最高の環境で「ファンタシースターオンライン2」が遊べる専用ルームが10月21日よりオープン！酒井氏も訪れたオープニングセレモニーの模様をお届け

セガは本日10月20日、東京・新宿にあるインターネットカフェ「自遊空間 BIGBOX 高田馬場店」にて、翌日にオープンを控えた「ファンタシースターオンライン2」専用ルーム「PSO2 アークスブリーフィングルーム」のオープニングセレモニーを開催した。

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「PSO2 アークスブリーフィングルーム」は、カナダのMWE Lab社が開発したシステムチェア「エンペラー1510」を4台設置し、通常では味わえない没入感によりゲームがプレイできるという、自遊空間高田馬場店内に設けられた専用ルームだ。

本日は同店内にて、事前応募による「PSO2」初のオフラインイベント「PSO2アークスパーティー」も行われたが、ここでは酒井プロデューサーらも実際に体験した専用ルームお披露目の様子をお届けする。

内覧会ではまず、本作のプロデューサー・酒井智史氏、ディレクター・木村裕也氏、そして自遊空間を運営するランシステムの取締役執行役員・笠間匠氏が登場。笠間氏は「お客様と接する場を提供できることを感謝していますし、今後の発展にも期待しています」と開始の挨拶を述べた。

また酒井氏も、「『PSO2』のIDが100万を突破しましたが、その感謝を込めて、ユーザーのみなさんにも最高の環境でゲームを楽しんでいただける場を用意しようと思い、自遊空間高田馬場店さまに協力をいただいてアークスブリーフィングルームをオープンすることになりました」と、専用ルーム設立の経緯を語った。



笠間匠氏	酒井智史氏

開始の挨拶が終わると、三氏によるテープカットが行われ「PSO2 アークスブリーフィングルーム」が披露された。



木村裕也氏（写真左）

会場には東京ゲームショウのステージにも登場したラッピーとリリーパ族が訪れていた。

専用ルームは、広めのスペースの四隅に「エンペラー1510」が内側を向くように設置されており、一般的なネットカフェの個室とは異なるレイアウトとなっている。何よりも特徴的なのは、その「エンペラー1510」だろう。

モニタの高さや機体の向きをボタン一つで調節できる電動式となっており、高級なイスに座っているような状態はもちろん、機体を後ろに倒して仰向け気味にし、思う存分リラックスしながらゲームをプレイすることができる。ネットカフェでプレイするのは初めてだという酒井氏は、それらの機能を使ってプレイしやすい体勢を作り、実際にゲームを遊ぶ姿を見せていた。



「エンペラー1510」を実際に目にするとなかなかのインパクトがある。


座席の左側にモニタや機体の向きを変えるボタンがついている。

この後は、酒井氏と木村氏の二人に「PSO2 アークスブリーフィングルーム」について話を聞くことができた。

――まずルームの特徴をお聞かせください。

色違いの「PSO2」パーカーを着ていた酒井氏と木村氏

木村氏：「PSO2」は4人で1パーティーなので4台ご用意いただき、4人でプレイできるようにしていただきました。4人でプレイするため、チェアを内側に向けていますので、普通のネットカフェと比べると席の位置づけが逆だと思いますが、実際に座ると隣の人の顔が見えたりと、普段とは違った環境でプレイしていただけるような作りを意識してレイアウトしていただいています。

酒井氏：最高の環境でプレイしていただきたいため、今回奮発してカナダから船便で直送してきた「エンペラー1510」というチェアを置いています。「PSO2」はSFの未来をイメージした部分もありますので、未来的な環境でプレイしていただくと、より没入感があるかなと思っています。

――この専用ルームを作る企画のきかっけは何でしょうか？

酒井氏：もともと「PSO2」はいろんな環境をターゲットにしていますが、最高の環境がどこかでプレイできる方がいいだろう、というのがまずひとつあります。それから100万IDを記録したこともあり、みなさんに感謝の意を込めてそういった場所を作ることができないかと考え、今回のルームを作ることにしました。

――実際にご覧になって、プレイヤーの方にどんなふうに使ってほしいと思いましたか？

酒井氏：やっぱりオフ会など、今まで離れてプレイしていた人たちが顔を突き合わせた形でプレイしていただく、そういう場所として使ってもらえるといいかなと思いますね。

木村氏：例えば地方で遊ばれている友達が東京に来るとなったとき、ここを集合場所にしてもらうのもいいかなと思います。関東に住んでいらっしゃる方も、家で遊ぶだけでなく、たまにはネットカフェで一緒に遊ぼうぜ、という場にもしていただきたいです。

――木村さんはネットカフェでプレイすることが多いようですが、ネカフェプレイの魅力はどこでしょうか？

木村氏：やっぱりいいスペックのマシンが置かれていることが多いことと、集中してできることですね。家などでプレイすると、テレビ見ながらなどある意味雑念が多くなってしまうので、ゲームだけに没頭したいとき、気合入れてガッチリとプレイしたいときにいいなと思って利用しています。

――専用ルームの開設でこの店舗を選ばれた理由は何でしょうか？

酒井氏：これぐらいのスペースがないと実現できないので、自遊空間高田馬場店さんは最大級の大きさがありますので、ここだからこそできた企画だと思っています。できるところがあれば、まだまだやっていきたいと思っています。

――本日はオフラインイベントもありますが、今の心境はいかがですか？

酒井氏：「PSO2」でのオフラインイベントは初ですし、対抗戦のようなイベントも初めてです。わりとプレイヤースキルを求められるゲームでもあると思うのですが、ユーザーさんのうまいプレイを見る機会は僕らも、ほかのユーザーさんもないと思いますので、その辺りを楽しみにしています。

木村氏：ゲーム内では会ったことがあるけど、実際に会うのは初めてというような、オフ会に使う方もいるんじゃないかなと思っています。ですので、今日の場で友達や仲間を作ってもらい、またゲーム内で出会っていただくきっかけにしていただけると嬉しいですね。

――今後もオフラインイベントをやっていきたいという気持ちはあるのでしょうか？

酒井氏：今回はパーティー対抗戦という形ですが、ほかにもやり方があるかなと思っています。例えば交流イベントであったり、ユーザーさんの意見を聞くイベントであったり。今後はできれば全国を回りたいと思っていますので、そういったイベントを模索しながら、ゆくゆくは対抗戦をさらに広げたような全国イベントも開催していきたいなと考えています。

――「PSO2」の今後の展開についてお聞かせください。

木村氏：これまで月二回ペースでのアップデートを行ってきているので、ユーザーさんには喜んでいただいていると思いますが、バランス調整などで意見をいただくこともあり、そこはしっかりと受け止めてやっていきたいと思っています。どうしても時間が掛かってしまうものもありますが、アップデートのたびに仕様変更やバランス部分も気にしていただけると嬉しいです。

また、今後はバランスや仕様変更に関して、事前に「こういったことを考えています」ということをお伝えしていきたいと思っています。今はアップデートの直前や当日になってしまうことが多いのですが、我々は三カ月後、半年後を見て計画していることもありますので、そういった情報を事前に出していくべきだと思っていますので、今後もご期待ください。

酒井氏：この10月に「必滅の呼び声」というアップデートにより、サブクラスやレベルキャップの解放を行いました。11月には、新たに遺跡フィールドが入る「歴史を壊すもの」というアップデートを控えています。

さらに年末に向けては、第一のクライマックス的なものが、オラクルの世界にも訪れるのではないかと思っています。まだ詳しいことは言えないのですが、こちらも楽しみにしていただきたいと思います。スマートフォン版の「PSO2 es」やPS Vita版に向けても進化してきますので、今後も楽しみにお待ちください。