「クロスファイア」チャンピオンクランの座を賭けた「Cross Fire Championship 2012 Season2」決勝大会が開催、アップデート情報の公開も

5月4日、ベルサール秋葉原で開催されている「第5回 秋葉原PCゲームフェスタ」にて、アラリオが運営する潜入型アクションFPS「クロスファイア」の公式大会、「Cross Fire Championship 2012 Season2」の決勝トーナメントが行われた。

本大会では、予選を勝ち抜いた4クランによるトーナメントを実施。優勝したチームと前回大会の覇者「HollowMellow(ホローメロー)」がチャレンジマッチを行い、これに勝利したクランがチャンピオンとなる。

ルールは前回大会と同じ、5ラウンド先取の攻守交代制ルールで、準決勝と決勝は1マップで勝負を決める1回戦制。チャレンジマッチのみ、3マップ中2マップ先取で勝利となる3回戦制となっている。

アラリオ株式会社 宣伝チーム デザインチームの
シニアマネージャー・花盛隆一氏が開会の挨拶を行った。
クロスファイアのプレイヤーとして世界大会出場の経験を持つ
yukishiro氏(左)とYamatoN氏が実況・解説を務めた。
開会式に前回チャンピオンのクラン「HollowMellow」が登場。優勝カップの返還を行った。

王者HollowMellowへの挑戦権を獲得したのは?

決勝トーナメントには「ばきゅ~ん東」、「LoverAble(ラバーエイブル)」、「spline(スプライン)」、「Infinity(インフィニティ)」の4クランが出場した。準決勝第1試合はばきゅ~ん東が1on2からの逆転を決めるなど、見事な戦いぶりを見せて7対1でLoverAbleに勝利。第2試合はsplineが個人技を活かした一気呵成の速攻でラウンドを取っていき、トータル8対2でInfinityを破った。

クラン「ばきゅ~ん東」 クラン「LoverAble」
クラン「spline」 クラン「Infinity」

かくして、決勝戦はばきゅ~ん東とsplineの間で行われることとなった。前半戦はSplineのスナイパー、sp.k1[4](ケーイチ)選手がチームをリード。初戦でいきなり4キルを決め、第3、第4ラウンドでも連続で3人を倒すなど、見事な立ち回りを見せた。このsp.k1[4]選手の活躍で波に乗ったsplineは第5、第6ラウンドも連取し、トータル5対1と圧倒的優位に立った。

後半戦、流れを変えたいばきゅ~ん東は、乗っているsp.k1[4]選手を速攻で倒して3on2と有利な展開に持ち込む。だが、Splineは残るふたりが互いにカバーしあう巧みな連係で逆転し、第7ラウンドを奪取。続く第8ラウンドも着実に取ったSplineが7対1で決勝を制し、チャレンジマッチ出場権を獲得したのだった。

スーパープレイが続出したチャレンジマッチ

トーナメントを勝ち抜いたSplineと現チャンピオンのHollowMellowとのチャレンジマッチは、スーパープレイが連続する大熱戦となった。最初のマップ「Eagle Eye」では、攻撃側のSplineが敵全員をヘッドショットで撃破するという素晴らしい立ち上がりで初戦を取ると、スナイパーふたりによる攻撃を軸に3ラウンドを連取。第4ラウンドでもsp.DahLIA[5](ダリア)選手が裏を取ってのヘッドショットで敵3人を一気に沈め、4連勝と勢いに乗った。

だが、HollowMellowも王者の意地を見せ、簡単にはペースを握らせない。第5、第6ラウンドを取り返すと、第7ラウンドもひとりが敵をおさえて、残るメンバーがその裏から挟み打ちにするという、きれいな連係攻撃を決めて奪取。結局、前半戦はSplineの5対3で終了となった。

後半戦もSpline をHollowMellow が追いかける展開となり、Splineの8対5で迎えた第14ラウンド。HollowMellowが2on1の状況に持ち込むが、最後に残ったSplineのsp.Axine[1](アクシン)選手が、わずかに見えた敵の頭を瞬時に撃ち抜くという高難度のヘッドショットを連続で決めて大逆転! この神技でリーチをかけたSplineが第15ラウンドも得意の速攻で勝利し、最初のマップを取った。

次のマップ「MINE」は、さらに展開の読めない混戦となった。まずはSplineが得意の速い展開に持ち込んで3ラウンドを連取。対するHollowMellowも、前に出て相手の速攻を抑える積極的な攻撃でラウンドを取り返し、スコアを3対3のイーブンに戻した。第7ラウンドはsp.k1[4]選手が1on2の状況から神技的なフリックショットを決めて逆転でSplineが奪取。第8、第9ラウンドはHollowMellowが終始優位に進めてきっちりと取り、HollowMellowの5対4で折り返しとなった。

後半戦に入っても互いにゆずらず、Splineがラウンドを取れば、HollowMellowが取り返すという互角の展開が続くが、HollowMellow の7対6で迎えた第14ラウンド。ここまで非常にいい動きを見せていたHM’ NoriseN(ノリセン)選手が1on2からのふたり抜きを決め、HollowMellowが8対6とリードを2差に広げる。あまりにも見事な逆転劇だっただけに、現王者が勢いに乗るかと思われた。

しかし、ここからSplineが怒涛の反撃を見せる。スタートと同時にラッシュを仕掛け、5人全員を残してのパーフェクトで第15ラウンドを圧勝したのだ。この戦いで余裕が生まれたのか、Splineは次のラウンドもゲット。続く第17ラウンドでもセンターから速攻をかけるという積極策で優位に立ったSplineは、粘るHollowMellowをそのまま押し切り、ついに勝利をおさめたのだった。

新チャンピオンとなったsplineのリーダーのsp.kasumi[3](カスミ)選手は「カバーをきっちりしよう、各々の仕事をちゃんとやろうと。基本ですけど、ただそれだけを徹底しました」と興奮気味にコメント。実況陣も「シンプルな速い攻めでHollowMellowの変則的な攻撃をおさえた見事な勝利」と、splineの戦いぶりを讃えた。優勝したsplineには賞金30万円のほか優勝カップ、チャンピオンユニフォーム、各種ゲーム内アイテムなどが贈呈。大会のMVPには要所で試合の流れを変える活躍を見せたsp.k1[4]選手が選ばれた。

優勝したクラン「sprine」とMVPに輝いたsp.k1[4]選手。

最新アップデート情報も公開

大会の合間に発表された最新アップデート情報も紹介しておこう。まず、新たに4種類の武器が追加される。ロシア製小型ライフルの「9A-91」と近接用ナイフを装着したアメリカ製散弾銃の「Remington870-Knife」は5月9日、イギリス製の短機関銃「Sterling」は5月23日、ポーランド製のアサルトライフル「Tantal Wz.88」は6月13日 に実装となる予定だ。

人気モード「ゴーストマッチ」の公式オンライン大会「Cross Fire Ghost Challenge 2012」の開催も発表された。エントリー期間は5月23~30日で、決勝戦は6月23、24日に行われる予定。また、まもなく「クロスファイア」のID数が100万を突破することから、5月16日より記念キャンペーンが開始される。期間中は取得経験値&GPが100%アップし、アイテムも毎日プレゼントされるとのことだ。

会場内では当日限定販売のリアルガチャや試遊台を使ったミニチームデスマッチ大会、永久武器が当たる射的コーナーなどの催しも行われていた。

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