タワー オブ アイオン、オフラインイベント「2.0アップデート記念パーティ」を開催、なんと11月30日にはEpisode2.1「黄金時代」が実装

エヌ・シー・ジャパンは、2010年10月23日、東京・恵比寿ガーデンホールにてオフラインイベント「エヌ・シー・ジャパンが行く!タワー オブ アイオン 2.0アップデート記念パーティ」を開催した。

本イベントは、2010年11月2日に実装する「タワー オブ アイオン」大型アップデート「Episode2.0 新世界」を記念して開催されたもので、今回の大型アップデートにふさわしく、特別なアトラクションやゲストで盛り上がった。

特に「Episode2.0 新世界」アップデート先行体験では、本イベントに参加したユーザーだけ特別に、「龍族」の支配する広大な地「龍界」を一足先に体験することができるということで、たくさんのユーザーが楽しんでいたようだ。

また、本イベントの司会・進行を務めるのは、白い羽を背負った天族MC「アオキ」氏と、黒い羽を背負った魔族MC「タナベ」氏が担当、長時間のイベントにも関わらず、最後まで高テンションで盛り上げてくれていた。

2.0アップデートカンファレンス「タワーオブカンファレンス」

NCSOFT海外開発チームのチームリーダー「イ・ジホ」氏は、動画と共にEpisode2.0アップデートを記念したEpisode2.0アップデートに関する各種情報や、Episode2.0アップデートの面白さや魅力などを紹介してくれた。

今回のアップデートによるキャラクターレベルキャップ解放と、龍界の解放が大きいポイントであり、ストーリーとしては、天族と魔族が龍族を攻撃するという新しい展開も魅力だと語った。

企画面では、コンテンツのつながりがバラバラだったところを今回のアップデートでは繋がりを強くし、特に「要塞戦」に力を入れたということ。中立地域への扉を開くことが重要となるようで、2つの城を占領し、相手の陣営にある2つの城も占領するとEpisode2.0での、最強のレイドボスに挑むことができると明かした。このボスを討伐すれば、最強の武器も入手できるそうだ。

また、ソロタイプのインスタンスダンジョンも紹介、このダンジョンでは獲得経験値も高く、報酬も豪華、さらに新しいペットも入手できるお得なダンジョンだ。さらにモンスターのAIも調整されている。

そして追加されたシステムとしては「空の高速道路」のような「風道」という移動ルートを実装している。この「風道」は出入りも自由、さらに高速で移動できるという便利な機能だ。

余談ではあるが、ロシアからブルドーザー型のキャラクターを作ってくれという要望の理由を聞いたところ、ロシアの大型アップデート前に、会社の横の工事現場のブルドーザーがケーブルを切断してしまい、アップデートが間に合わなかったというエピソードも「イ・ジホ」氏は話してくれた。

今回のEpisode2.0アップデートではユーザーからの声を元に調整されているものも多く、どんなレベル帯のユーザーもそれぞれに楽しみを見出せるようになっている。

2.0オフラインコミュニケーション「タワーオブミーティング」

このイベントは、日頃から公式掲示板などに書き込まれている要望や、イベント会場内に設けている投書箱に寄せられた質問に、NCSOFT「イ・ジホ」氏とNCJAPAN「ジャン・ションヨン」氏が答えていくスタイルのコミュニケーションセッションである。

勢力バランス状況と今後の対策

まずはじめに本作の勢力バランス状況と、各ワールド種族の人口比や今後の対策を紹介。各ワールドの要塞占領状況や今後の対策を細かく分かりやすく公開してくれた。劣勢状況にはさまざまなケースがあり、今後も継続した対策の検討と検証が必要とのこと。

開発サイドでは、劣勢バフなど一部の非合理的なシステムの改善、劣勢により失われたコンテンツを形を変えて提供する。また、運営サイドでは、現在の対策を検証し、種族ごとのプロモーションを強化、劣勢種族活性化の一環として移住サービスを提供する。

質疑応答

Q:スク水を実装してほしい

個人的には欲しいです(笑)。前向きに検討します。プロモーションも考えています。

Q:ドロップ率の悪さについて

以前ドロップ2倍のイベントを実施しましたが、その本来の目的はユーザー様の動向を調査するものでした。そのいいデータが取れましたので、今後ドロップ率は調整していきます。韓国ですでに2.1が実装されており、ドロップ率が上方修正されています。

Q:エプロンを実装してほしい

アートチームに相談して前向きに検討します。

Q:同族PvPを実装してほしい

開発のほうでも似たような提案がありました。しかし現在での優先度は低く、まだ開発する予定はありません。今後検討します。

Q:ディーバニオンクエストの成功率を上げてほしい

開発チームでもこのクエストの難しさは把握しています。しかし2.1アップデート以降では成功確率の上方修正をするかもしれません。

Q:見た目のかわいいアクセサリーが欲しい(ネコミミとか)

2.0アップデートでは、新しいものが追加されています。低レベル向けのインスタンスダンジョンにも実装しています。ペットについても今後、種類を増やしたり、能力を追加する予定です。

Q:3.0アップデート目指して頑張ってください。(他応援多数)

ありがとうございます。

Q:全アイテムの形状加工をしたい

現在、形状加工をできるアイテムを増やしている最中です。開発的な理由から形状加工できなアイテムもありますが、今後増やす予定です。

Q:いろんなイベントをやってほしい

日本オリジナルの企画でユーザー様と触れ合えるイベントを作っていきたいです。それぞれの国にあわせたイベントをやりたいですね。

Q:「タハバタ」をください

私も欲しいです(笑)。開発サイドはいい装備をもっていると思われがちですが、ぜんぜん貧困状態です。なので残念ですが差し上げられません。

Q:胸を揺らしてください

いい質問ですね(笑)。以前掲示板で要望をいただいて、真剣に協議しました。ですが全てを調整することが難しく、さらに開発の女性の方にどのようにアプローチするか悩みまして。今後に期待です。

Q:サブクラスが欲しい

検討する価値はもちろんあります。アイオンでは今のところはちょっと無理ですね。サブクラスを実装するには、開発初期段階で実装していかなくてならなかったので、現状は難しいです。

今後のビジョンと方向性

最後のまとめとして両氏は、ユーザーにより良いプレイ環境を提供するために、さまざまなチャンネルを通じた「ユーザーとの会話」や、現在ユーザーが楽しんでいること、プレイ上ハードルになっていることを把握し、さらに意見・要望をコンテンツや運営サービスとして、実現することを語った。

電撃発表!2.1Episodeは11月30日実装!

最後の最後にサプライズ発表されたことが多数!2.0Episodeの日本独自の仕様として、アイテムドロップ率アップ・再入場時間短縮・さらにクエスト経験値とギーナ報酬の増加、そして新ペット「キョォウ」の実装を発表した。

そしてちょっとフライングして公開された画像のあとに登場したのは、なんと「2.1Episode」の実装日が2010年11月30日の文字!2.0Episode実装を11月2日に控えているのに、その次のEpisodeまでも実装されるのである。サブタイトルは「黄金時代」、発表された画像のキャラクターの装備も金色に光っている。そのほかの詳細は残念ながら未発表だったので、ぜひ続報を楽しみに待っていよう。

イベントアトラクション1「種族対抗クイズバトル」

このイベントは、天族・魔族にそれぞれ分かれて難解なクイズに挑戦するアトラクションだ。クイズは4択形式で全5問出題され、各種族ごとに正解だと思う番号に挙手し、最終的にポイントの多かった種族の勝利となる。

出題された問題は、「案内標識に書かれている距離の単位で正しいのは?」「この魚は次のうちどれ?」という、画面を見ても全然わからない難易度の高いクイズまでさまざま。参加したユーザーは悩みながら回答し、勝利したのは天族に決まった。

イベントアトラクション2「爆走!マイロード6!!」

このアトラクションは、本作の「左の翼の影ID」をアレンジしたオリジナルインスタンスダンジョンで対決するもので、「天族1フォース」と「魔族1フォース」が別々のインスタンスダンジョンで「奥の6部屋の制圧」を目指すことが目標となる。

制限時間は30分間、先に6部屋を制圧した種族が勝利となる。途中の道にはありえないほどのトラップが仕掛けられており、容易に渡ることはできない。また、各部屋にもボスクラスのモンスターや、タハバタと呼ばれるレイドボスも鎮座していたのだ…が、猛者たちはそんなトラップやモンスターも物ともせず、あっという間に魔族が勝利を収めた。

イベントアトラクション3「会場限定プレートナンバーズ」

来場したユーザーが楽しみにしているプレゼントイベント「会場限定プレートナンバーズ」は、あらかじめ入場受付時に配布されたナンバー入りの入場チケットを使用した「くじ」イベント。

MCの2人がステージで番号の書かれたボールを引き、見事プレートナンバーと一致したユーザー1名に、なんと「100M」がプレゼントされたのだ。

イベントアトラクション4「The Tower of Battle スティクロEdition」

ゲームイベントの最後は、「スティールクロウ号」をアレンジした究極PvPゾーンで戦う勝負!天族1フォースと魔族1フォースが同じインスタンスダンジョン内で「敵対種族の全守護塔破壊」を目指す、まさに混戦必至の大会だ。

制限時間は30分間、もちろん先に「敵対種族の全守護塔破壊」を果たした種族が勝利となる。だがかなり開発陣も頭をひねって作ったというこのダンジョン、すんなり塔に辿り着けるわけもなく、敵味方関係なく170000ものダメージを与える大砲攻撃、それぞれの塔には強大な「守護神長」が守りを固めている。

ゲームがスタートすると、いきなり大混戦!とにかく一度にたくさんのスキルが発動し、めちゃくちゃな戦場に。しかし手強い守護神長を攻撃しながら、塔を目指し、最終的に塔の破壊数は、両種族共に8本!同点の場合はレギオンAPの多い種族の勝利となる。この大勝負を制したのは天族のユーザー達であった。おめでとう!

最終アトラクション「じゃんけんぎゃるん」

そして最後のアトラクションは、本イベントに声だけの出演をしていたギャルルン役の「丸山ゆう」さんとニャルルン役の「北原美和」さんが登場し、会場のユーザー全員とじゃんけんをして勝った人に豪華賞品が当たるというもの。もちろんじゃんけんの掛け声は「ギャルルンじゃんけん、じゃんけんニャルン!」だぞ~!

2.0アップデート先行体験コーナー

「Episode2.0 新世界」アップデート先行体験では、本イベントに参加したユーザーだけ特別に、「龍族」の支配する広大な地「龍界」を一足先に体験することができるということで、たくさんのユーザーが思う存分楽しんでいたようだ。

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