ペーパーマン、「PMフェス2012 -春まつり-」開催!アップデート情報や「Fate/Zero」とのコラボ発表、檜山修之さんと又吉愛さんによる生アフレコも

4月28日、ゲームポットは東京・秋葉原UDX 2Fのアキバ・スクエアにて、オンラインFPS「ペーパーマン」のオフラインイベント「PMフェス2012 -春まつり-」を開催した。

175クランが出場したクラントーナメントの決勝戦をはじめ、声優陣によるトークショー、アップデート情報の公開など、さまざまな催しが実施された本イベントの内容を紹介していこう。

人気声優の檜山修之さん、又吉愛さんが生アフレコを披露

声優陣によるミニドラマ&ゲストトークには、ガイ役の檜山修之さんとアルル役の又吉愛さんが出演。ガイとアルルがPMフェスの決勝戦に出場するというストーリーの生アフレコが行われ、檜山さんと又吉さんがそれぞれのキャラクターを熱演した。

トークショーでは、さまざまなテーマについてトークを展開。「自分が腹黒いなと思うときは?」という質問では、腹黒いアルル演じる又吉さんに「だからお前がキャスティングされたのか」などと檜山さんが意地の悪いツッコミをしまくり会場を沸かせた。

そんな檜山さんは「自分の性格が悪いなという自覚はあります」と語る一方、「でも、そのことを隠していないですから、その意味では腹黒くないですね」と自己分析してみせた。また、「今、熱中している趣味」について聞かれ、檜山さんは「デパートの物産展めぐり。特に北海道物産展の海産物はお酒のつまみになるので最高です」と解答。「昔から懸賞が好きで、今もネット懸賞にちょくちょく応募しています」と答えた又吉さんは「今一番当てたいのは車」と欲張りな願望を語り、観客の笑いを誘った。

檜山修之さん 又吉愛さん

シングルモードの内容やコラボ情報などが公開

ペーパーマン運営チーム プロデューサーの関芳樹氏
ペーパーマン運営チーム プロデューサーの関芳樹氏

ペーパーマン運営チームの関芳樹プロデューサーによる今後の展開の発表も行われた。まず、以前から告知されていた「オークションシステム」、「スイッチウェポン」、「アイテムギミック」の実装が、システムやアップデートプランなどの調整のため延期となったことが明らかにされた。ただ、実装自体が中止になったわけではなく、調整終了後には公開テストを実施するとのことなので続報を待ちたいところだ。

続いて、さまざまなアップデートやコラボレーション情報が公開された。それぞれの詳細は以下のとおりだ。

キャラクターの能力調整

リカ、サイラスの防御力と移動速度が大幅に低下し、ガイ、ドットン、テリシア、アルル、フッド、ヴァンは防御力がアップされる。特にヴァンはかなりの強化になっており、これについて関氏は「(ヴァンは)今までほかのケモノに比べて多少弱かったので、基準を合わせるために大幅修正しました」と理由を語った。また、キャラクターの能力は今回で確定というわけではなく、今後もファンの意見を聞きながら調整に取り組んでいくとのことだ。

チート対策

詳細を公開してしまうと対応されてしまうため内容は明かされなかったが、長期的にチート対策に取り組んでいけるよう運営チーム全体で動いているとのことで、「安心して遊べる環境を作るために頑張っていきます」(関)と語るなど、対策強化への強い意気込みがうかがえた。

シングルモード

5月9日より実装される「シングルモード」のスクリーンショットが公開。画面の右下に「FEVER」というゲージがあったり、メイン武器のスロットが3つだったりと、通常のマルチプレイとは異なるユーザーインターフェイスになっていることが明らかになった。

さらに、使用できる弾数が無限であることや敵の攻撃を一定時間ガードできるバリアなどが使えることも判明。スコアを競うランキングやFPSが苦手な人に向けた簡単なモード「イージープレイ」なども用意されているとのことで、いろいろな楽しみ方ができそうだ。

通常のモードにはない「COMBO」という単語も確認できる。 この6角形の光のマスが敵の攻撃を防ぐバリアだ。
画面中央の大きなランチャーを持っているキャラクターが
ステージのボス。
スコアはヘッドショットやクリティカルの成功数で
変わってくるとのこと。

コラボレーション情報

すでに公開されているが、6月7日発売予定のPlayStation Vita向けソフト「ハローキティといっしょ!ブロッククラッシュV」に、「ペーパーマン」のコラボステージが登場することを改めて紹介。「ハローキティといっしょ!」のキャラクターにちなんだアイテムが、「ペーパーマン」に登場することも発表された。

さらに、現在絶賛放映中の人気アニメ「Fate/Zero」とのコラボレーションが発表! 詳細はまだ言えないが、「Fate/Zero」にちなんだいろいろなアイテムの実装やイベントの実施などを予定しているとのことだ。

人気アニメとのコラボにファンは狂喜。この日一番の盛り上がりを見せた。

白熱のクラントーナメント、エキシビションマッチは思わぬ激戦に

クラントーナメント決勝戦にはオンライン予選を勝ち抜いた「NoName(ノーネーム)」と「Love(ラブ)」の2クランが出場した。対戦形式は5対5による3セットマッチで、5ラウンドを先取すると1セット獲得となる。使用するモードは「爆破ミッション」で、これは爆破側と防衛側に分かれて戦い、爆破側は爆弾を設置して目標地点を爆破すれば勝利。防衛側は目標を爆破させずに時間終了まで守りきれば勝ちというものだ。

1セット目のマップは「ピラミッド」。NoNameの先攻でバトルが開始された。序盤は互いに取ったら取り返す互角の展開で、互いに2ラウンドずつ獲得してスコアは2対2となる。しかし、ここからNoNameが怒涛のラッシュ。3ラウンドを立て続けに取り、トータル5対2でNoNameが1セット目を奪取した。

2セット目も、まずNoNameが3ラウンドを連取して序盤で圧倒的優位に立つ。どうにか、4ラウンド目と6ラウンド目を取ったLoveだったが反撃もここまで。NoNameの優勢をくつがえすことはできず、2セット目も5対2で勝利したNoNameが優勝の栄誉に輝いた。優勝したNoNameにはネットキャッシュ10万円分と豪華賞品が贈呈。準優勝のLoveにもネットキャッシュ5万円と記念の商品が贈られた。

ゲストの檜山さんと又吉さんがプレゼンターをつとめた。
優勝したクラン「NoName」 準優勝のクラン「Love」

決勝戦のあと、優勝したNoNameと「PaperMan Championship」で2連覇中の強豪クラン「Karma(カルマ)」とのエキシビションマッチも実施された。試合前にKarmaの代表者は「そろそろオフラインで敗北を知りたいですね」と強気のコメント。対するNoNameの代表者も「飛び抜けて上手いクランやけど、そろそろ勝っておこうかな」と闘志を燃やした。

試合のほうは決勝戦以上の白熱した展開となった。1ラウンド目はNoNameが勝利するが、2、3ラウンド目はKarmが見事な戦いぶりで連取。続く、4ラウンド目はNoNameが取るも、Karmaが5ラウンド目を圧勝してペースを握ったかに見えた。しかし、ここからNoName が見事な戦いぶりを見せて3ラウンドを立て続けに奪取。見事な逆転劇で強豪Karmaに勝利した。終盤のラウンドはいずれもかなり際どい内容で、どちらが勝つか分からないスリリングな展開と不敗の強豪が敗れる波乱に会場は大盛り上がりとなった。

強豪として知られるクラン「Karma」 一進一退の手に汗握る攻防が続出。

そのほか、来場者が参加しての○×クイズや来場者と運営チームとのバトルマッチなどの催しも実施。最後に豪華賞品が当たるおなじみのじゃんけん大会が行われ、熱狂に包まれたままイベントは終了となった。

主催者発表によると来場者は1500名。子どものファンが多いのか、小・中学生の姿が目立った。
射的や紐釣りといった祭りを模したユニークなアトラクションも用意されていた。
物販コーナーも大人気で、昼過ぎの段階ですでに売り切れるアイテムが続出していた。
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