ネクソン、アメリカ法人が2009年度の成果及び戦略を発表、Subatomic Studioと新規プロジェクト契約発表

ネクソンのグループ会社であるNEXON America Inc.は、E3が開催される米国ロサンゼルスのWilshire Hotelで記者発表会を行い、ネクソンアメリカの成果と今後の戦略について発表した。

北米市場に進出してから、ネクソンアメリカは毎年順調に成長を続けており、昨年は約42億3000万円(4,526万ドル)の売上げを記録致しました。特に、ネクソンアメリカはビデオゲームが主流である北米ゲーム市場にアイテム課金制を最初に取り入れ、現地で1,000万ID数を確保するほどに現地でオンラインゲームブームをリードしています。

また、ネクソンアメリカはクレジットカード以外に決済手段がなかった北米市場において、少額決済システムを定着させました。 北米全国約4万の流通チャネルで販売される事で、アップル社の“itunes card”に引き続き、2番目に多く販売されるほど大きな反響を得ています。最近では、米国の通信社であるVerzionの携帯電話決済システムを新たに取り入れています。

マーケティング活動においては、最近流行しているツイッターやフェイスブック等のソーシャルネットワークメディアを積極的に取り入れ、より体系的なユーザー獲得は勿論、新規ユーザーの流入を積極的に誘導することができました。

一方、この日の発表でネクソンアメリカはiPhone用ゲームで発売が開始されて全世界的に高い人気を集めているField Runnersの開発会社であるSubatomic Studioと契約を締結し、今後、共同で新作プロジェクトを行う予定だと発表致しました。Subatomic Studioは去る 5月18日、ネクソンアメリカが主催したゲームアイディア公募展 「NEXON iNitiative」を通じて縁を結ぶようになりました。

Subatomic Studioの代表作であるField Runnersは、昨年サンフランシスコで開催されたゲーム開発者カンファレンス(GDC2009)でベストモバイルゲーム賞を受賞しているゲームです。

ネクソンアメリカのダニエル・キムCEOは、「ネクソンアメリカは今年一年、多様な新作発表を通じ、既存と比較して2倍に増加したラインナップを公開する予定です。

これと共に、SNS 機能を強化したポータルサイトの改善を行うことで、更に大きな跳躍を狙っています。今回のE3出品作である「マビノギ英雄伝(現地サービス名:Vindictus)」「ドラゴンネスト」「アラド戦記(現地サービス名:Dungeon Fighter Online)」のアクションゲームトリオが北米市場でオンラインゲームの底力を見せてくれるでしょう。」とコメント致しました。

ネクソングループは、今後もオンラインゲームのリーディングカンパニーとして、積極的にグローバル展開を拡大して参ります。

コメントを書く

この記事に関する意見や疑問などコメントを投稿してください。コメントポリシー

ゲームコラボ情報

おすすめオンラインゲーム情報

おすすめオンラインゲーム情報