの中から抽選で300名を集めて行われた本イベントでは、声優の井澤詩織さんによる司会進行のもと、2013年下半期のアップデート情報や、開発会社のEYEDENTITY GAMESを招いてユーザーからの質問に答えるQ&Aコーナーなど、盛りだくさんの内容で送られた。

2013年下半期アップデート紹介で「アサシン」の実装が明らかに!

(左から)河野相基氏、山本高勝氏
(左から)河野相基氏、山本高勝氏

まず最初に、NHN Japan 「ドラゴンネスト」運営プロデューサーの河野相基氏、同運営チームの山本高勝氏により、2013年下半期に予定しているアップデート内容が紹介された。

「第3回DN-1グランプリ」が6月19日に開催決定!

まず最初に発表されたのが、過去2回にわたって開催された「DN-1グランプリ」の開催だ。今回は最速討伐の特典として、運営チーム、開発会社とともに「ドラゴンネスト」について話し合う合同ワークショップが予定されている。

討伐対象は同日より登場するイエロードラゴンネストのハードコアモードとなっており、制限時間は40分。そのほかの詳細については、下記を参照いただきたい。

7月の大型アップデートでついにレベルキャップ開放!

2013年7月に実施される大型アップデートで、ついにレベルキャップが70まで開放される。それに伴い、新たなストーリーの追加や新しいエリアの実装、アイテム強化システムの変更が行われる。

新たなストーリーでは、崩壊したセントヘイブンを再建する話が展開。燃え盛るセントヘイブンに一体何があったのか、そしてその後にどのようなストーリーが展開するのかについてをムービーを交えて紹介した。

それに伴い、新しいエリアとして、エルフたちの住む森として「アレンデル」を追加。先のムービーでも映しだされている大きな生命の木は、全てのエルフの母となる木となっているほか、黄金色の綺麗なステージが次の舞台となるそうだ。

そして、アイテム強化システムは、従来の潜在システムや冠詞システムから、レベルキャップの開放以降は竜珠システムに一本化されることも明らかになった。

9月に7人目の新プレイキャラクター「アサシン」が実装!

そして、9月のアップデートでユーザー待望となる、7人目のプレイキャラクター「アサシン」の実装が決定。アサシンは、二重の性格を持つキャラクターで、普段はシャイで好青年だが、戦闘時には狂気を見せるという特徴を持っているそうで、キャラクターボイスは緑川光さんが担当する。

メイン武器はシミター、サブ武器にクルックを装備。近接職となっているが、鎖鎌や手裏剣などによる遠距離攻撃も可能で、イメージとしてはウォーリアーとカーリーの中間ぐらいだという。

アサシンならではの特徴として、クールタイム後もチャージを続けることで最大3回分のスキルを発動できる(クールタイム10秒のスキルの場合、10秒チャージするごとに1回分増加)「クールタイムチャージングスキル」が用意されているほか、職業のイメージに合わせた、姿を消して一撃必殺の攻撃を繰り出せる隠身スキルも実装される。

アサシンには2次職として「チェイサー」、そして3次職として「リッパー」、「レイブン」が用意されているが、狂気のスキルを使うアサシンの裏の顔である「イリュージョン」も存在するという。

そして今回は、実装に先駆けて実際に動いている動画も披露。スピード感とトリッキーな動きが特徴となっており、アクション性の強いキャラクターになっているようだ。

さらに、アサシンのストーリーに関わる新しいNPCとして3人のキャラクターの情報も明らかになった。

伊藤かな恵さんがキャラクターボイスを担当する「ルナリア」は、アサシンのストーリーにおけるヒロインとなる可愛らしいキャラクターで、山本氏いわく「こちらのほうをプレイヤーキャラクターとして使いたかった」とのこと。

また、ニャンニャンと同じ種族であるしゃべる忍者猫「影ニャン」は、なぜかアサシンのスキルに精通しているという特徴を持っている。

そして、過去において人類初の大陸統一を成し遂げたという征服王フェザーが、竜の使徒の黒幕として登場。7人の使徒を下に置く、今回のストーリーにおける最重要人物となるキャラクターということで、ゲーム内にどのように関わってくるのかに注目だ。

続いて、運営チームが考える現状の課題と、今後のアップデート計画についても紹介。その内容によると、イエロードラゴンネストの存在がプレイヤーの大きな壁となっており、その間を埋めるコンテンツがないこと、キャラクターのレベルアップと装備の充実、プレイヤースキルの向上が咬み合わないことによる敷居の高さ、そして上半期のアップデート内容が弱く、3月に実装した「メモリア」が意図通り機能していないことが運営チームの考える問題点だという。

それを踏まえた上で、今後のアップデートスケジュールとして、7月のレベルキャップ開放以降は、先ほど紹介した内容のほか、70エピックの装備や龍珠が手に入る新たなネストや、70のユニーク装備が手に入る新たなドラゴンネストを年内に予定していることが発表された。

そして、運営が目標とする2014年の取り組みとして、80レベルキャップの早期開放、新スキルの実装、目的を持って遊べるコンテンツの実装を掲げていた。

質問コーナーでは新クラスの実装やiPhone版の情報も!?

(左から)井澤詩織さん、河野氏、<br />
ジョン・ジュンミョン氏、グォン・ドヒョン氏
(左から)井澤詩織さん、河野氏、
ジョン・ジュンミョン氏、グォン・ドヒョン氏

EYEDENTITY GAMESの開発プロデューサーであるジョン・ジュンミョン氏による日本ユーザーに向けての挨拶を挟み、続いては、ジョン氏と同企画チーム長のグォン・ドヒョン氏が応募フォームや会場での質問に回答するQ&Aコーナーに。

ここでは、そこで寄せられた質問と回答について、簡単にではあるがまとめたのでチェックしてほしい。

ボスラッシュに、ネストボスのラッシュをタイムアタック形式で実装して欲しい

  • ゲーム内でファーミング以外にもミニゲーム的な要素の開発を検討中
    (ex.モンスターの視野範囲を避けながら関門を通過するステージ)
  • ボスラッシュの強化も検討している
  • タイムアタック形式は今年中になんとか実装したい

EXスキルやパッシブスキルではなく、新スキルを充実させて欲しい

  • 新スキルを面白いものにするには時間がかかり、どう提供したらいいのか悩んだりもする
  • 新スキルを用意するよりは既存の職業に新しいクラスをつけたほうがいいと考えている
  • 新しいスキルを入れることはスキルの量はもちろん、バランスの問題がある
  • アーチャーやアカデミックに新しいクラスを追加するかたちで考えていく

闘技場でのキャラクター間バランスの早期改善、サーバー間PvPシステムを実装して欲しい

  • 開発ではデータの分析やユーザーの動向をベースにしながらパッチ作業を行なっている
  • サーバー間PvPについて、過去にミッションルームという機能を提供したもののプレイヤーには満足してもらえなかった
  • ユーザーが自由にルームを作ってサーバー間PvPを楽しめる方向で開発を進めていく予定

新しい町を追加実装して欲しい

  • 70レベルキャップ開放時に新しいストーリーを持った町「アレンデル」を追加
  • これからも新しい地域やそこに関連するモンスターをどんどん追加していきたい
  • 新しい町を増やしていくことを考えてはいるが、ひとつのマップの中でユーザー同士がコミュニケーションしやすい環境を作っていきたい
  • セントヘイブンの大きな変化としてBGMが変更、会話を楽しめるようなカフェなどの空間も追加予定

ギルド単位で挑戦できる、メリットのあるコンテンツを入れて欲しい

  • ギルドを活性化させるためのシステムを構想中
  • 既存のものを楽しんでもらうためにギルド単位のコンテンツを入れようと思っている
  • ギルド戦のようなギルドそのもので楽しめるようなコンテンツを実装したい

闘技場の観戦枠を増やしてほしい

  • 50体50の戦闘をスムーズに行うための環境づくりのため、闘技場での観戦人数には制限がかかっている
  • すぐにここを解決することは難しく、まずは闘技場のラグなどを改善する方向で進めていきたい

パーティ数を増やしたり、4人、8人以外のネストをやりたい

  • 8人以上のネストではラグやサーバーの負荷を避けることができない
  • 優先順位で考えると8人ネストのカクカクするところを改善
  • 2人で楽しめるメビウス遠征隊と同じようなかたちで5、6人で遊べるようなものを考えている

ムーンロードを強化してほしい

  • グラディエーターが強くなったことでムーンロードが弱く見えるように
  • 同意見は多いので、改善方法を考えていきたい
  • スクリーマーのスキルバランスでイエロードラゴンに臨む上で難しいところは改善していきたい

キャラクターごとにマクロ設定できるように

  • オプションとして追加するほうがいいと思っている
  • 必要性は感じているので、開発と話して検討したい

低レベルのコンテンツを充実させてほしい

  • 下半期中にネストの報酬の変更やコンテンツの改変を行いたい

「ドラゴンネストアプリ」をiPhone向けに開発する予定はあるのか

  • すでにiPhone版の開発には着手
  • 今年の後半には提供したい

取引所でのアバターの試着機能の実装

  • 開発では意見も出ているが、開発工数も相当なものになる
  • ユーザーが希望しているため、開発チームと検討

闘技場のステージを増やしたい

  • 近々マップを追加しようと準備中
  • 70レベルの開放と一緒は難しいが、その後のタイミングで提供したい

ブラックリスト機能の改善

  • ブロックリストを記憶できないという意見をもらっている
  • リストの名前の横にメモを残せる機能を追加する

賞金総額10万ドル!「DWC 2013」がフィリピンで開催決定

(写真右端)ハンゲ太郎氏
(写真右端)ハンゲ太郎氏

Q&Aコーナーが終わったところで井澤さんからの紹介で上映されたのは、「Dragonnest World Championship(DWC) 2013」の開催決定。ここでは河野氏の代わりに、山本氏とNHN Japanのハンゲ太郎氏が登場し、開催概要を説明した。

本大会は、全世界共通のルール・キャラクターで、ドラゴンネストのPvP世界一を決める大会となっており、ルールは下記の通りとなっている。

日本予選はオンライン大会として8月と9月の2回、そして日本代表決定戦は10月にオフラインでの大会が予定されている。そこで勝ち残ったチームが2013年末予定にフィリピンで開催される本戦に出場できる。優勝賞金の総額は10万ドル(約1,000万円)と、大規模な大会となっている。

運営チームとEYEDENTITYがガチ勝負!その行方は…?

休憩を挟んで行われた第2部では、EYEDENTITY GAMES QAパート長のパク・ジュンヨン氏と、運営チームを代表して山本氏によるスペシャルエキシビジョンマッチが行われた。

対戦の度に会場内で勝敗を予想し、的中するとシュパンボックスが12個プレゼントされるというルールで行われたのだが、勝敗予想無視のガチンコ勝負の結果、1戦目は山本氏、2戦目はパク氏、3戦目は山本氏が勝利と、3回対戦してすべて予想が外れる緊急事態に。

最後に行われた泣きの1回では激戦の末、予想通り山本が勝利し、当初の倍となるシュパンボックス24個がプレイヤーにプレゼントされることとなった。

その後も豪華なアイテム盛りだくさんのプレゼント大会、会場限定のスペシャルサプライズとしてゲーム内ではまだ誰も手に入れていないという「深響のシングネックレス」がプレゼントされるなど、大盛り上がりのままイベントは幕を閉じた。

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