EVE Online、賞金稼ぎシステムの改良などを行う18回目の大型エクスパンション「Retribution」実装

ネクソンは、「EVE Online」において、18回目となる大型エクスパンション「Retribution」を、12月4日(日本時間)に実装した。

今回のエクスパンションのタイトルは“EVE Online:Retribution”です。“Retribution”とは「報い」や「因果応報」などを意味する英語で、その名の通り、このエクスパンションでは、広大なSF宇宙を舞台にパイロットたちが今までにないスケールで復讐を果たせるようになります。

賞金稼ぎというシステムを改良したことで、プレイヤーに被害を与えたアライアンス・コーポレーション・プレイヤーがより衆人監視にさらされ、その殺害権を自由に売買できるようになりました。

クライムウォッチシステムも見直され、今まで同様プレイヤー各自の選択の自由は維持しつつも、どのプレイヤーがどんな違法行為を今まで行ってきたかなど過去の行動がさらにわかりやすく見えるようになります。

また、艦船の大規模なバランス調整も行われ、「EVE Online」内のすべてのフリゲートと駆逐艦の役割が見直されました。これにより新規プレイヤーにも、ベテランプレイヤーにも、よりゲームプレイの幅が広がり、人気のなかった艦も日の目を見るようになります。

「EVE Online」ゲーム内の4大国に、それぞれ新規の駆逐艦も登場します。また、採掘フリゲートやサルベージドローン、マイクロジャンプドライブも新しくゲーム内マーケットに紹介されます。さらに、シチュエーション別ミュージックシステムで使用されるゲーム内音楽も、刷新されました。

ユーザーインターフェースにもいくつか目立つ変更があり、複雑化はせずに“Retribution”エクスパンションをより楽しめる仕様になりました。

「『EVE Online』の世界は常に動いており、そこで活動している何十万人ものプレイヤーのみなさんの選択で成り立っています。今回の“Retribution”ではゲームプレイに深く踏み込んだ、さまざまな変更を加えました。次の10年に向け、「EVE Online」がますます活性化すると確信しています」

(「EVE Online」エグゼクティブプロデューサー:ジョン・ランダー)

NPC人工知能の変更からコーポレーションリクルートの改良まで、“Retribution”は「EVE Online」の歴史上もっとも大規模なエクスパンションになり、来年の「EVE Online」生誕10周年に向け、素晴らしい備えになるものと思っています。

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