今年のコスプレコンテストも熱かった―ドラゴンレイドやシューターなど新コンテンツの情報も公開された「マビノギ」8周年記念オフラインイベントの模様をお届け

ネクソンは本日4月14日、東京・JPタワーにて「マビノギ」のオフラインイベントを開催、新たなメインストリームやコンテンツなど、今後の実装内容に関する情報を公開した。

本イベントは、「マビノギ」の8周年を記念して開催されたもの。当日はアップデート情報の発表をはじめ、サーバー対抗によるクイズ大会やコスプレコンテストなどが行われた。ここでは、そのアップデート情報を中心に、イベントの模様をお届けする。

会場や通路には、さまざまなパネルの展示やイラストコーナーのスペースが設けられていた。

アップデート報告会

イベントの始めにはアップデート報告会が行われ、ネクソン広告宣伝チームの伊藤裕之氏と運用チームの糸井詩織氏が登壇し、今後の展開を紹介した。

写真左から伊藤裕之氏、糸井詩織氏、7周年イベントに続き今年も司会を務めた磯村知美さん。

まず新たなメインストリームについては、これまでエリンや神々、国家など、大きな事件を中心に話が展開していたが、今回はドラマとして、人物に焦点を当てた物語になるという。ドラマは全10話の構成となっており、4月23日より毎週1話ずつ配信されていく、テレビで放送される連続ドラマのような形式が取られている。

ドラマを見るためには、ゲーム内でスキルや生活のアイコンが表示される箇所に新しくドラマのボタンが追加されるので、そのボタンを押すことで視聴できるようになるとのこと。

第1話はプレイヤーがコール村の悪霊として登場するところからスタート。自分の姿に戻るために行動したり、その後も自身に憑りついた悪霊を祓ってもらうために偉大なシャーマンと出会うといった展開が待ち受けている。悪霊を祓うためのお守りをシャーマンに預けることになるのだが、そのお守りを集めることで話が進んでいくという。

ドラマ内には新キャラクターも登場し、その中でプレイヤーと関わりの深いキャラクターとして、ジャイアントとエルフの新キャラクターの姿も公開された。

また、砂漠や雪原のような新マップ、新たなモンスターの一部も公開となった。会場で披露されたモンスターのほかにも魅力的なモンスターが出てくるというので、ドラマのストーリー部分だけでなく、新しく訪れる場所や待ち受けるモンスターたちも楽しみにしておこう。

さらに、ドラマに合わせて追加される新コンテンツとして、貢献度に基づいて報酬が得られる「ドラゴンレイド」の情報も公開された。ドラゴンレイドでは、キャラクターごとに戦闘、援護、支援に分類され、それぞれの役目に合った行動をしてコンテンツのクリアを目指していくこととなる。

戦闘系はドラゴンとの直接戦闘、援護系はドラゴンの周囲にいるモンスターの排除、支援系は仲間のHPを回復するヒーリングを行うことで貢献度が得られる。このシステムにより、攻撃力が低いキャラクターでも参加できるほか、戦闘スキルを上げている人も上げていない人も一緒に楽しめるようになるという。

そのほか、銃を両手に持って戦うシューターも実装されることとなり、会場では少しだけ戦闘の様子を録画した映像が披露された。その映像では、二丁の銃を活用したスキルはもちろん、体術と銃を組み合わせたスキルも確認できた。動きやエフェクトも派手なものが多そうなので、シューターでは魅せる戦い方も可能になりそうだ。

既存コンテンツの調整に関しては、魔法と錬金術の強化が行われる。魔法が強化されたことによって、歩きながら魔法が撃てるようになったほか、空から隕石を降らせる魔法が新しく追加されるとのこと。

ドラマの実装は4月23日からとなるが、それに合わせて8周年を記念したログインキャンペーンとイベントも実施される。さらにドラマのイメージソング制作も決定し、同日より特設サイトがオープン。サイト内ではドラマに合うと思った曲のフレーズをユーザーが投稿することができ、そこに寄せられたものを参考にイメージソングを作っていく予定だという。

報告会の最後には、ユーザーから事前に寄せられた質問に答える時間も設けられた。そこには、アイスドラゴンと冥帝のワイバーンの再販、うさぎのペット化を希望する意見が送られてきており、これらは要望が多ければ再販や実装の可能性があるとのことなので、希望する人は意見を送っておくとよさそうだ。

ほかには、今後のタイアップに関する質問も寄せられていた。今年はボーカロイドとのタイアップが行われたが、秋頃にはアニメ系コンテンツとのタイアップを予定しているというので、続報を楽しみにしておこう。

サーバー対抗クイズ大会

アップデート報告会の後は、サーバー対抗によるクイズ大会とコスプレコンテストが行われた。クイズ大会は予選ラウンドと決勝ラウンドに分かれており、予選ラウンドのブロック1とブロック2では全員参加による2択クイズが、そしてブロック2を最後まで正解した人によるサーバー代表者選出クイズが行われた。

ブロック1とブロック2では、全員が揃って正解を選ぶような基本的な問題から、2択にも関わらず半分以上の脱落者を出した難解な問題まで揃っていた。正解率が低かったのは、やはり街の中にある特定のオブジェクトの個数を当てる問題が中心だったが、本作のラジオ「ロナとパンのファンタジーラジオ」に関する問題も出題されたため、ラジオを聴いているか聴いていないかの差も大きかった。

クイズの回答には、1枚にAとBが書かれた紙が使われていた。
写真は後ろから撮影したものであるため、来場者が応えているのは、見えているものとは逆になる。

代表者選出クイズからは2択ではなくなり、シルエットを見てキャラクター名を当てたり、16分割された画像がバラバラに動き回るのを見て、ゲーム内の場所を当てる問題が多く、全体的に難易度が上昇。しかしわずかなヒントから素早く正解にたどり着いた人もおり、周囲から「おおっ!」「すげえ!」といった声が上がる一幕も。

決勝はサーバーごとの代表者による早押しクイズとなっており、代表者選出クイズのような問題をはじめ、ゆっくり問題文が読み上げられていくノーマルクイズ、どこのBGMなのかを答える音当てクイズなどが用意されていた。

そんな中、予選から順調に好成績を残してきたマリーサーバーの代表者が圧倒的強さを見せて見事優勝。昨年は○×クイズを1位通過したものの、決勝でマイナスポイントを当ててしまい優勝を逃した経緯があるマリーサーバーなだけに、今回の優勝は非常に嬉しいものとなっただろう。

クイズ大会の決勝前にはコスプレコンテストも実施

前回優勝者・よづさんがゲストで登場。
前回優勝者・よづさんがゲストで登場。

クイズ大会の決勝が行われる前には、こちらもサーバー対抗によるコスプレコンテストが行われた。カッコイイ、カワイイ衣装に身を包んだ人の姿も見どころではあるが、今年はインパクト抜群のモンスターの姿で登場し、さらに動きによるパフォーマンスで会場を沸かせた人が多かった。

特にゴブリンとブルーガストのコスプレをした人の印象が強く、来場者と、当日配信されていたニコニコ生放送の視聴者の支持を集め、ゴブリンが3位、ブルーガストが1位という結果に。2位には、ほぼすべて自作で衣装を作り上げたという、エレモンのコスプレが選ばれていた。

ルエリサーバー

キホールサーバー

トリアナサーバー

マリーサーバー

モリアンサーバー

タルラークサーバー

イベントの最後には、さまざまな賞品が当たるプレゼント抽選会や、カラオケ「アドアーズ」とのタイアップ情報の発表などが行われた。

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