10周年プロジェクトやサーバー統合を発表！「ラグナロクオンライン」ROad to the 10th Anniversaryを開催

ガンホー・オンライン・エンターテイメントは、本日、東京・秋葉原 UDXシアターにて、「ラグナロクオンライン」10周年プロジェクト発表会「ROad to the 10th Anniversary」を開催した。

本イベントは、「ラグナロクオンライン」が今年10周年を迎えることを記念して行われる様々な企画やキャンペーンを発表するもの。10周年プロジェクトやサーバー統合といった発表情報をレポートしよう。

越智政人氏

冒頭取締役常務執行役員オンライン本部上席本部長越智政人氏が登壇し「これから更に10年、20年とラグナロクオンラインを楽しんでいただけるよう気持ちを込めて施策発表を行います」と挨拶した。

続いて、オンライン本部第1パブリッシング部第1企画課課長代理千葉亮一氏、同主任中村聡伸氏より、10周年プロジェクト発表が行われた。



中村聡伸氏、千葉亮一氏	執行役員オンライン本部長飯野平氏

10周年プロジェクト発表

10周年記念ポリンカー

公式デコレーションカーとして、10周年記念ポリンカーを発表。都内だけではなく地方にもポリンカーで駆けつけ、イベントを行いたい考えから生まれたそうだ。まずは、4月30日にディファ有明で行われるファン感謝祭2012で公開予定。

ワールド対抗戦2012

昨年も実施されたワールド対抗戦。2012年は、1st Season（5月～7月）、2nd Season（9月～11月）の2回行われる。

10周年記念豪華イラスト

アップデートなどにあわせて、豪華イラストが公開される。第1弾は、「マラン島アップデートイメージイラスト」で、ギルドマスターズなどでも活躍中のイラストレーターもりのほんさんが描いている。

今後、「ワールド対抗戦2012」「上位忍者（影狼・朧）」「10周年イメージイラスト」などが公開される予定だ。なお、「マラン島アップデートイメージイラスト」のポスターが本日参加者へのおみやげとして配布された。今後のイラストについても、何らかの形で配布したいとのこと。

特大版イラストコンテスト

今までイベント会場で展示していたイラストだが、今回は、pixivで実施され、遠方の人でも楽しむことができる。

10周年記念アンソロジーコミック発売

10周年メモリアルブック

10年間の集大成となるメモリアルブックを作成。過去に公開された公式イラストに加え、描きおろしイラストなどを豊富に収録した大ボリュームになるそうだ。秋頃を目標に企画が進行中。

アクエリアンエイジとのコラボレーション

ラグナロクオンラインのキャラクターがトレーディングカードゲーム「アクエリアンエイジ」に登場する。今夏登場予定。

10周年記念パーティーイベント開催

10周年を迎える2012年12月1日に10周年記念パーティーイベントが開催される。コスプレやイラスト展示はもちろん、ライブなども企画されている。

ワールド統合

続いて、Urdrを除くワールドの統合実施が発表された。

統合の内容発表の前に、飯野氏は、ワールド統合に踏み切ったきっかけを明かした。飯野氏が2010年12月に行ったイベントで、ユーザーに対し「統合についてどうしたらいいか？」と質問したところ、ユーザーから「統合してほしい」という意見があり、「統合について真剣に考えるべきだろう」と思ったそうだ。そこから、情報収集し、スタッフと相談しながら考え、今後のラグナロクオンラインにとってプラスになると判断したことから今回の統合の決定に至ったという。

統合サーバー

現在、Urdrサーバーを除く24サーバーについて、2サーバーを1サーバー統合し、12サーバーとUrdrサーバーの構成にする。

統合対象となるサーバーは、過去に行われたマイグレーションでの組み合わせを採用。新しいワールドの名前については、未定としており、今までとは違う名前になるそうだ。公式ブログなどで、意見を集めたいとのことなので、良いアイデアがある人はチェックしてみよう。ただし、今後もワールドは追加していくそうなので、十二支などのように「12」という数字にこだわらないでほしい。

キャラクタースロット

今まで6スロットだったキャラクタースロットが12スロットに拡張される。統合対象となる両サーバーのスロットが全て埋まっていたとしても、キャラクターの削除は必要ない。

キャラクターの並び順については、変更できるシステムを開発中で、時期をみて導入していきたいとしている。

倉庫

両ワールドどちらの倉庫も使うことが可能になり、最大で1200アイテムとなる。両方の倉庫を同時に開くことはできないそうなので、アイテムの移動には、一度キャラクターに持たせる必要がある。

両方の倉庫が使える期間は限定としている。最低でも1年間は利用できるそうなので、期間内に整理しておこう。なお、倉庫拡張の永続運用についても技術的な検討を行なっているそうだ。

キャラクターネーム

新ワールドでキャラクターネームが重複する場合は、キャラクターネームの後ろに「_ワールドイニシャル・数字」が付与される。

キャラクターネームは、上限23バイトとなっており、上限を超えてしまう場合は、一部文字が削られる。その場合、重複するネームが2キャラクター以上発生する場合があり、それを回避するために数字が付与されるそうだ。

キャラクターネームが重複してしまった場合は、キャラクターセレクト画面上で一度だけ好きなネームに変更することができる。該当キャラクターは、パーティーやギルドから脱退している必要があるので注意しよう。

ギルドマスターネーム

ギルドマスターがギルド情報を保持したままネームを変更する場合、運営チームによる手動対応が必要になる。

ギルドネーム

ギルドネームが重複する場合も、キャラクターネームと同様に「_ワールドイニシャル・数字」が付与される。この状態のギルドについても運営チームの手動対応が実施される。

各種ランキング

製造名声ランキング、製薬名声ランキング、テコンランキング、アリーナ等の記録については、リセットされる。

ワールド単位クエスト

「神器クエスト」など、ワールドごとに進行するクエストの進行状態は、初期状態になる。

ギルド砦

全てのギルド砦は、「所有者無し」でモンスターに占拠された初期状態となる。商業値は、初期値等については、検討中。

その他リセット項目

パーティー、フレンドリスト、ギルドエンブレム、ワープポータルのメモ、太陽と月と星の感情の登録マップなどについては、リセットされるため、再設定や再登録が必要になる。

維持される項目

重複が発生していない名前、各キャラクターの保持情報（ステータス、所持Zeny等）、現在地、結婚状態といった項目については、維持されるそうだ。

ワールド統合実施日

ワールド統合の実施日は、2012年4月中旬が予定されている。詳細なスケジュールについては、改めて発表されるそうなので、公式サイトをチェックするようにしよう。

未使用のゲームデータ削除

ワールド統合にあたって、2008年1月1日以降、ゲームログインが一度もないゲームアカウントに紐づくゲームデータは、ワールド統合実施前に削除されるそうだ。また、ワールドエクスチェンジサービスで保持していた元ワールドデータについても削除されるとのこと。

史上最大のカムバック大作戦

3月13日より2週間にわたって、大規模なカムバックキャンペーンが実施される。

RAGホーダイ

3月13日から3月26日までの期間、平日21時～22時、土日祝日18時～21時の時間帯に無料でログインできる施策。

1.5倍

1週目（3月13日～21日）は、モンスターを倒した時の経験値1.5倍。2週目（3月21日～27日）は、討伐クエスト報酬1.5倍。

その他

Q＆Aフォーラムに新カテゴリー「思い出のフレンド探し」が追加される。

ステータスリセットアイテム「マジカルウォッチ」が3月13日～3月27日の期間に発売される。使用期間は、3月13日～4月10日。

騎乗システムが2012年3月13日に実装される。

プランナーマル秘情報

続いて、オンライン本部第1パブリッシング部第1企画課長澤誠吾氏と満田　健太郎氏が登壇し、3月実装予定のアップデート情報を公開した。

「イズルード海底都市」の新アイテムとして「蛇蝎大全集［2］」が紹介された。

また、海底都市で集めた収集品を合成することで作成可能な「オンディースの槍［3］」を紹介、これ以外の武器や防具も作成することができる。スロットエンチャント品を使うと、合成の成功確率が高くなるそうだ。



画像にある防具は、4つの部位からなるシリーズ装備でセット効果もあるそうだ。

続いて、スロットエンチャント5thを発表、12種類のアイテムがスロットエンチャントの対象となる。C～S級に加え、特S級として、大型マジェスティックゴート［1］が登場する。特S級については、費用が高い分、成功率が高く設定されているそうだ。

スロットエンチャントは、公認ネットカフェで1週間の先行体験ができるそうだ。なお、手数料が半額となっている。なお、装備アイテムやスロットエンチャント、「マラン島」は、3月27日に実装される。

ラグナロクギルドマスターズ

最後に、オンライン本部第1パブリッシング部制作課課長廣瀬高志氏が登壇。「ラグナロクギルドマスターズ」の発表を行った。



廣瀬高志氏

ストーリークエストやラストダンジョンの開発近況などが発表された。ラグナロクオンライン本編にもラストダンジョンをコンテンツとして導入していきたいと語っていた。

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