聴きどころはガヤでのフリートーク!?「エミル・クロニクル・オンライン 7thアニバーサリードラマCD」の出演キャスト竹内幸輔さん、原田ひとみさんらにインタビュー!

ブロッコリーは、「エミル・クロニクル・オンライン 7thアニバーサリードラマCD」を2012年8月8日に発売する。今回、そのドラマCDに出演する竹内幸輔さん、原田ひとみさん、植田佳奈さん、桜川めぐさんの4人に収録を終えての感想などを伺ったので、その模様をお届けする。

本ドラマCDは、ガンホー・オンライン・エンターテイメントが運営するPCオンラインゲーム「エミル・クロニクル・オンライン(以下、「ECO」)」のサービス7周年を記念したもの。創芸社クリア文庫より2012年7月に発売が予定されているライトノベルと連動した内容となっている。

今回、ドラマCDの収録を終えたばかりのソイト役・竹内さん、高之目絵理とアイリス役・原田さん、耶乙女ちなつ役・植田さん、ティティル役・桜川さんに、本作の聴きどころなどを伺うことができたので、その内容をお伝えする。

生粋の「ECO」プレイヤーでもある声優陣へのインタビューをお届け!

――収録を終えての感想をお聞かせください。

竹内さん:「ECO」のお仕事でやりたかった、念願のイケメンキャラを演じることができてすごく気分がいいです!自分でもドップリ遊んでいる大好きな「ECO」の中で、カッコいいキャラクターの役をいつかやりたいと思っていたので、非常に満足しております。

原田さん:私は今回一人二役で、私と私が戦っているような状況がありました。一人はDEMという種族の子で、機械的な子かなと思っていたんですが、色々と表情を付けさせていただきました。もう一人の子、高之目絵理ちゃんは、大人しめな隠れ美少女という設定で、こういった子は初めてかもって思いながら楽しんで演じさせていただきました。

植田さん:実は「ECO」に関わらせていただくのはすごく久しぶりなんですが、ドラマCDのお話をいただいたときに、「ECO」立ち上げの時にやっていた「僕が君の盾になる。そして君が僕の…」というフレーズを思い出しました。そのおかげで、今回のドラマCDの役は初めて演じるキャラクターだったんですが、世界観や雰囲気が懐かしいなと思いながら演じさせていただきました。

桜川さん:今回のドラマCDでは、ティティルという天使の役をやらせていただきました。「ECO」ではティタという天使のキャラクターイメージソングを歌わせていただいていたので、すごく縁が感じられて嬉しいですし、最初に歌わせていただいたティタの存在が今の私にも繋がっていると思うので、またこうして「ECO」に関われてすごく嬉しいです。

――ドラマCDの聴きどころを教えて下さい。

竹内さん:僕は自分の事が大好きなので自分の所になっちゃうんですが…(笑)、僕が演じさせていただいたソイト君は、耶乙女ちなつちゃんという女の子がゲーム内でプレイしているキャラクターです。普段はちょっと子供っぽかったりワガママなところがあるんですが、彼女に調教されているので、ちなつちゃんが「こうしてほしい!」と願望を抱いている場面で、カッコいいキャラクターになりきってみせるといったことがあります。

自分の理想の男性を演じるような、まさにロールプレイな遊び方をしているプレイヤーの方って意外と多いと思いますし、そこはすごく演じがいがあって…気持ちよかったです!そういったキャラクターの切り替えなどを聞いてくれれば嬉しいなと思います。

原田さん:私も今竹ちゃん(竹内さん)の話を聞いていて、自分のキャラクターと喋ることができたらすごいことだぞ!と思ったんです。ただ、私がプレイしているキャラクターは、最初に作ったエミルの子は普通にしているんですが、セカンド、サードとキャラクターを作っていくごとに、どんどんその子たちがおかしな方向に進んでいって…

竹内さん:おかしいなんてもんじゃない!全裸にふんどしだけみたいなキャラクターが何人かいますからね(笑)。

原田さん:だから自分のキャラと喋るとなると、私の場合、全裸に近い格好で草原を「ピャー!」とか言いながら走っているので…自分が使っているキャラクターだったら大変なことになるぞと思ったんですが(笑)、ちなつちゃんという心がイケメンな百合っ子でよかったなと思いました。でも、私も男の子のキャラクターでプレイしている時は、一人称は僕って言いますし、女の子には優しくしますし、困っている人のところにアイテムを置いていくような、ちなつちゃんのようなプレイをしていたので、彼女の気持ちも分かりますね。

植田さん:普段みなさんがよく見知っているキャラクターたちが動くっていうのが聴きどころだと思います。収録のときには聞けていなかったんですが、SEやBGMは「ECO」のものが使われるみたいなので、馴染みやすいというか、聞き覚えのある曲が流れてくると思いますし、実際にプレイしている方にも楽しんでもらえると思います。

桜川さん:私が演じたティティルちゃんは、ちょっと頼りないけど一生懸命頑張っているシーンがあったり、原田さん演じる絵理ちゃんからパンツを見られるところが…。

原田さん:あるある。「ECO」あるあるだね!

竹内さん:「ECO」あるあるじゃなくて原田あるあるだろ(笑)。

桜川さん:原田さんあるあるか分からないですけど(笑)、あとは女子更衣室のシーンでガヤをやったんですが、そのガヤで原田さんと掛け合いのフリートークをしていたら「おーい!」って言いながら、リアルにおっぱいをポーン!ってされたんですよ。

原田さん:リアリティ、リアリティ!

竹内さん:聴きどころ一個追加していいですか?女子更衣室のシーンはさすがに僕は男声だから入ってしまうとよくないので横で聞いていたんですが、女子5人で収録していて、内容が非常に生々しいんですよ。編集でどうなっているのか分からないですが(笑)、そこで耳をそばだてていただければと思います。

――一番気になったキャラクターを教えてください。

竹内さん:このドラマCDの続編がでるとか分からないですし、まだ原作のライトノベルの方も読めていないのですが、やっぱりアイリスは気になりますよね。ただの悪役じゃないような気がするんです。それから、絵理ちゃんとの会話にしか出てこない、ライトノベル版の主人公、クモトリ君も気になりますね。正直なところを言うと、ドラマCDの続編がでて、ライトノベル版の主人公の役が僕にこないかなと思っています。ちなつちゃんがクモトリ君のことを「こんな冴えない男と?」と言っていましたし、冴えない男ならすごい自信があります!

一同:(笑)

原田さん:私は、自分が演じたアイリスと絵理ちゃんが戦うということもあり、「一緒の声じゃん!」とならないように、いかに声を変えようかという、声優として基本的なところから気にしつつやらせていただきました。でも、演じるうえで自由にやらせていただいたので、すごくやりやすかったと言いますか、「アイリスはこうなんです」といった固定観念を取っ払ってやろうと思ったので、「この子はどういう子なんだろう」とはすごく気になっていました。ただ、私が今一番気になるのはティティルちゃんかな。

実は収録の時に、思わず「ティティエル」って何回か名前を言い間違えてるんです。というのも、実際に私が天使の同じようなキャラクターを作っていたからなんですよ。名前もすごく似ていたので、「あれ、私の私生活が覗き見られてる!?運営さん!?」って思ったぐらいリアリティがあって、ティティルちゃんは自分の子になっちゃってるですね。なので「あー、分かる!」と思いながら収録していたので、絵理ちゃんもペロペロしていたティティルちゃんが気になります!

植田さん:私はそうですね、やっぱりソイトかな。自分が使ってるキャラクターだっていう設定なのもあるんですが、過去のドラマCDにいたエミル君みたいな正統派な勇者っぽいキャラクターなので、懐かしさも相まってすごくいいなと思いましたね。

桜川さん:私はちなつちゃんですね。設定よりも先に台本を読ませていただいたんですが、ちなつちゃんが好きな絵理ちゃんは後輩なのに、絵理ちゃんのことをお姉さまって呼んでいるので、新しいキャラクターだなと思いました。台本を読んでいくうちにお姉さまと呼ぶ理由は分かるんですが、こんなぶっ飛びキャラが一人いてもいいかなと思って、収録を見ているのも楽しかったです。

――今回のドラマCDは「ECO」7周年を記念したものですが、みなさんの「ECO」の思い出をお聞かせください。

竹内さん:僕は「ECO」に関わって何年目ですかね、5年目ぐらいかなあ…。その間に「ECO」の課金額が100万円を超えてしまって、そこから数えるのをやめたんですけど(笑)、それぐらいハマっていたのでゲーム内でもそうですし、友達が多くなりすぎて「ECO」の中の友達とキャンプやお花見に行ったりするんですよ。

今回の収録の2日前には、まさに「ECO」でできた友達の結婚式に行ってきました。僕が知っているだけで「ECO」プレイヤー同士で出会って結婚した人がもう4組目ぐらいなので、お世辞抜きで、こんなハートフルな世界だからそういったものが芽生えるのかなという思いがあって…僕も結婚したいです!

一同:(笑)

原田さん:思い出はありすぎて…さっきも「君に憑依!」のポーズを佳奈さんとやっていたなと思い出していました。私が本格的に声優活動をやらせていただく前、初めてゲームに関わらせていただいたのが「ECO」ですし、ラジオにも出させていただいたので、すごく感慨深いものがありますね。なのでどれが思い出というよりも、全部が思い出だなって感じです。

植田さん:「ECO」の思い出と言いますか、一番最初にインターネットテレビをやらせてもらったんですけど、7年前にインターネットテレビをやるっていうのは業界でもすごく画期的で珍しいことでした。今でこそ誰でも簡単に配信できるようになりましたが、その時は本当にすごかったんですよね。しかも生放送で毎週やっていて、インターネットテレビの走りだったっていうのもあるんですけど、台本がほとんどなくて…

竹内さん:植田さん、今もほぼないですよ!

植田さん:一緒か(笑)。タイムキーパーも本人たちがやっていて…

竹内さん:植田さん、今もそうですよ!

植田さん:資料は直前にスタジオでもらうっていう…

竹内さん:植田さん、以下略(笑)。

一同:(笑)

植田さん:そんな風に、みんな本当に手さぐりしながら作っていたイメージがあって、今はたくさん映像にも出させてもらうようになりましたけど、あの経験がすごく基礎になって今のスキルに活かされているって考えると、「ECO」にはお世話になりっぱなしだなって思いますね。ゲームを遊ぶときは、ひとみちゃん(原田さん)となかなかスケジュールが合わなくて、私は自分でパソコン2台とアカウント3つ使って、一人で冒険に行くっていうことをやっていたりもしました(笑)。

原田さん:インターネットラジオもゲームも、最初にやったのが佳奈さんと一緒だったから、それを見て「こういうのが普通なんだ」って思いましたね(笑)。

竹内さん:一人で3PCって…最初のプレイのレベルが高すぎるわ(笑)。

桜川さん:私も原田さんからアドバイスをいただいたときに、「2つでやるとすごい楽だよ」って教えてもらいました。

竹内さん:それ本来の遊び方じゃないからね?(笑)

植田さん:「ラグナロク オンライン」の頃から、一人でタゲ(ターゲット)決めて、ヒールかけてっていうのをやっていたので(笑)。でも今思うと、キーボード操作だからできたんですよね。ゲームパッドだったら難しかったかなって思います。

桜川さん:みなさん壮大なことを仰っていていいことが思い浮かばなかったんですが、思い出と言ったら、最近「ECO」の中でアルマイベントという母の日イベントがあるんですよ。ゲーム内のキャラクターがお母さんと喧嘩して家出しちゃって、母の日にカーネーションを渡しておうちに帰るっていうお話なんですけど、それにすごく感動して、人生で初めて母の日にカーネーションを贈ったんです。そうしたら「かーちゃんは感動した!」って電話をくれて、日常にも「ECO」が関わって、私まで、桜川家までハートフルになったので、「『ECO』ありがとう!」と思いました。

――今回のドラマCDで演じたキャラクターとご自身の共通点や相違点をお聞かせください。

竹内さん:僕が演じさせていただいたソイト君は、子供っぽくてワガママで甘えん坊なんですが、ちなつちゃんの理想のキャラクターをゲーム内では演じ“させられて”います。普段僕はすごいダメなんですが、でも見栄っ張りでカッコよく見られたいので、女の子が多いと仕事でもないのにちょっといい声で喋っちゃうし、そういうところが似ていると思います。スイッチが入るタイミングは違うんですが、自分でも「こういうところあるよなあ…」って思いながら演じていて、すごく楽しかったです。

原田さん:絵理ちゃんはですね、昔の自分に似ているかなと思いました。人見知りであんまりグイグイ行けるタイプではなかったので、「ECO放送局」が始まった当初も、佳奈さんの後ろに隠れてチラチラッっと様子を窺うような感じでした。でも絵理ちゃんって中身が結構変態で(笑)、覚醒前の原田みたいな、自分を出していない頃の私に似ている感じがしました。

アイリスも私のSっぽいところが似てるかもしれないですね。今回は女の子に対してでしたけれど、ラースを放つとか、私が大体竹ちゃんにやっているのと同じようなことをしていたので、すごい似ているなって思いながら演じていました。

竹内さん:ゲーム内でもゲーム外でもそうだよね。みなさん、歯茎にわさびを塗られたことがありますか?私は、あります!

一同:(笑)

植田さん:ちなつちゃんは絵理ちゃんと真逆でして、自分の欲望にすごく忠実で、一直線でとりあえずテンションの高い女の子でしたね。私自身は普段はそんなにテンションが高い方じゃないですが、色んな現場などでお姉さまたちに遊んでもらうことが多いので、その辺りはちょっと似ているかもしれないですね。

桜川さん:先ほどティタのイメージCDを歌わせていただいたお話をさせていただいたんですけど、今回のドラマCDに出てくるティティルちゃんもティタと容姿が似ているですね。それで、私がなぜ今ロングヘアーにしているのかと言いますと、実はティタになりたいからなんですよ!

ティタの曲を歌わせていただいた頃はショートヘアーだったと思うんですけど、ティタに近づきたいと思って、それからずっと伸ばし続けてきました。ティタの姿が私のなりたい姿なんですが、髪型だけでも若干似てきたかなって思っています(笑)。あと、キャラ設定にもあるんですが、空回りしがちで騙されやすい部分は似ているので、騙されないように頑張っていきたいと思います(笑)。

――最後にファンの皆さんへ一言お願いします。

竹内さん:いつもゲーム内で遊んでくれてありがとうございます。最近は「Zinnia」だけじゃなくて「Freesia」も「Clover」も「Lupinus」も全部のワールドに友達ができました。僕は「ECO」内でもリアルでも、友達が多い男ってメチャメチャカッコいいと思うんですよ。なので、これからも「ECO」内でいろんな人と仲良くなって、みんなに好かれるいい男になっていきたいと思います。また遊んでください!

原田さん:「いつもあなたのそばに」っていうフレーズがありますが、私も内緒のキャラクターでよく遊んでいたりするので、きっと知らないうちにみなさんと会話を交わしていることがあると思います。オープンチャットでも平気で話しかけちゃうタイプなので、実は会話したことがある人はいっぱいいると思いますが、これからもよろしくお願いいたします。

植田さん:ガンホーさんのゲームは、私のゲーマーとしての人生を覚醒させたというか、ゲーマーの植田佳奈を作ったといっても過言ではないぐらい、私の人生に影響を与えたゲームです。今回のドラマCDでその世界に帰ってきて、懐かしいな、戻りたいなって気分が沸いてきたので、久しぶりにログインしてみたくなりました。画面上では分からないと思いますが、仲良くしてもらえればいいなと思います。ドラマCDも楽しんでください。

桜川さん:「ECO」初心者ということでやらせていただいてきましたが、1年も過ぎると初心者とは言えないかなと思いつつあるんですけど、みなさんと比べるとまだまだひよっこユーザーです。行き詰まってしまうと、ゲーム内で大勢の人たちが集まっているところで「今こういう状況なんだけど誰か助けて!」と叫ぶんですが、今のところ百発百中で助けてもらっていて、毎回ハートフルないいゲームだなって思っています。でも、実はまだ一度も話しかけられたことがないので、話しかけていただけたら嬉しいです。見た瞬間、桜川だってわかるキャラで遊んでいますので是非!

(写真左から)竹内幸輔さん、原田ひとみさん、植田佳奈さん、桜川めぐさん
エミル・クロニクル・オンラインサービス終了

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