【韓国】「ネイビーフィールド2」艦隊戦でオンラインゲームの世界市場を狙うSD EnterNet

ドイツで行われたgamescom 2012で、10年ぶりの新作となる「ネイビーフィールド2」を公開したSD EnterNETのギム・ハクヨン代表がNexon Europeの共同記者発表会を通じ、今後のサービスの内容を明らかにした。

ギム・ハクヨン代表
ギム・ハクヨン代表

――前作「ネイビーフィールド」から長い期間があきましたが?

ギム・ハクヨン氏:2000年に会社を設立して13年になります。10年間サービスしているのは、「ネイビーフィールド」だけです。「ネイビーフィールド」は、中国、韓国、香港などなど多くの国でサービスされており、「ネイビーフィールド2」では、ネクソンと協力することで、世界市場を狙うことができると期待しています。

――最近、ヨーロッパで海上戦や飛行機シューティングゲームジャンルが関心を集めているようですが?

ギム・ハクヨン氏:Wargaming.netが「World of Tanks」のサービスを通して、関連市場を開拓しました。Wargaming.netは、「World of Warships」を開発しており、私たちも遅れをとらないよう準備しています。

――Wargaming.net CEO ヴィクトル・キスリイ氏が直接「ネイビーフィールド」から着想を得たと明らかにしたというが。

ギム・ハクヨン氏:ロシアでパッケージゲームに関連した業務を行った際に、私たちのゲームに着想を得て、オンライン要素を取り入れたゲームに成功したと聞いています。

しかし、我々が開発している「ネイビーフィールド2」と「World of Warships」は異なります。前作同様、戦略性の強いゲームであることに加え、Wargaming.netが作っているゲームは、FPSに近いゲーム性を持っているからです。二つのゲームは、それぞれのスタイルを持っており、さまざまな楽しみがあると思います。

――ゲームの世界観はどのように設定していますか?

ギム・ハクヨン氏:基本的な部分は、前作と似ています。おそらく、私たちは全世界で第二次世界大戦の資料をもっとも多く保有しているのではないかと思います。10年以上集めてきており、設計図だけ残っている船の資料がとても多くあります。

――欧州市場での印象はどうですか?

ギム・ハクヨン氏:2007年に欧州市場に進出した時には初期段階だったが、今は成熟段階に差しかかっています。市場も成長しました。当時は、ロシアとドイツのみの進出でしたが、今回はNexon Europeの支援を受け、ほかの地域へも進出していきます。

――要求仕様が高いようです。また、対象年齢はありますか?

ギム・ハクヨン氏:「ネイビーフィールド2」は、開発を始めた当初から、この程度の仕様になると想定していました。より低スペックのPCでもプレイが可能になるよう最適化作業を進行中です。1~2ヶ月ほどで適用したいと考えています。

前作では、小学生から60代の方まで、幅広い年齢のプレイヤーがいたこともあり、すべてのプレイヤーが簡単に遊べるように開発しています。

――e-sportsの計画はないのか?

ギム・ハクヨン氏:まだ本格的に論議したことはありません。ただ前作が艦隊戦という独特のコンセプトのため、3年間e-sportsゲーム大会の正式種目に採択されました。Nexon EuropeやNexon本社と話し合い、e-sportsに挑戦する可能性もあります。

10年ぶりの新作であるだけに出席した記者らの関心も熱かった

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