タワー オブ アイオン、大型アップデート「エピソード 4.0 新たな翼」で実装される新クラス「メカニック」「アーティスト」&新マップの先行プレイレポート

エヌ・シー・ジャパンは、「タワー オブ アイオン」において、4月30日に大型アップデート「エピソード 4.0 新たな翼」を実装する。今回、一足先にアップデート内容を体験する機会を得たのでその模様をお届けしよう。

大型アップデート「エピソード 4.0 新たな翼」では、ユーザーにとって待望の新クラス「メロディウイング」と「バレットウイング」が新しく追加されるほか「北カタラム」を中心とした3種類の新規エリア、3箇所の要塞などが実装となる。

今回は、「メロディウイング」と「バレットウイング」で使用できるスキルや、各エリアのプレイフィールを紹介しよう。また、新たなボスモンスターとして追加された「ヒペリオン」の姿も確認できたので、そちらにも注目してほしい。

まずは一新されたキャラクターメイキングをチェック

本アップデートの目玉はあくまでも新クラスおよび新エリアだが、それ以外にも細かい調整やリニューアルが随所に行われている。中でも大きく刷新されたのが、キャラクター作成時のインターフェイスだ。

まず、ゲーム開始時のキャラクター選択画面が一新され、より直感的にキャラクターを選べるようになった。また、新規でキャラクターを作成するときの、種族やクラス選択画面のビジュアルも新しくなっている。

種族・クラスを選んだあとの、顔や体型を決める画面では、「おすすめデザイン」が新たに登場。例えば女性キャラクターの場合は「セクシーな」「ピュアな」「かわいい」「個性的な」といったモデルがあらかじめ用意されてあるため、以前と比較して格段に作成しやすくなっている。そのほか、ウイング装着やスキル発動のプレビューを確認できるようになったことも、嬉しい改善点のひとつだ。

さらにヘアスタイルを選択する場面も、これまでの番号だけで表示されていたものから、モデルを確認しながら選択できるように変更されている。全体的により見やすく、簡単になっている印象だ。

「メロディウイング」「バレットウイング」はどちらも長距離攻撃を得意とするクラス

ここからは、アップデートで追加される新クラス「アーティスト」「メカニック」と、それぞれから派生する2次クラス「メロディウイング」「バレットウイング」を紹介していこう。

まず「アーティスト」と、その2次クラス「メロディウイング」は、専用の武器・ハープを使用する魔法型クラスで、主に中距離での戦闘や補助を得意とするクラス。また、状態異常を引き起こすスキルも豊富だ。防御力は低めなので、スキルの使い方がカギになるだろう。

実際にスキルを試してみると、相手のMPにダメージを与える「スラッシュ ソウル ハーモニー」はソロプレイから対人戦まで、あらゆる場面で活躍しそうだ。また「タイディ ハウリング」「ピース バリエーション」など、味方のMPを回復するスキルも揃っているので、長期戦でも重宝されそうだ。このうち「ピース バリエーション」は詠唱の時間によって回復する量や、効果範囲が変わってくるので、どのタイミングでどれだけの効果で発動させるかを見極めることも大切。

一方の攻撃スキルでは、相手に頭上に巨大な音符を降らせたり、ハープを弓矢のように扱ったりと、個性的なものが多い。特に音符による攻撃「ディスコード」は、見た目も派手でインパクトがあるので、このクラスを使用する際にはぜひ一度試してほしい。

次に「メカニック」および「バレットウイング」は、素早い攻撃で手数を稼げるマジック ガンと、強力な一発を放てるマジック キャノンという2種類の武器を使い分ける長距離フォワードだ。

マジック ガンは隙をまったく見せないほどの素早い攻撃が可能で、スキルを発動するとアクションゲームのように激しい立ち回りを見せてくれることも。また、2種類のマジック ガンを両手に持ち、二丁拳銃での攻撃にも対応している。二丁拳銃にするペナルティも特にないので、メカニックでゲームを進める場合は、まず複数のマジック ガンを手に入れることから始めるといいだろう。

対してマジック キャノンは、連続攻撃はできないものの、一撃が非常に強力な武器となっている。この2つの武器は戦闘中でも即座に切り替えることができるので、基本はマジック ガンで連続攻撃を繰り返し、マジック キャノンで最後のとどめを差す、といった戦闘スタイルもありだ。

スキルはマジック ガンとマジック キャノン、それぞれに別のものが用意されている、まずマジック ガンでは、相手にダメージを与え、さらに与えた約50%を吸収できる「リカバリー サクセッシブ ショット」が強力。このスキルは連続で3回まで発動できるので、攻撃だけでなく、回復手段としても有効だ。

また、マジック ガンにはスキルの待機時間を一瞬で0にしてくれるスキルも存在する。ほかのスキルと上手く組み合わせることで限りなく攻撃し続けることも可能。マジック キャノンはチャージ攻撃のスキルが多く、演出も派手な印象。範囲攻撃が多いため、敵が密集した地域では積極的に使いたいところ。

新登場のマップやインスタンスダンジョンを紹介

次に、本アップデートで新たに登場するマップを紹介しよう。アップデートでは大きく分けて、北カタラム、南カタラム、地下カタラムの3種類が登場するが、今回のテストプレイでは北カタラムと南カタラムを確認できた。

まず北カタラムは、追加されたマップの中でも最初に訪れることになる地域で、天族と魔族、それぞれの種族に拠点となる街が用意されている。一見のどかな風景が広がっているが、ところどころに敵対種族を迎撃する砲台が置いてあったりと、異様な雰囲気も見え隠れする。

また、天族では幻影の神「カイジネル」、魔族では運命の神「マルクタン」が登場する。本作のストーリーや世界観を語る上では外せない存在なので、一度会っておくといいだろう。

北カタラムには新たに「シルス要塞」も追加されており、今回のテストプレイでも訪れることができた。シルス要塞は数多くの曲射砲とバリケードと瞬間移動ポイントが存在する山岳要塞で、これまで以上の激しい攻城戦が楽しめる要塞だ。

この要塞を占領すると、ソロインスタンスダンジョン「知識の殿堂」に挑戦できる。ここではモンスターを倒すか、オブジェクトを破壊することでポイントが加算され、スコアと所要時間に応じてランクが付与される。そして、ランクに応じてさまざまな報酬がもらえる。入場レベルは65以上ということで、中に登場するモンスターは強力。ソロプレイ限定のため、仲間に頼ることもできないので、事前にしっかりと準備しておこう。

ダンジョン内は立体的な構造になっている。不用意に動いて落ちないように注意しよう。

南カタラムは豊かな自然が印象的だった北カタラムとは対照的で、一面が氷で覆われ、出現するモンスターも強力な「氷渓谷の採掘場」など、厳しい環境のマップが多い。

そのほか南カタラムには、「パンダロンス」という、スチームパンクの雰囲気を持つ街も登場する。ここにはハリウッドのラシュモア山のような岩山や巨大トロッコなど見どころが満載。探検しがいのある街だと思うので、実装された際にはぜひ行ってみてほしい。

テストプレイの最後には、新登場のインスタンスダンジョン「カタラマイズ」に出現するボス「ヒペリオン」の姿を特別に見させてもらったので、そちらも紹介しよう。カタラマイズはかなり難易度の高いダンジョンだが、通常のモンスターはほとんど存在しない。シンプルに、ヒペリオンを相手にすることだけを目的としたダンジョンだ。

スクリーンショットにある巨大の体を持つモンスターがヒペリオン。周囲にはバリアが張られているため、先に周囲に配置されている「イド磁場生成機」を破壊し、バリアを解除する必要がある。ただし、イド磁場生成機にダメージを与えられる攻撃は限られており、筆者が使用していたメロディウイングの魔法ではまったく刃が立たなかった…。

果たしてヒペリオンはどれだけの強さを誇るのか、そして攻略法はあるのか、そのあたりは、実際にプレイして確かめてほしい。

4月27・28日には先行体験会が開催!

以上が、今回のテストプレイの内容となる。筆者としては、連続攻撃を格好よく繰り出せるバレットウイングが特にお気に入り。素早く状況を判断しながらスキルを使い分けなければいけないので、やや上級者向けの職業ではあるものの、使いこなせば無類の強さを発揮すると思う。また、メロディウイングは強力な回復・補助系のスキルを多数習得できるので、あらゆる場面で役に立つ存在になりそうだ。

ちなみに、4月27日に福岡県のサイバック箱崎店で、28日には大阪府の「Cafe J Net NEWNEW 戎橋店」で、プレミア先行体験会が実施される。一足早くアップデートで追加される要素を楽しめるので、興味がある人は足を運んでみてはいかがだろうか。

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